シニアベンチャーグランパ

60歳を迎えるある日、第2の人生について考えました。そんな時に、昔の起業家仲間に出会いました。違った熱い人生を送ろう!

石橋を叩いて渡る  シニアベンチャー

2013年09月17日 09時39分46秒 | シニアベンチャー
久しぶりの晴れ間に伸びた朝顔の弦の整理をしています。
今年は葉ばかりさんだ!と諦めていた時計草にたくさん蕾がついていました。
今日は大川沿いをゆっくりと歩いて行きますが、いつもの場所に今年も曼珠沙華が咲いていました。


夕方料理教室の会社に行っていたKRさんが手みあげを持ってい訪ねてきました。
「社長は?」
「これから梅田のホテルで同業者の会議ですのでよろしく言ってましたよ」
「二人で営業というのは初めてですね」
昔出向時代によくクラブに付き合わされました。
私とは10歳違いでちょっと別世界の匂いがしたのか、よくパチンコ屋を継ぎたくないと飲んでは喚いていました。
「一応昨日付で正式にレストラン事業部の責任者も兼ねるように言われたよ。部内人事も任せると言われて」
「今日の打ち合わせは何かつかめるものがあった?」
彼は鞄からノートを出してきて開きます。
「一つ病院食とか介護食にとらわれていて、美味しくきれいにを忘れていたように思う。料理教室の社長の作るメニューは見ても食べても美味しい。それにバルの社長のメニュー単価を見てあんなに安く出来るものかと思ったさ」
「あそこはうちのネット販売で高価ではない地方の新鮮な食材を使っている。それにターゲットもサラリーマンなんだ」
「こちらはどうしてもこの業界出なんで、カロリーや病気指導内容を守るのに必死でそれ以上は考えていない。介護食もよばれたが美味しくきれいだった感心したよ」
「でも彼女たちは逆に病院食の基本が欠けている。いい取り合わせだと思うよ」
「社長もそれに気づいて提携を考えている。それで向こうからもこちらを訪問してもらう。起業家としての意見を聞きたいんだ。俺がやれば何年もかかる」
「石橋を叩いても渡らん奴だからな。まず能勢のレストランの事業に共同参画するんだ」
「あれはコンペ中だと言っていたぜ」
「今ライバルは介護食を採りいれた食堂だが、病院の指導を通訳してくれる相棒がつけば彼女達に決定するよ。そちらからベテランを派遣するんだな。それとそちらのレストランを見てもらうことだ。ギブアンドテイクだ」


ようやくKRさんにMさんの後釜を任せれるようになったと思います。
銀行時代も最初は新店舗担当で彼を引き離しましたが、8年で彼に追いつかれて支店長になったのも同時でした。
そののちMさんとコンビを組んで取締業務部長まで石橋を叩き続けて登ってきました。

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