萌え本図書館

世界に広がる萌え本の輪

(萌え萌え日本神話講座 ②) もっと神の国の歩きかた

2011年06月02日 | ★★☆☆☆
『(萌え萌え日本神話講座 ②)もっと神の国の歩きかた 』
日本神話講座制作委員会 (編集)、イーグルパブリシング(発行)


A5版、ソフトカバー、192ページ
2011/04/13出版
ISBN-13 978-4-86146-203-0
NDC分類: 164.1
定価 :1680円(税込み)

 内容(「BOOK」データベースより)
幾多の国難を乗り越えて、いざ蘇れニッポン。神話の主役として活躍した神さま、地方の民衆に愛された神さま、死後、神さまとなった人々…日本の神さまのすべてがわかる“神”名録。

 内容(下記出版元の書籍解説より)
古事記・日本書紀・風土記の3つの書物から全4章で日本の神々を紹介しました。
日本神話60柱の神々を網羅した日本の神の“神”名録、神話の世界のエピソードから、現実世界における信仰の由来まで、神道のなりたちについても詳しく解説。
日本書紀と風土記を加えて日本神話のエピソードと日本の神々のについて解説していきます。


目次
第1章 神の国のヒロイン―神代編(伊邪那美命;天照大御神 ほか)
第2章 神さま事典―記紀の神々から人神まで(天之御中主神;高御産巣日神 ほか)
第3章 神の国のヒロイン―人代・その他編(比売多多良伊須気余理比売;沙本毘売命 ほか)
第4章 歴史の中の神話―神さまはどうやって生まれたか?
(記紀の時代の日本の事情;神の国の物語(1)『古事記』 ほか

萌え本分類:解説本型。
ナビゲーター: なし。

カバー表紙:タイトルは縦書き、一部変形配置。タイトルの字色は黒地に燈色の後光。無地の背景に古代日本風の衣装を纏った立ち姿の少女の図。
中表紙:カバーイラストと同一のモノクロ画像。
折込ポスター:なし
本文:縦書き、一段組み。
構成・設定: 格別の設定はなし。
巻頭と中ほどに、各々20頁ほどの萌えイラスト(見開き)を掲載。本文の記述とイラストの相関も、特にない。
巻末には「イラストレーター紹介(WWWアドレス付き)」及び参考文献が添付。

評価:
萌え絵度:  イラストは総て背景付きのグラビア風で、完成度はそこそこ高い。
テーマ萌え度:主要な神々の解説書としての本文には気合が入っているのだが、イラスト部分との関連性は殆どなく、その意味では全く萌えない。
萌え本的意義:2010年02月発行の『神の国の歩きかた』に続く、神道解説書の第二弾。前作が「古事記に登場する神々の解説」を主眼に置いていたのに対して、本書は「古事記、日本書紀、風土記を中心に近代にまで至る代表的な日本の神々」を通史的に解説している。文体は平易で、項目の選択や巻末の索引などにも配慮が見られるが、その分萌え部分との乖離が目立つ。萌え絵の付いた神道の入門・解説書といった位置づけが妥当か。


総合萌え度 :★★☆☆☆


紹介Blog記事:
イーグルパブリシングの紹介ページ
(2011年5月現在、TOPページの新刊案内中に関連項目あり)
萌え萌えシリーズ
http://www.tp-ep.co.jp/ep-hp/moetop.html

イーグルパブリシングBlog
2011年3月24日の更新。
【続編】4月の新刊案内【お待たせ!!】 -
http://blog.livedoor.jp/eaglepbl/archives/1614276.html
「前作では不十分だった「身近な神様のプロフィールを紹介しよう!」という主旨の元、今回は古事記以外にも日本書紀や風土記を加え、それぞれのエピソードや日本の神々のプロフィールを紹介していきます。
他国では類を見ない日本独自の宗教、神道とはどこからきたものか?そこに神々の神話と神社はどう関わっていたのか?
前作と併せて読めば、日本神話の「もっと」を知ることができるものになっていると思います。」


Amazon.co.jp紹介頁
オンライン書店bk1紹介頁
楽天ブックス紹介頁
セブンネットショッピング紹介頁
紀伊国屋書店BOOK WEB紹介頁


付記:
Amazon.co.jpの発売日は、4月14日となっている。
本書の表題は、「歩き方」ではなく「歩きかた」が正しい。


コメントを投稿