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勝てる!まーじゃん教室

2011年05月07日 | ★★☆☆☆
『 勝てる!まーじゃん教室 』
CHINA’S BOYS (監修) 、発芽玄米、いがらし(イラスト)


西東社(発行)
B6版、ソフトカバー、192ページ
2011/03/10出版
ISBN-13 978-4-7916-1862-0
NDC分類: 797.5
定価 :819円(税込み)


 内容(「BOOK」データベースより)
基本のルール、アガリ役の種類から勝つための戦略、得点計算まで。

 内容(下記の紹介頁より)
麻雀をやってみたいけど、ゲームのしくみがぜんぜんわからない!という方にぴったりの入門書。本書を読めば即ゲームに参加できるように、初歩を美少女キャライラスト入りで解説した超入門書です。
*本書は「超かんたん麻雀入門」(2000年3月発行)をオールカラーに再編集し、イラスト・デザイン・書名・判型・価格を変更したものです。

目次 p.02
第1章 これだけでできる初めての麻雀 p.09
第2章 アガリ役の種類とアガリのオキテ p.21
第3章 アガリヘノ基本ステップ p.81
第4章 ゲームの進め方を覚えよう p.109
第5章 ゲームのルールとオキテ p.131
第6章 勝つための戦略を練ってみよう p.141
第7章 アガリノ得点計算に挑戦してみよう p.157
麻雀用語の解説 p.180


萌え本分類: 解説本型。
ナビゲーター:表紙のキャラクター以外に、5名の少女~美女(名前なし)。
カバー表紙: タイトルは横書きで一部変形配置、タイトルの字色は赤と黄色。麻雀パイを持つ美少女上半身のイラスト。
中表紙:表紙タイトルとカバー同柄の全身イラスト。
折込ポスター:なし
本文:横書き、一段組み。
構成・設定: 全頁がカラー印刷。1章から4章までは各々一人づつ、5章、6章は各々二人づつ、7章は残り一人のナビゲーターが進行役を担当し、他に2名の少女キャラクターがそこここに登場。基本的に2頁一単位の構成で、牌の種類と呼び方から、上がり方、ゲームの進め方、得点の計算法までを、図版を多用して解説。台詞入りのイラストや、本文に即したコマ漫画形式のイラストが多数掲載されており、地の文とのからみもそこそこ。

評価:
萌え絵度: アニメ絵風の各個キャラは良く立っていて、並み萌え程度。イラストの使い回しが少ないのは好感が持てるが、せめて名前くらいは付けてあげないとかわいそう。イラスト中の配牌数に誤りがあるなど、編集のチェックが甘いところがある。
テーマ萌え度:麻雀の解説書としては判りやすいが、編集部に萌え本のフォーマットに関する基本的な理解が感じられない。上記の内容解説にある通り既刊の解説書を再編集したものなので、萌えイラストが挿絵に付いた解説書というのが妥当なところか。
萌え本的意義:これが萌え本といえるかどうか…。イラストの出来がいいだけに残念、あまり萌えないなあ。
類書としては、池田書店発行の『(マンガでわかる!)東大式麻雀入門』(2007/10)、『(マンガでわかる!)東大式麻雀役の覚え方入門』(2010/02)、『(マンガでわかる!)東大式麻雀勝つ打ち方入門』(2010/12)など。


総合萌え度 :★★☆☆☆


西東社書籍情報
http://www.seitosha.co.jp/60_3553.html

紹介Blog記事:
「近代麻雀漫画生活 」 2011年2月10日付け:
「勝てる!まーじゃん教室」が全然勝てない本だった件について
http://blog.livedoor.jp/inoken_the_world/archives/51851404.html#


Amazon.co.jp         の紹介頁
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付記:
発売日には2月(Amazon)との情報がある。
西東社を除く各サイト内の情報では、総て191頁と記載。奥付の頁にノンブルが打たれていないせいと思われる。


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