もじすけ日記

技能実習生のための研修センターで働いています。

~(さ)せていただきます

2016-09-08 | N3文法

V(さ)せていただきます

 

【イントロ】

◆許可をもらう時

T:明日は用事があるので、学校を休みたいです。

 先生に何と言いますか?

S:先生、すみませんが、あした学校を休ませていただけませんか?

T:そうですね。初級で勉強しましたね。(『みんなの日本語』48課)

  

板書)すみませんが、あした学校を休ませ ていただけませんか

 

T:使役を使って、先生に許可をもらっていますね。

 

T:じゃ、今日は気分が悪いので、早く帰りたいときは何と言いますか?

S:先生、すみませんが、早く帰らせていただけませんか。

T:早く帰らせていただきたいのですが...

 早く帰らせていただいてもかまいませんか。

 など、いろいろな言い方があります。

 

◆発表の時

T:発表するとき、一番初めに「では、発表します」と言いますが、もっとていねいに言うことができます。

 では、発表させていただきます。

 じゃ、発表を終わる時は?

 これで発表を・・終わります・・・

S:これで発表を終わらせていただきます。

 

ポイント

1.「~してもらう」と「~させてもらう」の違い

  誰がするのかをその都度確認。

2.使役の復習(使役を覚えているかの確認)

3.「~していただく」は「~してもらう」の丁寧な言い方と説明

4.みんなの前で発表やスピーチをする時、「~(さ)せていただきます」を使うと丁寧になる。

 

練習問題

1.休みたいとき店長に何と言いますか?

→すみません。明日休ませていただいてもかまいませんか/休ませていただきたいのですが。

2.先生の本をコピーしたいとき何と言いますか?

3.会社の鍵を使いたいとき何と言いますか?

4.(スピーチ)今から発表したいとき何と言いますか?

5.(スピーチ)これで終わりたいとき何と言いますか?

 

※「させていただきます症候群」http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/201117.html

※文化庁「敬語の指針」P.41~42 6 「させていただく」の使い方の問題http://keigo.bunka.go.jp/guide.pdf


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