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ドラマ:『Broadchurch/ブロードチャーチ〜殺意の町〜』season1

2016-12-05 | 英国ドラマ
英国ドラマ
『Broadchurch/ブロードチャーチ〜殺意の町〜』season1を観た。


<画像出典元:http://www.imdb.com/


本国イギリスでは、2013年ITVで放映され、
驚異の視聴率34,2%を叩き出した傑作サスペンスドラマ。
BAFTA<英国アカデミー賞>では、
作品賞&主演女優賞&助演男優賞を受賞


海沿いの町“ブロードチャーチ”で起こった少年の殺害事件
事件をきっかけに、平和な町に住む住民たちの秘密が次々と明らかに…。




某配信サイトでseason1が字幕版で配信されていたので、
無料体験に申し込みして視ました。

ーーー実を言うと、
4話くらいまでは、友人の家で字幕なしのDVDを鑑賞済みで…
字幕なしだから、ほとんど雰囲気だけで視ていて、
ちゃんと視たいし、続きが気になっていた所に
再無料体験のメールが届いたのでちょうどラッキーでした。



<story>
英国の海沿いの平和な町、ブロードチャーチ。
そこにある海岸で、11歳の少年ダニーの遺体が発見される。
ブロードチャーチに来たばかりのアレック・ハーディ刑事と、
町の住人で女性刑事のエリーが捜査を担当することになるが、
ダニーの家族をはじめ、
ブロードチャーチの住人たちの抱える秘密が次々と明らかになっていき…
複雑に絡み合う人間模様と十数人の容疑者。
果たして犯人にたどり着くことはできるのか?

<引用元:https://www.amazon.co.jp/


<画像出典元:http://www.imdb.com/



小さいのどかな田舎町。
誰でも挨拶して誰もが顔見知り。
閉鎖的だからこそ、何かあったならば、
ーーーましては、罪を犯したならば、
噂は町中に広がり、住みにくくなる。
そんな状況下での殺人事件。

捜査が進むにつれ、それぞれの秘密が浮き彫りにされて行く。

誰もが抱える心の闇。
それを償う為、忘れる為、なんとか生きている。
過去と決別して、ブロードチャーチへやってきた者たち。
重要参考人に上げられた者やハーディの過去も
あまりにも重く…
それが静かに淡々と語られ…余計に胸に突き刺さる。

ダニー少年の家族の崩壊と再生。
ダニーの母の妊娠、父の浮気、娘の恋人。
ラティマー家は、皮肉にも愛するダニーを失ったことで、
今まで、見えなかった綻びが大切だったものが見えてくる。

最初からどのキャラもこいつが犯人ではないのか?!
というカメラのアングルとサウンドで視聴者を駆り立てられるが、
ことごとく、裏切られ、
最後の最後で、嘘だろうっ!!!て人物が犯人なのである。
愕然!!!


新任の警部補アレックス・ハーディ役は、
10代目『Dr.Who』でおなじみのスコットランド出身の俳優、
David Tennant/デイヴィッド・テナント!!

テナントさん演じる新任のハーディ刑事、
いつも眉間に皺を寄せ、人を寄せ付けぬ雰囲気。
同僚からも苦虫顔陰で言われていたり…
事件には並々ならぬ執着心を持ち、犯人逮捕に寝る間を惜しみ没頭する。

地元のエリー・ミラー刑事は、
新任のハーディ刑事のせいで自分の昇任が絶たれた上、
初めての殺人事件に動揺する。
しかも殺されたのは、家族ぐるみで仲良くする友人の息子。
ハーディからは、全てを疑ってかかれと言われるが…。
関係性から、そう簡単に割り切れるものじゃない。
その複雑な心境をミラー役の オリヴィア・コールマンが見事に演じている。

ミラーは、なんとかハーディとコミニケーションを取ろうとし、
気軽に話し掛けて、コーヒーや食事を差し入れしたりするが
事件のトコ以外ない彼に苛立ちを感じずにはいられない。
そんなミラーを愛する夫と子供達がいつも励ましてくれる。
幸せな家庭のエリー・ミラー。

ハーディ刑事にも何か秘密がある様子。
それは、物語が進むうちに徐々に明らかになって行くのだが、
なんと不器用で心優しき人なのだろうと魅力を感じずにはいられない。
テナント氏のくたびれたハーディ刑事が




英国版『ツインピークス』と言われていたりしますが、
はぁ?!って感じです。
『ツインピークス』ほどキャラクターに個性はないし、
あれは、SFサスペンスなんではないのか?!
『ブロード・チャーチ』は、王道なサスペンス。
もっと真実味があると言うか、人間って怖いな、衝動って怖いなと感じる。
リアリティーがると言えば簡単なのだが…。





season2も見たいヨォォォォ!!!
でも某配信サイトでは、season2の配信はない