テレビがやらないニュース(旧エコドライブ日記)

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政局しか考えていないのか(岡田は原発より三重県知事選)

2011-04-06 17:30:21 | 民主党・マスコミ
1.せい‐きょく【政局】

1 ある時点における政治の動向。政界の情勢。「―が行き詰まる」2 政党内・政党間の勢力争い。特に、与党内での主導権争い。多く、国会などでの論戦によらず、派閥や人脈を通じた多数派工作として行われる。

民主党が震災を政権維持の道具に使おうとしているという記事を2つほど紹介します。

一つ目は大連立の話。
今週に入って読売が中心になってキャンペーンを張っているようです。

ニュース、ワイドショーでは、「入閣を拒否した自民谷垣」という言い方が定着し、
政治に興味があるとは思えない女性タレントが「なんで協力できないんですかねぇ」、
「オールジャパンでやってほしい」などと、自民のイメージダウンに躍起になっています。


関西番組  福島原発事故について 2/2

2/2の9:40~大連立の話

〔当ブログ関連記事:動画の前半を見たい方はこちらへどうぞ〕
違う国に住んでいるみたいな結果(読売新聞世論調査)2011-04-04 07:35:43
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/246ceb24bfd7aabc43d9ffca2090328d

上の動画で勝谷誠彦が言っていた、谷垣への入閣要請の裏側を週刊現代が記事にしたようです。
「非協力的な自民」ではなく、「協力すると言わせない民主」ってことです。

上の動画でも勝谷が口を出さなければ、自民は非協力的だという原稿が読まれていたはずです。


【ワナだった菅総理からの「入閣」要請】2011年04月04日(月) 週刊現代

 大震災の混乱の最中、自民党の谷垣禎一総裁に入閣を呼びかけた菅直人総理。根回しもなく、しかも突然の電話で重大案件を持ちかける"菅流手法"には批判こそあれ、評価する声はない。

 だが、菅総理自身は、「谷垣氏の入閣拒否は、国難のときに足を引っ張る行為だ。国民も自民党に失望しただろう」(総理周辺)とほくそ笑んでいる。「仕掛けがうまくいった」(同)と思っているからだ。自民党幹部によれば、実は3月19日午後、菅総理と谷垣氏の間ではこんなやりとりがあったのだ。

「震災担当として入閣してほしい」

「極めて重大な話なので、党役員会で議論したい。いったん預からせてほしい」

 即答を避ける谷垣氏に、菅総理は畳みかけた。

「じゃあ、受けられないということですね」

「そんなことは言っていない。まずは党で相談するということです」


「だって、いま返事をしないのは要請を受けないということでしょう。それなら、これから記者発表します」

「ちょっと待ってください。こんな重要案件は議論したうえで結論を出すのが常識でしょう。発表は正式に回答してからにして下さい」

「いや、了承いただけないということは、断ったということです。だから記者に話します」

 電話は一方的に切られ、直後にNHKや共同通信は「谷垣氏入閣を断る」と速報を流した―。

「入閣要請はポーズにすぎなかった。連立につながる重大案件を電話一本、総裁の考えだけで決められるわけがないのを承知のうえで仕掛けてきたワナだ。『自民党は非協力的』と宣伝するのが目的だよ。やり方が汚い」(自民党幹部)

 民主党内からは、「以前から『救国内閣を作れ』と進言していた国民新党の亀井静香代表の機嫌を損ねないように、断られるのを覚悟で入閣要請した」(ベテラン議員)との釈明も聞こえてくるが、説得力があるのは「電話の前々日(17日)に官房副長官として官邸に復帰した仙谷(由人)さんの入れ知恵」(官邸職員)という解説だ。

 知恵があるなら、ほかのことに使ってくれ!

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2365

もう一つはこれ。

キリンと呼ばれた生コンの圧送車の投入が遅れたのは、三重県知事選が原因だったという
話です。

上も下も週刊誌の記事ですからどこまで信じるかは皆さんにお任せします。
私はどっちも本当だと思っていますが・・・。

岡田といえば震災発生直後の3月12日、知事選の選挙応援のため、三重に戻っていた
と青山繁晴さんがどこかで話していたはず。

3月14日には資金集めのパーティーを開催していたそうですし、所詮岡田にとって
震災なんてそれほど重大なものではないのでしょう。

ですから、一刻も早く圧送車を投入することよりも対立候補の得点を防ぐ方が
岡田にとっては大事なことなんでしょう。

少しでも早く、打てる手を全て打っておけば汚染の程度はいくらか小さくなっていたんじゃ
ないでしょうか。

また、自衛隊のヘリ投入やハイパーレスキューによる危険な放水もしなくて
良かったかも知れません。

本当に政局のことしか考えられんのか。



【原発への生コン圧送車遅れた背景に岡田幹事長の政治的駆引き】2011.04.05 07:00

 福島第一原発の注水作業では、50m以上のアームを持つ生コン圧送車が活躍した。「民間からの決死隊志願」として国民も大いに称賛した。が、この経緯には「政治的駆け引き」があった。

 最初に提供を申し出たのは日本にある3台のうち2台を保有する三重・四日市の「中央建設」だった。3月17日に2台の車両をオペレーターとともに待機させ、元経産官僚で現在、三重県知事選に立候補している鈴木英敬氏を通じて東京電力に「提供する用意がある」と申し入れた。

 東電はすぐに謝意を伝えたが、なぜか結論が長引き、同社に正式要請が来たのは20日の夕方だった。福島到着は21日。3日も待たされたのである。

 しかも、その間に官邸は輸出のため横浜港にあった独企業所有の圧送車を“徴用”し、先に現地入りさせると、22日から注水作業を開始した。そして、現地入りして待機していた中央建設の2台は、「もういい」と引き返させたのだった

 政府・与党の橋渡しをする政権幹部の話を聞こう。

「選挙戦が激しさを増している三重県知事選は、岡田幹事長のお膝元で負けられない戦いだ。最初に申し出た中央建設は、自民推薦の鈴木候補の後援企業で、同社の機械が使われれば敵の手柄になる。圧送車を巡る混乱の背景に、政府内部の“配慮”があったことは間違いない。岡田さんも、政府・与党の協議でその経緯を知っていたはずだ」

 しかも、結局政府は1号機にトラブルが発生したといって、一度は三重に戻っていた2台を24日になって呼び戻している。

 中央建設の役員は、「国の役に立てるなら、いつでも提供します。わが社への要請が遅れたのは釈然としないが、この非常時に与党支持か野党支持かは関係ない。政治的思惑などなかったと信じたい」と語る。為政者より民間人のほうが「国を思う気持ち」が強いのは、誇るべきことでもあるが、国家的危機でもある。

※週刊ポスト2011年4月15日号

http://www.news-postseven.com/archives/20110405_16650.html




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