☆★☆ ちょっと触れただけなのに飛び上がるほど痛い毛虫の様な虫は何でしょう？

山茶花（サザンカ）の葉についていました。鱗翅目(チョウ目),刺蛾（イラガ）科の　 青刺蛾（アオイラガ）　らしいです。イラガの別名、アマノジャク。シンナンタロウなどなど。蛾なのに、芋虫などの様にあしがなくて、吸盤の様な突起がありますね。その吸盤で葉に吸い付きながら移動します。葉に逆さまになっても落ちません。

　頭は右ですよん。黒い点は目では無くて模様です。

　の庭に一時期、大発生して大変だった事がありました。庭の手入れをする時は、玄関に【キンカン】を用意して、刺されるとすぐに、ヌリヌリしてたんですね。刺されて直ぐだと、痛みが直ぐにとれるんです。このイラガは、細かい毛に触れるだけでいたいんです。繭（マユ）に触っても、痛いんですよ。

イラガのマユは最初は糸に覆われてますが、冬の間は糸がなくなって、硬いタマゴに見えます。カラスノタマゴ　とか言われてるのがそれです。枝にほとんど同化する様にコブ（枝と同色）になってる（ヒロヘリアオイラガの）マユもあります。この硬いタマゴの中で、サナギになります。　　イラガの好きな植物は桜，クヌギ、茶、桃、栗、梨、柿、梅、紅要（ベニカナメ）、椿・サザンカ、リンゴ、大根なども食べるみたいです。早い話、なんでも食べるようですね。

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