この狂った歯車を直さないと・・・

今日も、とりとめのない話を、いくつか。


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物、金、地位、などを追うと、心はざわつき、永遠に満たされることは、ない。



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アウトドアの世界にも、ブランド信仰、権威主義、格付け意識。
最近はアウトドアショップに行くのも辛くなってきた。
とある町。アウトドアショップを数件周った。一軒目の店ではアー○テリクスの８万円もするゴアテックスのジャケットを温かい店内で着込んでいる不自然な店員からオークションで買ったMO○Sテントの自慢話をされて、聞いているこっちが恥ずかしくなった。別のセレクトショップでは、商品を触れば聞いちゃいないのにレアだ入手困難だと説明を始め、探している商品を聞くと「あれは作りが悪い」と罵られ、誰も聞いちゃいないのにこれは世界最軽量だの、これが爆発的に売れているだの、日本で在庫持っているのはうちだけだと、どうでもいいことを自慢げに喋り捲られる。偶然にもその店員もアーク○リクスのジャケトを温かい店内で着込んでいた。そして「今はアークですよ」と意味不明な事を言う。
店を出た女房は開口一番

「どうしてアウドドアショップには嫌味っぽくて自意識過剰な男が多いの？高くて珍しいものを持つことがステータスなの？貴方達の目指す方向は逆でしょう？」

と身も蓋もないない爆弾発言をして私を笑わせてくれたのが、唯一の気休めになった。

『「現場主義者は謙虚になる。威張ることが馬鹿らしくなる。」開高さんのこの言葉が全てを表しているんだよ。』

私はそう言って笑うしかなかった。
そんな人達とは距離をおかないとね。
もう手遅れだよ。


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私の尊敬する人の店である物の通販を始めた。しかし、その人のブログには

「当店の通販で買うことも出来ますが、以下の方法が一番安く買えます」

と発売元からの購入方法～手順～銀行口座まで案内している。
これだよ、やっぱり。
これからはこういう気持ちで人と人がつながっていかないと。
今、経済的に厳しい人は少しでも安く買いたいから発売元から買うことをススメ、自分の店ではなく最安値で変えることを教えてくれるこの気持ちと優しさに胸が熱くなる人は多少高くてもその人も店で買う、この世界感。人と人が目先の現実や損得勘定ではなく気持ちでつながっている素晴らしさを、私は心に刻んで生きていかなくては、と気合が入った。


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「穏やかになることを学べ」

私もそろそろ怒りの炎を何か大きなもので包む込み、優しさに転化させないといけないな。


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今週末、晴れたらカメラを持って一人で山に行こう。
大切なものを探しに。
雪が降る前にね。