遊び部屋のエアコンが故障し、ネットで初めて注文した。 ちゃんと真空引きして乾燥
させてね、と祈る今日このごろです。 それではご安全に・・・
今回はソニーのCDプレイヤー CDP-102!! はじめてのチップ構成です。
前回まではゴールド化とオペアンプ関連が多かったですが、ついにNOSに
変更です。
CX23035(デジタル信号処理、CLVサーボ)
CX23034(デジタルフィルター) CX20152(積分型DAC)
の順に信号が流れてゆきます。
第2世代のプレイヤーなのでデジタルフィルターが別個にあるタイプです。
LRCK、BCLK、WCLK、DATAの4信号をCX23035からCX20152へ迂回させます。
その際ですが、パターンカットとなりますので、間違えてその他のパターンをカット
しないようにご注意、基板が柔らかいようなので要注意です。
パターンが簡単にはがれ、コテをあてると基材の粉が多かった。
ここから、肝心です。HiFi Engine のCDP-302ESのサービスマニュアルを手に
いれてください。
それともうひとつ、D/AコンバータCX20152のピンの名前に惑わさられないよう
ご注意ください。
(ちょっと、レジストに惑わされないよに、 11ピンにははんだ付けしない。触らない!!)
・パターンカット CX23034→19,20(分岐あり),21,22 この4本のピンは
独立させます。
あくまで、この4本のピンの延長上のところに下記のジャンパーを飛ばします。
・ジャンパー飛ばし CX23034→CX20152
LRCK 5→7 WCLK 6→8&12 DATA 7→10
BCLK 8→9&74HCU04の3ピン(パターンを追ってゆけば解ります)
その他のピンはそのままにしておきます。
ケーブルの色がなくなったので同じ色で一部配線しています。紫は別信号です。
黄色は分岐させています。
NOSにするには、この変更を行えば変更できると思います。
また、兄弟機(兄貴:CDP-302ES)も全く同じ基板なので改造可能です。
音はどうだって? そりゃ、のびのびと鳴らしあげます。
2倍オーバーサンプリングよりもNOSで鳴らしたほうが、また一味違った
楽しみが増えますよ。
しかし、CDP-102は確かに、部品のグレードがCDP-302ESに比べたら違う
かもしれないが、回路基板は同じ、信号処理も同じ、このトランスポートも
リニア駆動で最高のコストパフォーマンスを誇ります。小さくて私は好きなデザインです。
今じゃ考えられない。贅沢です。 と言っても、当時でも10万は切ったとはいえ
高価ですね。とはいえ、302ESはマニア向け、102はシスコンの構成の一部
だから、CDをとにかく売り込みたかったんですね。
にしても、私は人気のない機種ばっかし手元に残ります。
それでは、楽しい音を気楽に楽しみましょう、ご安全に・・・・
次は8070にしようかね? CXD1088かな?