★☆.。. 甘野老（アマドコロ），鳴子蘭（ナルコラン），ポリゴナツム，笑草（エミソウ）

アマドコロの葉に黄の縞の入った斑入甘野老（フイリアマドコロ）です。
流通名：鳴子蘭（ナルコラン），ナルコユリ。

分類的には野草に入るかもしれませんが葉が美しいので庭に植えたら。
増える増える・・・山の中の様に見えます。

中央の木は、花海棠（ハナカイドウ）＜2008-04-17＞です。

科名：スズラン科（ユリ科）。属名：アマドコロ属。多年草。
名前は地下茎が山芋の仲間の野老（トコロ）に似て甘味があるから。滋養、強精、強壮と三拍子そろった薬草でもあります。ナルコユリとそっくりで見分けがむずかしく、アマドコロ／ナルコユリと紹介したものもあるようです。地下径を掘ってみないと見た目の葉や花では見分けられないらしいですから、どちらの名で呼んでも間違いとは言えないですね。
アマドコロ・・・茎に角がある。花は1か所に1～2輪付く。
ナルコユリ・・・茎に角はなく丸い。花は1か所に2～5輪付く。

学名：Polygonatum odoratum var. pluriflorum（ポリゴナツム・オドラツム・プルリフロルム）、（Polygonatum odoratumの変種、ヨーロッパ産）。Polygonatum（ポリゴナツム）は「節が多い」の意味で、根茎が節くれ立っていることを指し、odoratum は「香りがよい」の意味。