萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

讃岐・阿波を走る! ~序~

2008年05月07日 | 自転車関連

<讃岐富士と愛車「氷川丸」>

 今回の自転車の旅は5月3日の晩に高松に入り、翌4日の朝から走り出し、6日昼に徳島市に着いて終了した。この旅の感想などを数回に渡ってレポートしようと思う。

◇走ったコース

・初日・・・高松市中心部から屋島を一回りして市内に戻り、国分寺、白峰寺(崇徳院御陵)、善通寺、西行庵跡を巡って琴平へ。走行距離95キロ。義経、西行、空海のゆかりの地を回る、歴史の旅でもあった。

・2日目・・・琴平を出て満濃池、猪ノ鼻峠、池田、祖谷口、祖谷渓、かずら橋、大歩危、小歩危、池田経由で撫養街道を通って「うだつの道」脇町へ。時折、雨降る中を140キロ走破。高低差もかなりあり。

・3日目・・・脇町の「ウダツの道」を見学してから、徳島へ。撫養街道と吉野川の土手沿いを併用で走る。走行距離はざっと45キロほど。自転車をたたんでパッキングしてから、昼間からやっている大衆酒場で時間調整。夕方の便で帰ってきた。

◇その他

・讃岐うどん・・・有名どころを計5軒足を運ぶが一軒は休みであった。3日の晩、宿に着くや、すぐ市街へ飛び出し、市内の「鶴丸」「こんぴらさん」でいただく。翌日は郊外の「がもう」によるが、休み。善通寺に行く途中で「長田inかのか」という釜揚げうどんの店による。5日は朝から「うどん やまうち」という映画「UDON」に出てくるような店によった。みなそれぞれに美味しかったが詳細は後日。

・クルマとの戦い・・・自転車の旅をするとどうしても避けられないのが、車道を走る際のクルマとの共存、というより“せめぎ合い”といったほうがいいかも。運転手からみれば「邪魔な奴」ぐらいに思って、クラクションならしたり、スレスレに走り去ったりしてくれるが、こちとらはヒヤヒヤだ。

また、クルマはやたらと多いのだが、歩いたり、自転車に乗っている人は非常に少ないのが気になる。しかも、大抵はご老人だ。青年、壮年の男女はクルマで、クルマを運転できる家族と一緒に住んでいない老人が杖やシルバーカーをたよって歩くか、ヨロヨロと自転車に乗って移動している。これはなにも、讃岐、阿波に限ったことではない。日本の地方どこに行っても見られる。社会的に見て、大変気になる現象だ。

とまあ、あれこれ感じたことがある。それらまぜこぜで明日以降レポートします。名づけて

「讃岐・阿波を走る!」

乞うご期待!

※「讃岐・阿波を走る!」を見られる方は以下をクリックしてください。

第一話「讃岐うどん」
第二話「屋島」
第三話「崇徳院」
第四話「白峰御陵」
第五話「善通寺へ」
第六話「善通寺」
第七話「西行庵」前編
コメント (2)
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