モンゴルの日本語教育機関

日本へ向けて、モンゴルの日本語教育事情、特に、教育機関について発信していきます。

モンゴルさくら中学校の日本人日本語教師求人情報

2005年06月23日 | 初等・中等教育
学校名 さくら中学校
担当者 D.Shinebayar
電話 976-99880904
メール dshinee@yahoo.com,sakura@mol.mn

質問1 皆さんの学校では、日本人の日本語教師が必要ですか。
はい

質問2 日本語教育能力検定試験の資格は必要ですか。
はい

質問3 日本語を教えた経験は必要ですか。
はい

質問4 モンゴル語を話す能力は必要ですか。
はい

質問5 書類選考だけで採用を決められますか。
はい(ただし、条件による)

質問6 日本人教師の本人に会ってみないと採用を決められませんか。
はい(ただし、条件による)

質問7 日本人教師に給料は出せますか。
はい

質問8 日本人教師にビザは出せますか。
はい

質問9 日本人教師に住居は用意できますか。
はい

質問10 日本人教師に往復の飛行機代は用意できますか。
いいえ

質問11 その他、どんな日本人に来てほしいですか。
年齢、性格など、ご自由にお書きください。

日本語が専門の人で、親切な人を望みます。

【モンゴル日本語教育振興協会よりコメント】
現在教えている先生はモンゴル語は多少話せるようですが、日本語教育能力検定試験はもっておらず、ここに来る前は経験もなかったそうです。ですから質問の2と3に関しては譲歩してくれる可能性はあります。ただし、ビザの問題で検定か420時間の養成講座などの何らかの公的な書類があると、かなり有利になると思います。モンゴル語の能力に関しても、校内に日本語の上手な先生がいらっしゃいますので、譲歩してくれる可能性は高いです。それに、英語や中国、韓国語などに比べて、日本人にとってモンゴル語は非常に簡単ですから、若い人ならこちらに来てすぐに話せるようになると思います。

モンゴルさくら中学校詳細

2005年06月21日 | 初等・中等教育
先日、日本語祭りについてご報告したモンゴルの「さくら中学校」について、学校のパンフレットから抜粋してご紹介します。以下、パンフレットより。(日本語のパンフレットがあります)


本校は、1999年院外国語、数学の高等教育校「ソタイ」小学校として設立されました。2004年に10年生の小中高一貫教育校となりました。多くの研修、経験などのある教師が高等教育の指導を行っています。

本校の目的
教育の進歩のために様々な技術を取り込み、本校の特色にあったカリキュラムを作成し、生徒一人一人の興味、才能を生かし、必要な知識、能力、自ら学ぶ方法などを習得させることを目的としています。

本校教員
(その他は省略しますが、日本語教育アドバイザー教師はナランツェツェグ先生で、日本におけるモンゴル語教育の第一人者です。私自身、このナランツェツェグ先生にモンゴル語を教わりました)

本校の特色
・一般、普通教育に加え、数学や日本語、英語の高等教育。
・1クラス8名から15名の少人数制のため、生徒に対する行き渡った細かい指導が可能。
・第二外国語は中学年時に選択。
・給食、送迎バスあり。
・教師、生徒ともに制服あり。
・日本で夏期研修を受けることも可能。

国際交流
・長岡大学
・アジア太平洋大学
・We are the bridge(NGO)
など。

お問い合せ
 電話 966-11-354294, 976-99197124, 976-99880904
 ファクス 976-11-323290
 メール sakura@mol.mn


なお、今回の写真は日本語祭りの定番、「大きなカブ」です。

桜中学の日本語祭り

2005年06月20日 | 初等・中等教育
「桜中学」の「桜」というのは翻訳ではなく、日本語の「桜」をとってモンゴル語でも「САКУРА」(SAKURA)と表記されています。つまり、それだけ日本語教育に力を入れている学校だと言えます。モンゴル人だけでなく日本人の日本語教員もいます。

この学校についての詳しいことはまたあとで書きますが、今日は先日行われた日本語祭りについてご報告します。

まず最初に驚いたことは、この学校には「校歌がある」ということです。日本では当たり前なこの習慣もモンゴルではとても珍しいことで、私の知っている学校の中では校歌があるのはここだけです。ちなみに、この校歌の作詞者のおじいさんが私の隣の席に座っていて、いろいろ教えてくれました。作詞は趣味でやっているだけで、本当は研究者だそうです。帰るときに著書をくれましたが、これが読みきれるほどモンゴル語はうまくないので某図書館に寄贈しました。

さて、日本語祭りの演目は以下の通りでした。
・校歌斉唱
・斉唱「春」(全員)
・斉唱「はじめまして」(五年生)
・バイオリン演奏「赤トンボ」(三年生)
・日本語劇「大きなカブ」(一年生)
・ファッションショー(六年生)
・斉唱「ありさんとありさんがごっつんこ」「日の丸」(一年生)
・タップダンス(六年生)
・劇(三年生)
・斉唱「北国の春」(九年生)
・斉唱「シャボン玉とんだ」(一~三年生)
・斉唱とおどり「大きな栗の木の下で」(二年生)
・ダンス(児童会館からのゲスト)
・斉唱「ふるさと」(全員)

日本のいわゆる「学芸会」という感じですが、みんなとても楽しんでやっているようでした。
写真の下田先生は日本の亜細亜大学から派遣されてきているそうですが、今年度で帰るそうです。今は彼の後任を探しているのだとか。写真で青い浴衣を着ているジャルガルマー先生は日本に住んでいたこともあって、日本語はかなり流暢です。能力試験一級ぐらいは持っているかもしれません。彼女はまだ長く勤めるそうなので、もしこの学校に勤めてみたい人がいたらぜひ連絡してみてください。(写真はクリックすると大きくなります。) ここに写っているのが全校生徒の約半分ぐらいです。一クラスあたりの生徒数も少ないですから、「生徒が手に負えない」とか「生徒一人一人にケアできない」とかいう悩みは少ないのではないかと思います。

桜中学校の教員募集の要件、連絡先などは、また後日報告しますので、お楽しみに!

日本人の日本語教師を必要としている学校のアンケート

2005年06月06日 | Weblog
当協会はモンゴルの日本語教育機関19校に対して、日本語人の日本語教師を必要としているかのアンケートを実施いたしました。回答数は15で、その15校のうち、8校で日本語教師が必要であるとの回答を得ました。

今日はとりあえず、全体的なデータをご紹介します。


質問1 皆さんの学校では、日本人の日本語教師が必要ですか。
はい 8
いいえ 7

質問2 日本語教育能力検定試験の資格は必要ですか。
はい 8
いいえ 0

質問3 日本語を教えた経験は必要ですか。
はい 7
いいえ 1

質問4 モンゴル語を話す能力は必要ですか。
はい 3
いいえ 4

質問5 書類選考だけで採用を決められますか。
はい 6
いいえ 2

質問6 日本人教師の本人に会ってみないと採用を決められませんか。
はい 6
いいえ 0

質問7 日本人教師に給料は出せますか。
はい 6
いいえ 0

質問8 日本人教師にビザは出せますか。
はい 6
いいえ 1

質問9 日本人教師に住居は用意できますか。
はい 5
いいえ 3

質問10 日本人教師に往復の飛行機代は用意できますか。
はい 1
いいえ 5

質問11 その他、どんな日本人に来てほしいですか。
年齢、性格など、ご自由にお書きください。

働いた年数を見る。
教師は男性、年齢は25-30歳、性格のよい人。
日本語教育を専門とする人。子供たちに親切な人。
経験のある人。年輩の方で、性格がよく親切な人。
できれば週に一回無料で日本語の会話と歌を教えられる先生。青年の先生。
高い給料を出せない。
45歳以下。日本語教育の経験がある人。大学で働いたことがあればなおよい。仕事は安定している。親切なアイディアを出す人。