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『『日常』と学ぶ 化学基礎が面白いほどわかる本(新課程版)

2013年01月09日 | ★★★☆☆
『『日常』と学ぶ 化学基礎が面白いほどわかる本(新課程版) 』
西村 淳矢 (著), 東雲研究所 (イラスト監修)

 
中経出版 (発行)
A5判、ソフトカバー、160ページ
2012/12/25発行
ISBN-13 978-4-8061-4580-6 
NDC分類: 431

定価 :1,050円(税込み)


 内容(BOOKデータベースより)
『日常』のキャラクターたちが、「物理基礎」を猛勉強中。大人気作品『日常』と学習参考書の究極コラボ。

 内容(下記出版社の紹介ページより)
「 【新課程対応版】角川書店の大人気作品「日常」のアニメ版とコラボした、「化学基礎」の参考書が登場!代々木ゼミナール講師の西村先生が、「教科書がよくわかる」をコンセプトに「化学基礎」を理解するためのエッセンスをていねいに解説。本文中にも「日常」キャラ達が登場する、「見て楽しい・読んで楽しい」参考書です!」


はじめに p.02
『日常』の作品紹介、『日常』の登場人物-p.04
本書の特徴と使い方 p.06
目次p.08
第1部 化学と人間生活―時定高校編 p.13
 第1章 物質の状態 p.15
  Theme 01 純物質と混合物 p.16
  Theme 02 混合物の分離1(ろ過・再結晶・蒸留) p.18
  Theme 03 混合物の分離2(昇華・抽出など) p.20
 (中略)
  Theme 07 物質の三態 p.28
(コラム) 科学基礎の勉強法 p.30
第2部 物質の構成―東雲研究所編 p.31
 第2章 物質の構成粒子 p.33
  Theme 08 原子の構造 p.34
  Theme 09 同位体 p.36
  Theme 10 電子配列 p.38
 (中略)
  Theme 15 元素の周期律 p.48
(コラム) 西村少年と化学の出会い p.50
 第3章 化学結合 p.51
  Theme 16 イオン結合 p.52
  Theme 17 イオン結晶の性質 p.54
  Theme 18 共有結合 p.56
 (中略)
  Theme 26 化学結合と物質の分離 p.72
(コラム) 大学入試の受験科目 p.74
第3部 物質の変化―時定高校編 p.75
 第4章 物質量と化学反応式 p.77
  Theme 27 原子量・分子量・式量 p.78
  Theme 28 物質量 p.80
  Theme 29 物質量の計算 p.82
 (中略)
  Theme 36 混合物の反応量計算 p.96
(コラム) 大学の研究室 p.98
 第5章 酸と塩基 p.99
  Theme 37 酸・塩基の定義 p.100
  Theme 38 酸・塩基の種類 p.102
  Theme 39 水素イオン濃度 p.104
 (中略)
  Theme 48 二段滴定 p.122
(コラム) 予備校講師という仕事 p.124
 第6章 酸化還元反応 p.125
  Theme 49 酸化・還元の定義 p.126
  Theme 50 酸化数 p.128
  Theme 51 酸化剤・還元剤 p.130
 (中略)
  Theme 60 酸化還元反応と電池2(発展) p.148
さくいん p.150
付録 元素の周期表 p.156
奥付け p.159
既刊紹介 p.160
(付録:赤色チェックシート1枚)


萌え本分類:参考書型。
ナビゲーター:アニメ「日常」の登場人物。東雲なの、はかせ、坂本さんと、級友や先生など計7名(6名と1匹?)。

カバー表紙:タイトルは横書き。タイトルの字色は黒、青と白。アニメ「日常」の登場人物たちのイラストのコラージュ。
中表紙:タイトルロゴと著者名を中央に配置。
折込ポスター:なし。(カバー裏に、特製ポスターが印刷)
本文:横書き、一段組みが基本。
構成・設定:  化学の基本参考書。学習指導要領の新課程版に準拠した「化学基礎」を理解するために60項目のテーマを選び解説する。1テーマあたり見開き2頁を基本とし、学習目標と基礎事項の確認、重要語句の定義とその解説、詳細な解説などを配する。各項目の目標、解説部分の大部分は、ナビゲーターのカット・吹きだし形式の掛け合いで語られている。その他「坂本さん」や「鳥さん」が埋め草キャラとしてあちこちに登場、前巻で活躍してた「太陽さん」は表紙カバー以外ほとんど出てこない。各章、各部の扉や本文中のカットにもアニメの背景が使用されている。
巻末の索引はアルファベット順・五十音順の2種、「元素の周期表」が付く。


評価:
萌え絵度:  イラスト監修をTVアニメ「日常」の製作委員会「東雲研究所」が担当。シリーズ共通の特徴として、本書のカバー裏にも描き下ろしのポスターが印刷されているのだが、今回のイラストは前二回とくらべて随分絵柄が異なる。(※参照)
テーマ萌え度: 基礎学習の参考書としては。テーマ別の解説やセンター試験を模した例題など工夫がこらしてあり理解しやすい。ナビゲーターの配置も様々でよいアクセントになっており、ナビゲーターの口調も前巻より滑らかになっている。


萌え本的意義:  中経出版発行の萌え本としては、
『らき☆すた』と学ぶ 化学[理論編]が面白いほどわかる本 」(10/10)、
「 『涼宮ハルヒの憂鬱』で英単語が面白いほど身につく本 」([上・下巻] 11/04)、
「 大学入試 萌えわかり化学反応式(重要パターン50) 」(11/12)、
『生徒会の一存』で古文単語が面白いほど身につく本 」(12/01)、
『とある魔術の禁書目録』と学ぶ数学Ⅰ・A 」(12/04)
TOEICテストに出る単600語 [600点レベル] 」(12/05)
『日常』と学ぶ 化学基礎が面白いほどわかる本(新課程版) 」(12/06)
に続く9冊目。1000円(+税)の学習参考書としては「 -数学I・A 」「 化学基礎が- 」に続く3冊目で、『日常』とのコラボ本2冊目にあたる。
類書としては前掲の「 -化学 [理論編] が面白いほどわかる本 」(中経出版刊 10/10)、「 -萌えわかり化学反応式(重要パターン50) 」(同刊 11/12)のほか、「マンガでわかる有機化学(結合と反応のふしぎから環境にやさしい化合物まで) (サイエンス・アイ新書) 」(ソフトバンククリエイティブ刊 09/10)など。
 2012年中に発行予定だったものの本書と内容が被ってしまった『らき☆すた(と学ぶ)- 』シリーズ続刊2冊、「-化学[有機編]が-」「-化学[無機編]が-」の運命は、果たしてどうなるの?


総合萌え度 :★★★☆☆


紹介記事:
PR TIMES 2012年12月17日づけ記事、
角川書店の人気アニメ『日常』と、中経出版による「化学基礎」のコラボ学参登場!!
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000003701.html
「6月に刊行した『『日常』と学ぶ 物理基礎が面白いほどわかる本』が好評につき、その第2弾として、『『日常』と学ぶ 化学基礎が面白いほどわかる本』を、12月28日に刊行いたします。前書と同じく、アニメ『日常』の人気キャラクターたちと一緒に「化学基礎」を“楽しく”学習しましょう。」
 表紙写真のほか、内容見本6頁分を掲載。

中経出版紹介ページ
http://www.chukei.co.jp/study/detail.php?id=9784806145806
「 本書に登場する『日常』のキャラクターたちが、まるで「化学基礎」の授業を受けているかのような雰囲気を演出してくれています。テレビ放映で使用した場面写真を使っており、おもわず、キャラクターのセリフが“脳内再生”することで、よりいっそう楽しく勉強できるはずです。
 カバー裏は「特製ポスター」になっておりますので、高校生・受験生だけでなくアニメファンの方にも楽しめる仕掛けになっておりますよ。 」


【中経出版ブログ】★SB&F's ROOM 2012年11月30日づけ記事、
【学参通信1130】 ついに出ますよ。『「日常」と学ぶ化学基礎』
http://ameblo.jp/chukeipub/entry-11416757004.html
 12月28日発売との記載あり。カバー写真が掲載されている。

 2012年12月21日づけ記事。
【学参通信1221】『「日常」と学ぶ化学基礎』の続報
 カバー写真に加えて、内容見本(6頁分)を掲載。


Amazon.co.jp         の紹介頁
honto(旧bk1)         の紹介頁
楽天ブックス         の紹介頁
セブンネットショッピング  の紹介頁
紀伊国屋書店BOOK WEB紹介頁


付記:
Amazon、honto、楽天Booksの発売日は12月26日。セブンネットショッピングの発売日は27日、紀伊国屋の取扱開始日は25日。
前書「 -物理基礎が 」と同様に、表題タイトルの「引用作品」ロゴ部分は『 』(二重かぎカッコ)付きで、上記の書店サイト内の表記もすべて「『日常』と学ぶ- 」とカッコ付きで統一されている。
(※参照:カバー裏イラスト)
「 -化学基礎が 」   「 -物理基礎が 」「 -数学I・Aが 」
                   


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