可愛らしいツボミは、金平糖(こんぺいとう)の様で口に含んだら甘いのでは
と思わせますが・・・葉には毒(アンドロメドトキシン)ありです。
この様に木を覆う様に全体に花を付けるのは一年おきです。
次ぎの年は栄養を蓄えているのか枝葉を伸ばすだけで花はまばらにしか咲きません。
20年ほど前に50㎝ほどの苗木を植えて今は3m位に。今年は花を多く付ける年なの。
耐寒性常緑低木樹。躑躅(ツツジ)科。カルミア属。原産地、北アメリカ東部。
学名: Kalmia latifolia(カルミア・ラティフォリア)。
Kalmia は、人名から。latifolia は、「幅広の葉をもつ」の意味からの命名。
別名の亜米利加石楠花(アメリカシャクナゲ)は、葉が石楠花(シャクナゲ)に似ていて原産地が、北アメリカ東部だったところからの命名らしいですね。英名:mountain laurel(マウンテン・ローレル)の直訳が、山月桂樹の名前になったのでしょう。花笠石楠花(ハナガサシャクナゲ)と言う別名も持っています。小さな花笠(はながさ)に見えますね。
カルミアの原産地では、州の花にしています。
アメリカ合衆国、北東のニューヨーク州のすぐ南の位置にある【ペンシルバニア州】の、州花が、mountain laurel(英名:マウンテン・ローレル)カルミアです。州名の由来は、イギリス国王チャールズ2世(1660年 - 1685年)が、”William Penn”(ウイリアム・ペン)に、この地域の開拓の勅可を与えた事により、「ペンの森」と呼ばれるようになりました。 ペンシルバニア州最大都市 ”Philadelphia”(フィラデルフィア)には、独立宣言と合衆国憲法が署名された、インディペンデンス・ホールや独立の象徴の「自由の鐘」があることで有名です。 同じ州内にある、ゲティスバーグは、リンカーンの有名な名演説、「人民の人民による人民のための政治」が行われた場所でもあります。 他にもコネチカット州の州花でもあります。