杜のお遊びライフ、

ひねもす のったり ゆったり まったり がんばらない

☆★☆ 日高見せばや(ヒダカミセバヤ)

2005-10-13 | ★.四季の庭 
弁慶草(ベンケイソウ)科なんですが、冬の間は根を残して、枯れてしまいます。春に枯れた根本から沢山の新芽が出ます。新芽の長さが3センチ位になった所でピンセットで間引き、指し芽で、いくらでも移植ができます。水をあまり必要としない(嫌い)なので、ハンキング向きですよん。葉はとっても肉厚で多肉植物の様ですけど、多肉植物なのかな? 右上にいっしょに写ってるのが ⇒ミセバヤの葉っぱ です。

学名、Sedum sieboldii 。Sedum セダムはラテン語の「座る」が語源。岩に張り付く様に座ってる所から付いた様です。sieboldii(シーボルディー) は、御存知、江戸時代に長崎に来た、お医者さまで、日本の動植物を分類し、世界に紹介した。学者 シーボルト さんの名前を頂きました。和名、ミセバヤ。あまりに綺麗な花なので「誰に見せようかな」からの名前らしいです。なんて、おちゃめなネーミングなんでしょう。

我が家に、いらっしゃるお客様に、この子の名前を言うと「えっ」とかならず聞き返されます。とても植物の名前だと思われないらしいです。ネーミングの由来など話しているだけで、話が盛り上がります。

名前の由来を調べてみると、発見者の名前・神様の名前・花の見た目・咲いてる環境などなど。いろいろあって、う~ん、と唸らせる物が多いのね。花そのものも、知れば知るほど、奥が深くて、とっても楽しいです。
コメント
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