長い戦いになる予感。でも失業中の男には時間はたっぷりある！
新しいタイヤはMAVIC YKSION PRO （マビック イクシオン プロ） UST 700x25Cです。
先週こうなる予感があったのか、今使っているタイヤと同じ、HUTCHINSON Fusion5 Performance TLR（ハッチンソン フュージョン 5 パフォーマンス チューブレスレディ） を海外通販で購入しました。
何というGood Timing！
が、待てど暮らせど届かない。
配送ステータスはLANGLEYというところ（ヒースロー空港の近く？）で止まったまま。飛行機に乗っていない。
昨日POSITIVOさんで、MAVICを購入しました。
MAVICのUSTタイヤはハッチンソンのOEMだから、兄弟のようなもんでしょ。
さて初めてのチューブレスレディタイヤの交換ですが、難関は4つ。
事前に雑誌やYou Tubeで情報収集はしておきました。
1）今のタイヤを外す
2）新しいタイヤをはめる
３）ビードをあげる
4）シーラント を入れる
1）今のタイヤを外す
タイヤレバーは使いましたが、簡単に外れました。タイヤの外周が大きいんでしょうか？
タイヤの中にはシーラントがまだたくさん残っています。ちょっと入れすぎかな？
ホイールのリムにも付いています。もっと硬くなっているかと思いましたがそうでもない。
リムのはウェスで拭きとれますが、端に固まったものが、取りづらい。
爪楊枝、綿棒、ウェスを駆使してなんとか除去。15分くらいかかりました。
2）新しいタイヤをはめる
タイヤの向きを注意します。あれ？
FRONT（前）とREAR（後）で矢印が反対？それでいいの？
まあREAR表示に従ってつけます。
取り付け方は普通のクリンチャーと同じ。
タイヤレバーを使わずに手ではめられました。すごい！
注意するとすれば、ビードをリムの真ん中のくぼみに出来るだけ落としておくことでしょうか？（偉そう）
やはりビード外周が大きいのか？
3）ビードをあげる
最難関です。
雑誌やYouTubeではコンプレッサーのようなもの、空気をためて一気に吐き出すリザーバータンク付きフロアポンプなども登場します。
普段つかっているフロアポンプでやってみますが、空気が漏れてはいらない・・・
何度かトライしたけどダメ。
やっぱりPOSITIVOさんに持ち込んで、「コンプレッサー助けて下さい」か？
諦める前に今一度YouTubeで「チューブレスレディ ビード上げ」で検索したのが、こちらの投稿＜素人がIRC のチューブレスタイヤに挑戦＞です。
8:45あたりからが参考になりました。「片方のビードをもう片方のビードの下に入れてやります」
これだ！
やってみました。
片方のビードを下にいれるのは結構指の力が必要。やや大変。
そして空気を入れてみます。最初は「スー、スー」音がしたのでダメかと思いましたが、5回ポンピング目から手応えが。
空気が入った！ビードが上がった！やつた！
「パン！」という音はしませんでしたが・・・
両方のビードがリムの中に落ちているだけではだめなんですね。片方が下にいくことで、もう片方が上がってリムの淵に密着するんでしょう。
空気が入りました。
4）シーラントを入れる
雑誌、YouTubeを見ると、タイヤをはめる前に入れる方法と、はめた後にバルブから入れる方法と2種類あるようです。
今回はバルブから入れてみます。
シーラントはこちら。MAVIC製。POSITIVOさんで以前に購入していました。
240ml入り。シーラントの残量が見えるのと、裏に60mlごとにメモリがあるので助かります。
注意書きにはタイヤサイズ23〜28Cには30〜40mlと書いてある。前回は60ml入っていたので、今回は40ml位にしますか。
タイヤの空気を抜いたのち、バルブの先を取り外します。黒いのは取り外す用のツールです。ラジオペンチでも出来ますが、これがあると便利です。
ここからシーラントを入れていきます。ボトルを一度押したら空気を入れるために戻さないと入っていきません。こぼさないように注意します。
大体40ml入れたらバルブ先端を取り付け、タイヤに空気を入れて、ホイール自体を回します。シーラントが全体に行き渡るようにするんですね。
完成です。
シーラントの漏れもないようです。
このタイヤの空気圧指定はMin.5bar、Max.7barなので、中間の6bar入れておきます。
明日の朝に空気が抜けておらず、減っても5barくらいならばOKでしょう。
初めてなので苦労しましたが、なんとは一人でやりきりました。
1時間半もかかりましたが、YouTubeのおかげです。
チューブレスレディはチューブレスのようにサイクルショップに頼らなくてもタイヤ交換が出来るのが良いですね。
めでたし、めでたし。
