じゃの路はへび・・・?

苦悩のオーディオライフワーク

WE408A単段パラレル・シングルパワーアンプ 新 氏 設計

2024-08-17 21:58:22 | いろいろなもの
今年の夏も暑いわ、天変地異が襲いかかる、会社も面白くないは、世も末。
だけど、なにか楽しいことは楽しまんと・・・(ヤッてられない)

というわけで、久々にあることが、きっかけで計画を練る。
とあるところで、ごっついアルミの可搬用ハンディラックが捨てられていた。
不要品なので、頂いた。
これをケースにした小さな真空管アンプを拵えるか・・・
新さんの古典球アンプの作り方楽しみ方4の
「WE408A単段パラレル・シングルパワーアンプ」をやってみよう!!

何故かWE408Aは、数年前に大和田のHOのカウンター前の早い者勝ちの
ジャンクで見つけた。その頃(今でも)はWEの有名所は買えないので、
かわいい真空管があるものと感慨深く見て買った。
12V系のMTの白箱にWE408Aが2ケ入っていた。324円でした。
     ボールペンでWE408Aと書いてあったので、ジャンク品だと
  思い、ディスプレイ用に購入、家に帰ってみると、あら不思議
  双子ではありませんか・・・ なぜに2ケ?
  今ではおそらく、良い値付けになっているでしょう・・・
  324円、ありがと!!
  本物のWE408Aです。
憧れのWEのディスプレイとして2箱買った。
708Bというヘッドフォンアンプ兼、プリアンプのためにWE407を
利用し始めた。あまり縁のない品種なので、407と408を間違えて
購入したときもあった。
(ピン数も違う。ミーハーなので、見分けがついていない)

そんな状態なので、何故か?WE408Aがストックされていった。
HOのものはなんとも不思議で、白箱に408を2ケ詰めて売られていた。
売り主なのか?店側なのか?不明だが、ひと箱に2ケ入れる?
それとも、裸で買い取ったので、しょうがなく、小さいのでまとめた?
見たときは、黄色のペイントが色あせしていないので、あまり通電されて
いないと思った。抜き球と思って買った。
それで、新さんの本で面白い使用方法があったので、拵えてみようと
思った次第です。

パラシングルなので、4回路分同じことの繰り返し、少し嫌気が差す。
しかし、モジュール指向で簡易にしようと心がける。
普通の平ラグ基板では、間隔が狭いと思って、アキバのラジオデパート3階
のパーツ屋で小物を物色していると、広めの平ラグ基板をみつけた .
イメージと合ったので、それを購入した。
    4回路分はなんとも、大変でした。
    見ての通り、狭い!狭すぎる!(なんとかまんじゅう)
    こんな調子ですので、地下の電源系はご想像ください。
ほんとに近頃は、部品の入手が困難らしい。特に小売店が困り果てる。
アルプスの青いボリューム Aカーブ100KΩはクリック付きの物しかなく
タブ端子型だった。これも小気味よいので購入した。
    この1階部分はスライドして取り出せるようにしてある。
    メンテナンスと構造的にそうしないと、組むことができない。
    左側はヒーター用のスイッチング電源、裸です。
    商用電源が裸ですので、要注意!!
    後にカバーを拵える。
2階の海神さんに寄った、近頃、行ってなかったが娘さんが店番をしていた。
  (久々にお会いしました。特に面識はございません。
             ほのぼのとしたお店の佇まいが良いです。)
面白げなフィルムコンデンサを探す、しかも適価なやつを・・・
パラシングルだから通常(帰還用?のものもあって)の2倍必要・・・
費用がかさむが、音を考えると・・・・
ある程度こだわりたい。ウイマのKMP1841を選んだ。
耐圧と容量と価格を考慮した。
このシリーズは非常に筐体ケースが難燃性の問題か知らいないが、コテが
あたってしまうともろくポソポソと崩れる。コテを当てるほうが悪いのだが
匂いがして気づく。他のアキシャル型の物よりはいいか・・・
(もろ、箔間を溶かすよりはいいか・・・)

この回路は非常に間違えやすい、回路を読み解く能力が低いので、
つい、入力段でボリュームの1端子をアースに落として、この47KΩは
はてっ?って悩んでしまう。このフィルムコンデンサは?パラってある?
などと、グリッドの10KΩのところに音声信号をパラるのを間違えて
しまった。ほんとにボリュームの1端子を浮かせていたことを
ついつい忘れてしまう。
今回はモジュールにしていたので平ラグをネジで外して確認して、間違いを
修正する。
モジュールも完成したので、電源ラインの抵抗値を測る。
1つ目の回路は18Ω、2つ目の回路は99Ω んっ?
 何かが違う・・・
えーとっ、抵抗器類を観察する。カソードの抵抗をセメント抵抗にした。
カーボン抵抗でも良かったが、何気にセメント抵抗とした。
200Ω 3W よーく見ると 20Ω 3Wが一つ紛れ込んでいた・・・
こらー 千○ と思ったが、つけるときに気づけば良いことである。
200Ωのところに20Ω 0(ゼロ)が同じように続いていたので、
間違えた。
トランス類は7月上旬に仕入れておいた。
記事通りにすると、ソリゃ財力が金切り声を上げてしまうので、
下記の仕様とした。
電源トランス:春日さん KmB150F
         (ちょっと、電圧が高すぎるが、抵抗で落とすか)
チョークトランス:ゼネラルさん PMCー1570H 2ケ
         (最終的にはシリーズ接続)
出力トランス:ゼネラルさん PMF−5WS 2ケ
         (そりゃ、ステレオ仕様なので)
ヒータの電源は?
  スイッチング電源で済ませた。
       サトー電気さんでTDKラムダの24V1.3A かな・・
  シンプルで使いやすいです。
  ソリゃ、WE408A持っているが、それは、動作確認が取れた後の話
  と、云うことで、6AK5でも動作できるように6.3Vと20V
  の2系統を用意する。
  そういうときは、秋月さんのLM317の電源キットで簡略化
  これは、いつも楽にさせてくれる。(在庫を買っておかないとね)
  千石さんで24VDCコンバータを買ったが、電流容量が足らないことに
  気づいたので、変更した。ギリギリの0.7Aでは安心できない。
  4本駆動するのだから・・・
  24Vを6.3Vへ降下させるためにそのドロップ分をアルミのt=8mm
  のケース側へ貼り付ける。ヒートシンクをつけてしまうと、
  ケースに収まらないし、涼しくて都合が良い。
  それにしても、厚みのあるアルミは充電電動ドリルでは、大変だ。
  マキタのDF030Dこれはいつも重宝している。
  が、厚いと垂直性が得られない。(剛腕であれば良いが、パンピーなので
  無理があるが、どうにか開ける)
トランス類、電源部をどうにかアルミ板にタップ立てて、取り付けていく。
厚さある分、良いが、溝つきタップでドリルで立てられたことは
ラッキーです。(だけど、ちゃんと垂直性を保たないと大変ですが)
配置は地下は電源系として、メインフロワーは出力段を配置した。
ヒーター系はサイドに取り付けた。
本来は整流管は風通しの良いところに持ってきたかったが、写真の通り、
場所がありません。

地下のフロント側に設置した。電源トランスはその後ろを陣取る。
チョークトランス2ケも配置しているので、もうギリギリです。
ケースの内側は、溝が掘ってあり、なにか?板状のものを差し入れる構造
になっている。
それを利用して、キュービック形状のラックであるが一段下げて、増幅段
の部品とかをわずか下げて配置した。
キューブ状のアンプを拵えたことがなかったので、あれこれ、どうすれば?
見栄えのするアンプに仕上がるか?3週間位考えた。
無理なところはたくさんあるが、その工程がなんとも楽しい。
他人から見れば、ガラクタに見えるかもしれないが・・・・
電源スイッチは、当初はプッシュロック式のON/OFFボタンの物に
しようとしたが、以前、特価で購入した。
緊急プッシュスイッチがなんとも映えるのでは?

と思い、安全面と放熱を兼ねて、黒色のパンチングアルミ板
に ”ポチッとなっ”の感じで取り付けた。
感覚と異なるが、押し込むと電源オフとなる。整流管が灯されれば、
電源オンが判るか・・・ WE408Aのヒーターの灯火はささやかに光るので
少しわかりにくい。 6X4もよく見ないと判別しづらいのが少し残念。
だけど、これでいいんです。 私オンリーの機械なので、これでよし。
一番、悩んだのが、メインフロワーの増幅部です。
あなたは、キューブ状のアンプ組んだことありますか?
一言、伝えたいことがある。
    「やめたほうが、いいですよ」
電源部を天地逆にすると底板が一枚で上下に取り付けたら、いいかも
しれないが、底板として取り付けたから、2段式となってしまった。
それは、良いとしても、サイドのスライド溝を利用してメインフロワーは
スライドさせて、取り出してメンテができる。
これを実現させるために、電源、ヒーターケーブルは簡易的に接続できる
ようにコネクタ式とした。(意外に大変でした)
メインフロワーのウラ面はローカル電源用の補助コンデンサ、ヒーター回路の
補助コンデンサを取り付けた。
    この黒いパンチングメタルの裏側はもうケーブル類とコンデンサ
    がウヨウヨしております。
なおかつ、いま大好きな、逆起電力阻止のショットキーバリアダイオードと
150μFの電解コンデンサを取り付けた。
当然、ノーマルのとき動作確認したが、この回路を通すと、
なんともスムーズな音楽表現をする。(ほんとに気持ちが良い)
真空管の動作としては、UL接続とした。記事通りにすると、5極管接続は
スイッチの場所が確保できなかったので、 
エイやで、UL接続とした。
この回路で面白そうだったのが、プレート接地型半波整流とチョークトランス
の効果がどのように効くか試しかった。通常の使い方と比べていないが
良いような気がしている。(アバウトね、しかし、チョークトランスは
効いていると思う)
配線ミスがあって、電圧が200V強になってしまったが、早めに気づいて
配線を見直して、行うが、やはり、200V近くになるので、
チョークトランス後に100Ωを入れて、156V程度に落とした。

スイッチング電源系は何かで覆わないと、危険性どころではない。
という事で、有り合わせの板でそこを覆った。
まあ当分この状態で使うことでしょう。
    スイッチング電源の商用電源系が怖いので有り合わせの
    板で覆った。(形振り構わず、強引です)
真空管に関して
 ・6AK5(6.3V)
   こんなに小さいのにスピーカーを鳴らしてしまう。(NS-10MM)
        少し華やかさが足りない感じだが、十分楽しめる。
   WE408Aを聴かなければ別段、不満はない。
       ヒーターの電圧切り替えに要注意だ。
 ・WE408A(20V)
       切り替えた途端に、音場が広がり、小さな音、響きが非常によい。
  これを聞いてしまうと、6AK5にそうは簡単に戻れない。
1年以上前は、WE408Aは、都内、ネット上でも結構、在庫があった。
そりゃ、2010年あたりでは、何気にあったかもしれないが、
今は昔、ほとんど無くなってしまった。
昨日、ネットで探したが、埼玉の某店でWE408A  (NOSかな〜 2ケ)
のみ、あったので、すぐに注文した。(今現在、在庫確認中 埼玉の
WEショップは、迅速ですぐに届いた。ありがたいね。 手持ち在庫がもう
ひと組できた。やっぱり、6AK5よりも音の佇まいが良いんです。)

WE407も1年前までNOS品がニューヨークのラジオ屋さんで売られて
いたが、もうすでに在庫切れとなってしまった。
それにしても、なんでWE系の真空管は好ましい音になるのか?
不思議でたまらない。NFBの値を変えれば、6AK5でも鳴るかもしれないが
それは、もう少し先にしよう。
2007年の記事を今どき、作ってみるのも、一興である。
感謝に尽きない。
カソード抵抗がセメント抵抗ってのも、面白い選択です。
それでは、この暑さに負けず、ご安全に・・・・

薄型セレクター

2024-07-15 16:23:39 | いろいろなもの
どもー、3連休の最終日、もう一日、休みたいな・・・
小学生と同じである。
榮太郎のみつ豆の缶詰が某コンビニで210円で半額コーナーで2ケ
あったのでゲットした。心がウキウキ状態です。
開けて、食べようかね。
ちょっと残念だったのは、某ソンのみつ豆カップ美味しくなかった。
寒天が確かに特徴みたいだが、その他のバランスが良くなかった。
それでは、食べながら、書いてみようかね!!
ご安全にね・・・・
皆さんは、このページを訪れるということは、何がしら、オフなどで適価の
個体を直して、楽しんでいるのであろう・・(たぶんね)
そうすると、期待はずれ、修理不能のものが溜まって往くんだろうと
思います。(私だけ?・・・)
私のような貧乏サラリーマンは、その個体が増えると廃棄処分を行います。
オフに流すことはかなり少ないです。(動作するものは流すことはあります。
基本、直ったら愛着が湧いてきます。だから溜まる。)
部品取りで購入した個体は部品を取り外し保管しますが、場所が手狭になると
分解し始めます。(あとは、行政の指示にしたがって処分する)
どれもこれも、悪戦苦闘したものばかりです。
CDなどはレーザーが死んでしまったものは廃棄処理しかない。
それもCDの初期のものだ。D/Aコンバータに惚れたものは、どうにか
単体で動作するようにしている。ピックアップの代替がないものばかりです。
   CD−1a (CX20017)
   CD−34(TDA1540)
  CLD939(SAA7350GP)
  など、いずれも、個性豊かなラインナップとなっている。
苦労の連続です。最近、CLD939のD/Aコンバータはまともなケースへ
入れ替えしました。
それはね、ずっと廊下に立てて置きっぱなしにしていた、CDV−780である。
これも大変だった。おしゃれなシャンパンゴールドの両脇のアルミ鋳造のパネル
が泣けてくる。分解すると意外にスペースがなかった。LDとCDのピックアップ
ブロック部の穴にようやく、CLD939のD/Aコンバータ基板の超重い、
謎のシールド(3mm厚のU字板)がようやく、ハマった。

この筐体は2階建てに仕切られている。いいんだか?悪いんだか?

最初はCLD939の底版のアルミ鋳造のものに取り付けたが、時代は異なる
が、最低でもLDの規格なのでハマると思っていたが、結構、大変だった。
    トランス類は端切れ板で固定して側面の金属板に
    木ネジで止めた
高さがなくなるは、電源トランスは2個あるし、どう置くか?かなり
悩んだ。最後は強引だからどうにかまとめた。
フロントマスクはシンプルイズベストである。

そこから、処分してゆこうとやる気スイッチが入った。
分解してゆくと、なんでこんなに集まってしまったのだろうと、情けなく
なる。(自分が悪いのだが・・・私利私欲満載です。)
特にアンプ系は困ったものです。トランスがでかい、重い、シャーシも
それなり気にでかい。ヒートシンクと基板がつながっているので、
トランジスタを外す。(これは存命していた。)
その機種とはTA-N330を生かすために近所のオフのジャンクコーナーで
TA−F222ESAを分解して部品取りをしたもの。
それは確か、初段の増幅基板を交換するものだった。TA-N330のその箇所
のモジュールICがお釈迦になる持病持ちであった。
分解すると、回路構成は同じであるが222ESAは、ディスクリートで
組まれていた。その基板を利用した。(過去の記事見てね)
222ESAを分解し初めて、このシリーズのセレクター部はシンプルで
非常に好感が持てます。
リンケージスイッチで回すとセレクターが切り替わる。
シンプルでいいです。これを壊すと大変ですが・・・・
     きれいに整列している。ちゃんとRCAの縁はプラチックで
     ケース金属とは絶縁されている。(これはありがたい)
個人で困るのは、RCAプラグのメス側の穴あけがソリゃ大変です。
1,2ケなら、性がないですが、それ以上だともう、精神的に耐えれません。
ずれた、穴が小さい、ネジ穴が・・・などと取り付けると大変です。
いい感じに作られているなと感心しながら、とある事と天からの啓示が
降りてきました。
   そこの貧しき、汚れ者、セレクターが足らないんだろぅ〜?
   それを活用しないさいと・・・
そうなんです。今使用している、プリアンプは3系統しか切り替えられない。
不自由しておりました。
(近頃、幻聴がよく聞こえます。神様、ありがとう。
   まるで、ブルース・ブラザースの
      セント トリプルロック教会(だったかな)
      伝道師ジェームス・ブラウンの 「君は光を見たか?」
   と同様です。 あの映画はいいです。
   天使にラブソング1,2をつい最近見た。あれも良い映画です。 )
啓示を受けたのは良いが、どうするです?
 ・222ESAの裏板をそのまま利用すると良さそうだ。
  当然、その裏板はコ型になっているのでその背面をどうやって?
  覆う?
  あっそういえば、CD705の裏板が使えそうだ・・・
  (これも大変でした、前所有者が無茶苦茶に弄られていました。
   そんなもん、オフに流すなよな。しかも、1ビームの
   オリンパスのピックアップでした。泣けてくるね
   PD-1,CD−1aなどに載っていた。何故か知ってるんですねぇ・・・
   黒歴史です。)
    手前側が222ESA  奥側がCD−705の裏板
    泣けてきますね・・・
薄型に仕上げることに決定した。

というのも、木製ラックなのでその横にネジ留めにすれば良い。
裏板同士を留めるために長いサポートでネジ留めにした。
そこで、甘い考えでやったので、ソリゃ、適当である。
小信号を切り替えるので、リレー化されていないタイプなので、
あのムカデスイッチの掃除が必要であった。
通常のセレクターと録音セレクターの2ケともに掃除した。

久々にやった。(何故か、私よりも適当な方は何故か?接点復活剤を
多用される?なぜだかわからん?治らないでしょ・・・・
消しゴムでこすって、きれいに掃除して、接点グリスを薄ーく伸ばして
組み込む、小信号はこれでいいんです。 放熱用のシリコングリスは
接点グリスの代わりにはなりません。粘度が高く、本当の絶縁皮膜に
なるので、ご注意を・・・ グリスは不思議な特性があって、グリスの成分
粘度によって、接点材料に良い場合と悪るい場合があり、悪かったら、
接点材料の摩耗速度が速いものもあります。また、摺動するスピードに
よっても、程度なグリスの選択が重要です。)
このごっついタイプのムカデスイッチはまだ良いが、華奢なムカデスイッチ
は不得意です。よく壊します。(私には無理です。)
私の場合は、ラックサイド面にRCAピンが出て問題ないです。
かと言って、よくある卓上のセレクターは味気なくて嫌なのです。
(構造上、さほど違いはありません。プッシュスイッチが多いですが
 小信号には非常に良い接点構造です。)
あの卓上のケースをどこに置く?ってなります。
     仕事猫が頑張っております。
     適当な穴を塞ぐものが見当たらなかった。
     センス? センスってなんだろーわかんないです。
あくまでも、私個人の使い勝手です。
今、動作確認しているが、フロント面が少しかっこ悪い。
板をあてがうか・・・(仕事猫でいいじゃん)
ちなみに5系統切り替えあられます。
また、100V系も222ESAと同様にインレットを使用します。
これにはレコードプレイヤーPL-50Ⅱと真空管式のフォノアンプの
電源もさせて、外部から電源の入り切りができるので、重宝しそうです。

それでは、皆さん、ご安全に・・・
(コロナや熱中症に注意しましょう。
       滅茶怖いねコロナまたはやり始めている。)


 








プリアンプ 12AU7. C3m 少し手直し 絵付き

2024-06-29 17:46:40 | いろいろなもの
 疲れることが多いが、猫に小判状態の人間に物事を伝えようとすると
逆ギレされる? 自分本位ね、あー疲れる。
精神状態を保つためには、お家に帰って、アンプをいじることかな・・・
ご安全に・・・
以前から、気になっていたところを中心に変更を加えた。
1、12AU7のトーンコントロール部が異常に接近していたので位置をずらして
      空間を空けた。
      →ERO社の青いコンデンサを触るとものすごい誘導ノイズを発するので
         離した。 今回はラグ基板でチャンネルを分けてこさえたので
         ねじ2本弛めて、またアルミの板に穴開けてねじ止めした。
         楽が出来た。
こんな感じで、密集していた。
ソリゃ干渉しやすくなるわねぇ
狙ってたわけじゃないけど、そうなってしまった・・・
だから、離してあげた。

誘導の影響は少し低減した。(と思いたい。)

これと同時に、アンバラからバランス変換のラインアンプ708B トランス
の方にも手を加えてみる。
2、ラインアンプはよく考えてみると、少し改善できるかもと、想いを
巡らした。  これも、トランスを6DJ8が駆動している。
ただし、数μFのフィルムコンデンサ でトランスを駆動している。
       ここに逆起電力対策をしてみるのも良いかも・・・
      適当であるが、効果はあったかも・・・
      横から見ると、こんな感じで2階建てとなっております。
 やってみた。そうすると音のまとまり向上してクリアになった気がします。
  (これは個人の感想です。プラシーボ効果が十二分に練り込まれております)
それは、効果があったなと思っておりましたが!
何気にアーレンヒースの小さなミキサーを通してチャンネルのノイズ具合を
聞いていました。ZEDi8,可愛い小型のミキサーです。
非常にローノイズでヘッドフォン出力でもホワイトノイズがほとんど
聞こえません。
当然、ラインアンプはバランス出力だから、ミキサーのバランス入力へ
接続します。
なぜか、Lチャンネルから、低い誘導ノイズが聞こえています。
Rチャンネルからは全く聞こえません。なんでかな?
最初はマイクケーブルに不具合があるのかな?と思い、チャンネル間で
変更しましたが、どうも、マイクケーブルの不具合では無さそうです。
ふと、ラインアンプのシャーシに触れると誘導ノイズが変化します?
なんだこりゃ?このライントランスの取り付けネジ部を触ると、シャーシの
固有の個所でノイズがなくなる処があります。
摩訶不思議。これは初めての体験です。
このタムラの8713は、当初より、ラワン合板の板に取り付けて、
トランス同士のアースは回路部の出力付近から導いていました。
      この場合、誘導ノイズの影響を受けていた。
       誘導ノイズの影響をミキサー通して触り始める。
       すると、lチャンネルからが判って、トランスの
       ケースがアースから浮いていることが判明。
       Rチャンネルはl字アングルがシャーシフレームと
       接触してることから、lチャンネルはシャーシフレーム
       に接触していないことが判った。
       だから、トランスのケース同士をつなぐと
       アースが取れて一安心。
今回、その途中にショットキバリアダイオードと電解コンデンサを挿入した
のでアースの帰路が一部変わったことによって、ノイズが発生したものと
考えました。
2ヶのトランスの取り付けネジを互いに接続すると、Lチャンネルの誘導
ノイズが不思議なくらい、消え去ります。わずか経路の違いで誘導ノイズ
が発生するなんて思いもよりませんでした。
トランス自体もシャーシアースがそれぞれあり、そこをアンプのアースを
接続しているので安心していたのすが、トランス相互の電位差が悪さして、
誘導を起こしたのでは?トランス自体の固定はアルミのL字アングルで
固定して、それをラワン合板にねじ止めしていた。
これをすると、もっと、音がクリアになりました。
アーレンヒース低価格帯のミキサーですが、以前から欲しかったものです。
質実剛健でそれは上を見れば、キリのない世界です。
(本当はSSLの小型ミキサーが欲しかったが何せ2桁万円ですからね、これは無理
カッコいいんだけど)
今回は旅先から書いているので、これくらい・・・
来週もご安全に・・・

いま、絵を追加した。
宇多田ヒカルの BADモードを久々に聞いてみた。
DAS-702esを通した。
以前は、ここまでショトキーダイオードの逆起電圧対策を施してしないため
ドヨドヨして、面白くなかったが、あんまり聞かなかった。(失礼しました)
高域も繊細を取り戻し、音の分離度も十分です。低域の分解能も向上
したかね。(ガッツリした表現をする)
16ビット高級DACまだ頑張っています。
ほんとに、不十分なシステムだと思い知らされる。
LHH−300は、また違った表現をするので面白い。
ボーカルが浮かび上がる、ふんわりする感じであるが心地よい。




プリアンプの大改定 12AU7トーンコントロール+C3m

2024-06-16 14:59:09 | いろいろなもの
またまた、久しぶりに更新いたします。
あー体調がおかしい・・・ 天候について往けない・・・
昔から、この繰り返し、なんともね(歳取ったら、これですわ)
プリアンプの総入れ替えとなった。
あいも変わらず、デザイン変更なし、ノブが一つ増えたが、過去の改悪時の
夢の跡・・・ そこにボリュームを追加。

C3mによるタムラの小さなトランス出力部はそのままに、その前段に
トーンコントロール部分をどうしようかね? と考えていた。
新さんの12AU7のトーンコントロール部を作ってみようかな?
この回路は 古典球アンプの作り方楽しみ方 3 の 6B5シングルアンプ
の前段である。 高感度の6B5なので非常にシンプルです。
シンプルで部品もほぼ揃っているので、変更してみた。
ただし、トーンコントロール(以下 C.T)ボリュームはBカーブである。
手持ちの関係でBカーブ、本ではAカーブであるが回転角度がずれると予測。
まあ、やってみよう。
製品みたいに12時方向から同じ量の変化量なんて気にしていない。
どちらかにむちゃくちゃ偏っていたら定数変更が必要となるが、
これで良しとする。ノブの方向を変更すれば見た目よりも精神安定のために
良いのではないか?12時方向がフラットという既成概念からもよし。
     緑が左チャンネル、黄色が右チャンネル
     上下は高音(9時、12時、8時)
        低音(9時、12時、8時)
     の調節(9時:MIN 12時:フラット 8時:MAX)
     赤の部のトンガリ黄色は2ケ目のボリューム
     (プレゼンス用と名付ける)
     前回までは穴があいたままだった。
                 増やす方向に大きく変化できるようになった。 
     (というよりも、なってしまった。カーブの違いです)
    どうせ、うちのシステムは、かまぼこ もいいところなので
    いいのでは・・・・(最低だな)
手持ち部品で大半を賄う。足りないものはそりゃ、川崎のサトーさんに
行って、下らない世間話をしながら部品を揃える。(毎度、ご迷惑お掛け
いたしております。)
すでに、このプリアンプのインナーシャーシは歴戦のアルミ板です。
遡れば、大学生時代に作った那須さんのSRPP式のものです。
挙句の果には、C3mを載せてしまう有様・・・(なんともです)
今回は大胆にもC3mの位置を真逆に配置して、新さんのバッファーアンプ
単体で動作させます。
   また、ごちゃごちゃですが、ノイズは打耳でも聞こえません。
   (ほんとか・・・ たぶんね)クリアな状態です。
   ウラ面は前回のものよりかなりスマートですが、電源関連を
   強化したのでコンデンサと逆起電力防止のショットキーダイオード
   が鎮座して居ります。(これ効果あるねんな、あの小さなタムラの
   トランスでも効果あり)
    ココらへんは、前回のものをそのまま利用
単体でも非常に良い音がします。(当然ですよね)
カソードのところにバイパスコンデンサを入れて音の変化を試してみた。
22μF→10μFへ最終的には落ち着いた。
そこにフィルムコン0.1μFを背負わせた。中高域の変化あったので、
取っ替え、引っ替えとなったが、面白そうなのでそのままとした。
すでにT.C回路を乗せる場所がほとんどありません。
    後側に12AU7でT.C部を配置 ラグ版で構成した。
    かなり、上方へ盛り上がるが蓋をするつもりがないので
    これでよし。
    つけるとしても、長ナットでサポートさせるので問題ない。
穴空き空き状態です。それはこの前にC3mが鎮座しておりました。
その状態なので、ラグ板にポストを立てて、MTソケットをつけて、部品を
取り付けます。 構成する部品が手持ちから選んでいるので、もうギリギリの
配置となり、2回路をはめ込むことに苦労しました。
T.Cの定数部品もコンパクトにまとめてみました。
那須式と違い、電圧が高くないため、シールド線を使用せずに普通の
すずめっき撚線で被覆が耐熱仕様になっているものを利用した。
(そうなんです、アキバまで往くとベルデンの内部配線用の撚線が好きですが
 アキバへ行かないようにしております。散財するから・・・
サトーさんで、UL3625 AWG24 このパステルカラー調の被覆大好きです。
 しかし注意が必要です。 耐電圧が150Vまでとなっております。
 電気特性要注意 何気に真空管に使用してなかったが危ないね、
 今回の使用法では問題ない。100V以下だから 電流もさほど
 流れないしね)
それらを撚り合わせてツイスト仕様にして仕上げました。
    100V以上はベルデンの内部配線用ケーブルを使用している。
そういえば、最近は くろがねや に売られている平行2線の電源コード
紅白仕様 線径が細いものも取り揃えられているので結構活用しています。
今回のお遊びは、信号系のボリュームは2箇所ある。(T.C部の可変部は除く)
セレクターからT.C回路へ入れるところへ100KΩ Aカーブで入力を
制御した後、C3mのバッファーの入力として50KΩ Aカーブを入れた。
の2段構えです。
    C3mも仲良く並ばせました。
    殻剥きしたものを使用していましたが、ノイズが出るなー
    と思っていると、みるみるうちに濃厚に蒸着されたゲッター
    があれ?どんどん小さくなってゆく? もしやと思い、
    外して放置していると白くなっていました。

    空気球になっていました。(これからは殻剥きはやめよう)
    と言っても、殻がついているので見えませんが・・
これで音の表現が変わるのだったら、それで良し。
メインは100KΩで調節してT.Cの効き目の強弱を50KΩで調節する。
プレゼンス扱いとして、50KΩを併用する。
これらの組み合わせで音が浮き上がってくる。
T.Cの元のボリュームがAカーブなので、Bカーブとなるとなかなか、回転角度
が想定した方向と異なるのは予想がついていたが、耳だけではなんとも
フラット状態がわからないので、
ウエーブスペクトラとSG(efu様のソフト)ホワイトノイズをプリアンプへ)
で簡易的にF特がフラットになる場所をボリュームノブのセンターに
合わせるようにした。(素晴らしいソフトです)
(非常に安易な方法です。また、入出力のインピーダンスにも変化するので
 確実ではありませんが、お気楽に効き程度も知りたいので実施)
フラット状態
低音側最小
低音側最大
高音側最小
高音側最大
   左チャンネルだけだが、右チャンネルもほぼ同様であった。
   定数あってて良かった。(今回はウイマの100V耐圧を
   使用したギリだ)
   この変化をみていると両脇の低温側と高音側が上下する
   様子が判る。
   これを見ないと、音感上でフラット部分を聞き分けるしかなくなる。
   精神衛生上よくない。
2段ボリュームにして、少し最初は戸惑うことがあったのですが、
なんか?11時〜12時方向に非常に音の雰囲気がガラッと変わるような
気がします。T.C部とバッファー部の結合が良くなるんですかね?
このボリュームは確かにT.C部の出力をC3mの入力へ送り込むときに
つけていますが、面白い気がします。(自分が面白いと思えばそれでいっか
プラシーボの関連かな)最初は2重のボリュームだから、サブ的な音量調節
としか考えていなかった。
そうこうしているうちに、3系統の入力であるが、配線材をすべて違う
ケーブルにしていた。
1系統:ベルデンの内部配線用同軸(だったかな)
2系統:オヤイデのヘッドフォンケーブル(PC-OCCケーブル)
3系統:どこかの内部配線用同軸ケーブル

2系統目が高域が伸びていないことに気づいた。
ケーブルのインピーダンスが異っていたのかな? そこでカナレの内部
配線用バランスケーブルへ変更した。
シールドには使用しない青色ケーブルを接続してボリューム側では、入力の
グランドへ接続する。
信号の入力側はシールドを接続せず、グランド端子は普通のより線で
グランドをボリュームのグランドに接続した。
シールドには電流を流したくないための配慮として採用している。
シールド線を使って伝送するのもよいが、良いときと悪い時がある。
これでやって、問題ないのであれば、それはそれでよし。
その昔、ハムやノイズに悩まされたことがあって、そこからの習慣として
実践している。(人によるか・・・)
前回の改定はグランドの配線が行ったり来たりしていたが、
今回は、T.C→バッファーへ流れる道筋があったので、かなりシンプルに
なった。
今回の改定は、もう少し高域の情報量が増えればと、低域のガッツ感が
得られればと思って実施した。
ほんとにうちのシステムの低レベル度には参ってしまった。
だけども、気づかなかったらどうしようもない。改定してよかった。

最後のおまけ
  LHH−300はトレーの開閉は良いときと悪い時があるが、
  イジェクトボタン押してトレイの右端をわずか引っ掻くと
  スムーズに動作する? なんじゃいな?
  それと分解した状態だと動作する?これも七不思議と言うことで
  今後の動向を見守りたい。(えっ・・・)
  それとは別に、本題です。
  リモコン動作ができないことが判明した。
  今まで、本体のボタンで操作していたが、そういえばリモコンも
  付いてきたなと思いだした。
  電池を入れ替えると反応しない・・・
  リモコンも稀に電源用のコンデンサが液漏れしていることが
  よくあり、交換して対処していた。
  分解すると、液漏れしていなく、日本製だった。(これは安心)
  赤外線LEDは携帯のカメラで見るとチカチカしている。
  リモコン側ではない。
  マジで本体かと・・ 重い腰を上げた。
   分解すると、やっぱり重い。この重厚さがおしゃれね
   好きです。この質感最高!!
問題はこの受光部です。
ソニーのカセットデッキではこの中身の電解コンデンサが液漏れを
して、リモコンだけでなく動作もしなくなるクセがあります。
3回味わったか・・・(ESシリーズでお高い機種です)
分解しましたが、もう細かく板金のつめが折られていて、分解するのに
一苦労しました。
この中身の基板はセラミックで構成されており、基板の穴にリード線が
メタリコン処理されたランドにはんだ付けされています。
非常に熱伝導が高すぎて熱が拡散してしまう。はんだ付けには技量が
必要です。
そこの電源ラインのリード線がはんだくわれになっていました。
再度はんだ付けをし直して、ケーシングして動作させました。
動いたときは感動モノです。
なぜにセラミック基板か? それには小型化するためにセラミック基板に
抵抗体を印刷して使用しているためです。
参ったね・・・ あれにはんだ付け、大変なんですがね。
メタリコン剥離なんか起きた日にはもう廃棄です。
リモコンの信号を受信すると受光部の下の赤いLEDが点灯します。
FL管のリード線にもはんだクラックが見つかったので、はんだを盛って
あげました。

天候が不安定ですが、ご安全に・・・
(先週の水曜日辺りに社内で熱中症になりかけました。汗は出るし
節々は痛くなるし、麦茶飲んでも、汗が吹き出る、ご注意を)









SoundSpace1

2024-05-06 13:22:03 | いろいろなもの
ほんま、久しぶりに書き込みます。
あーもう、忙しは・・・なんでやねん である?
まあ、それは良しとして。(いろんな不条理な事ばかし、たくさんある)
ゴールデンウイークを割く謎の30日の出社・・・
ご安全に・・・
それを反動に山梨の白州の道の駅へ行ってみた。そこでの湧き出す水が
美味しかったの。最小限の殺菌を行っているとの事、安心です。
 少し風邪ひきさんなので、その水で風邪薬を飲むと、
 ものすごく効く気がしました。すうーと吸収される感じ?。
    (これで風邪っぽさは飛んでった。これは個人の感想です。)
さすがは道の駅。その帰り道に、何故か見たことのある風景が思い出される。
この20号線を下ると次の道の駅に行けると・・・
うーん、デジャブ? もしかして・・(ついに超能力が開花したか?キター)
ああ・・・思い出した、4月初旬に桜を見に行こうとして激しい渋滞で
断念した場所だった。その帰り道に美味しい親子丼を出してくれる
小粋なお店があります。渋滞にハマって時間は午後2時を過ぎている。
駐車場には車一台・・・ 大丈夫かな? やっているような?いないような?
店主らしき方がくつろいでいた。
まだやってますか? 「いいですよ」って言ってくれた。
店に入ると、お客様が帰るところだった。
急遽、簡単なものならばと言いながら、親子丼のランチを拵えてくれた。
美味しかった。閉店間際の対応!!感謝いたします。
うちの奥様は味噌味の親子丼を頼んでいたが、美味しかったとのこと。
私はノーマル親子丼これも美味でした。
と、いうような事が思い出された。
道をゆくと、その時、蕎麦屋があったことが思い出された。
その時は閉店になっていたが、今回は開いているようだ。
その店は突然、ぽつんと現れる。ここでそば食うかと・・・
ゆくと、満席でちょっと待ってねと、待ってから入ると今日はそばのセット
しかありませんとのこと・・どうも、打ったそばがなくなり次第、おしまい
のお店であった。娘さんとそのお母さんが切り盛りしている小さなお店。
そばと炊き込みご飯は美味しかった。そばが美味しくて3枚めを注文した
お客様がいたが、どうも、そばがなくなったので断っていた。
うちとその後に地元の方2人でギリギリ間に合った。そこで完売。
久々に美味しいそばが食べれたなーと思っていたが、そこで店の引き戸が
開いて、電話で予約した4名ですが・・・と声が聞こえた・・
ありゃー、もうそばは・・完売状態。 すると娘さんが あっ!!つて感じで
すぐ打ちますと、いって急遽、そばを打ち始めた。
なんて、いい光景でしょう。サザエさんみたいな雰囲気の良いそば屋でした。
(店にいた客は内心、笑っていたことでしょう)
みなさんもぜひ、訪問してそばを食してみてはいかがでしょうか?
美味しさと、アットホームな雰囲気が楽しめます。白州の道の駅を
白根の道の駅方面へ向かう途中に、桜の名所の青い看板を過ぎたところの
大きな曲がり道を過ぎたあたりの鉄塔の近くにぽつんと小さな蕎麦屋
があります。
その帰りに、もう一軒の道の駅を感じさせないところに寄って、甲斐犬の
展示をみてから、それでは帰るかと思いきや・・・
青と黄色の看板があることを感じた。
(紙を渡されると、そこには高速のIC付近に小高い丘?橋?その下は車が
通っている。越えた左側に青と黄色の看板が見える。
その店の真向かいに完全防護服を身にまとった絵が見える。
なにか?除染しているように思える。
その店の入口は普通じゃない。突き当りをまっすぐ進む ってな
絵を書いていたであろう。 元FBI超能力捜査官級の手応えを感じた)
ホント久々であった。その方向からは初めてだった。
車から降りると、なんで防護服と思いきや、防虫駆除の会社であった。
それはそうと、本題だ。
その店にはオーディオマニアの方がお越しになられるのか?
たまに高級機とご対面がある。
F-700これは良いチューナーです。(安価でした。修理のやりがいありますよ)
何故かナカミチもある。
昔、真空管も何か買った。ガラスのショーケースの上にどこかでみたこと
のあるデザインが気に止まる。
     これは、最終形状です。木の枠を追加しました。
     スピーカーのオリジナルのコーン紙は黒です。
     え?白く見えるって。ハイ、正解です。
あっ、ナカミチのスモールコンポである。アキバのラジオ会館でその昔、
ナカミチのカーオーディオ専門店が中古屋、若松、三栄?があった頃
飾ってあったような・・・ほとんど、広告などないに等しい商品であった。
SoundSpace1、そもそも、ナカミチは海外ではレシーバーなどのおしゃれな
オーディオが有名であった。その中のカセットデッキ、て感じだが、
日本ではカセットデッキで名を馳せた。
過去の私のブログでもレシーバー2を修理した。ホントはSR系が欲しかったが
なんせ個体数が圧倒的に少ない。(国内では判る人しか購入しないであろう
あのデザインの良さは当時の国内品にはない。)
ネットで情報集めても、殆どが ナカミチ 一押しで売りが多い。
中身については謎のままがほとんどだ。(じっくり聴き込んだのであろうか?)
私もデザインにヤラれてジャンクとして購入した。5500円なり。
リモコンなし。どうも、おしゃれコンポで売られている。
この個体は左側のスピーカーから歪んだ音がするらしい。
その他は動いているようだ。
実際に音を鳴らすと、左側は音量が小さく、

    右のものがオリジナルのユニット
    左側がオンキョーのユニット
    Φ4✕50mmのネジにワッシャーとナットでスペース
    を確保する。
歪んだ音がする? 右は問題ないようだ。
左側を分解する。アンプは左右個別で今で言う、パワードスピーカーだ。
(これも古い言い回しか)サンヨーのBTL接続可能な小型のパワーIC
LA4597がある。その前にオペアンプJRC NJM2115が2ケあり、
バッファー?とフィルターを構成しているのでは?

回路上は特に異常は散見されない。液漏れなしだしね、熱による劣化も
少ない。おしゃれコンポのようなものは特に雨や液体によるダメージが
よくあるが、それもない。きれいな個体だ。窓際において楽しむのかね。
ボイスコイルが焼けていると音は出ないから?なんで、音が小さいの?
コーン紙を触ると、なんだか、こすれる音がする。物理的な抵抗感もある。
どうしようないので、コーン紙を破る。すると・・・
なんと、マグネットの崩壊であった。外観からも小さな磁気回路だなと
思っていたが、アルニコなんかはこの時期はすでに使用されていない。
銘機のスピーカーで磁気回路ギャップやそれらの金属が錆びて、使用が
できないものをみたことがあるが、やはりこの飛散状態ではネオジウム
マグネットの崩壊である。
ニッケルめっきが剥がれてしまった。
それが剥がれてしまうと、中身のマグネット構成材料がぼろぼろと
崩れてしまう。
(過去に仕事で経験済み)スピーカーの磁気回路、特に中身は密閉状態で
錆びやすいと言われるが、今回はそれ以外の磁気回路は錆びていない。
残念であるが個体付属のスピーカーは使用できない。
     
     実はポールピースがセンターオフ
     なのでボイスコイルとマグネットが接触していたかも
     ギャップにはネオジウムマグネットの崩壊でジャリジャリ
     です。
まともに動作しているのであれば、気にしなくても良い。擦れ音や
音量が極端に小さくなると、この現象が起きている可能性が高い。
さあ、問題です。
どこからスピーカーを調達するか?
えらい大問題です。そりゃ、コイズミ無線でおしゃれなΦ62(実質)
カタログではΦ80のウーファーと書いてあるが、ほんとかい?フルレンジ
じゃないの?私は気にしないがね、フルレンジでいいじゃん。コンデンサで
ツィーターのローカットをしてあるくらい。
スピーカーって?フォステクスのP65だったかな?これも良さそうだが、
あきばに往くと何故か散財してしまうので往かない。
そうだ、近所の青と黄色のお店にゆこう!!
そこでも、やはり良いものは見つからない。ふとジャンクコーナーで
オンキョーのAVセット用のセンタスピーカーが800円で売られていたので
購入。口径がちょうどよい。しかも1箱でダブルウーファー仕様で2ケ
入手した。
     手前が当然、オンキョーのセンタースピーカー
しかも、インピーダンスは8Ωであったので、抵抗をかまさなく
ても、整合しているように聞こえる。
    これを収めるために苦難連続。
外見も白い逆ドームがたのコーン紙だ、オリジナルは黒いセンタードーム
型のものだが、スピーカーの外観は薄いアルミ板打ち抜きのグリルである。
それに薄いメッシュがはられて上品さを演出している。
そこから、白いコーンが透けて見える。これくらいは問題ない。
さあ、難題です。
このスピーカーの筐体は奥行き70mmくらいしかありません。
スピーカー自身は厚さ20mmくらい、オンキョーのスピーカーは
厚さ50mmくらいか? 合わないじゃん・・・・
予想はしていたが、筐体に収まらない・・・
ナカミチさんもよく考えていて、この筐体はプラチック製であるが、
ネジで裏と表の筐体を留めている。しかも、支柱あり。
これが成功の鍵となります。
この支柱が噛み合うことで筐体を留めて、なおかつ、プラチックの筐体の剛性
を高めています。これらのおかげでプラチックの変な音はしていません。
また、ツィーターの留め方ですが消磁用のマグネットをバックプレートで
押さえつけているのでそれも、良い音のエッセンスになっていると思う。
高域が非常にきれいなのは、このおかげか?
      これがツィーターのバックプレート
      いい感じです。 その横がなんとアンプ部の
      電解コンデンサです。1000μFアンプ部には
      このコンデンサの居場所がないのでここまで
      延長されている。
オンキョーのスピーカーとこのツィーターのレベルが合っているので
非常にスムーズな繋がりで良い。
それを補う方法は支柱に背高ナット25mmを挟んでスペースを確保しよう
としたが、近所のホームセンターではΦ4の背高ナットがなかったので、
1/4インチの背高ナット25mmを購入。そこにΦ4 50mmのネジを
利用して留めようとしたが、ネジの高さが足らないことに気づく・・・
夜10時ごろだ。しょうがなく、多めに買って来たΦ4のナット、ワッシャー
が大活躍、これらでご想像の通り、20mmくらいの隙間をこれらで確保
して、ネジを締め付けることで筐体を固定した。
その筐体に開いたスペースを薄い板で囲うことにしました。

写真のように木の枠が周りを囲んでいますが、多少の空気漏れ、いいじゃん。
開いているよりはいいと思います。
    こんな感じでU字型の枠を拵えないと取り付けられません。
    最後、上の蓋部をネジ留めする。
多少漏れていたほうが音が自然に聞こえます。(常識から離れているがチープ
なシステムはこれが良い効果が得られます。人の声がリアルに聞こえること
があります。嫌なコモリ音が減るのでいいのでは?)
この筐体は頑張って、バスレフダクトがあります。強烈なプラチック板で
強固に6本のネジで留められていた。これもプラチックの変な響きを
抑えているのかな?
ぜひ、スピーカーが故障したときは良い方法でしょう。
このシステムはスピーカー込で音作りしています。他のものは取り付け
られない構造となっております。
それは・・・・
センターのレシーバー部(あえて、そう呼ぶ、アンプ、チューナー、CD)
から、パワードスピーカーの接続はなんと、LANケーブルで接続されて
います。RJ-45って言うのかね? 海外では意外に信号受け渡しに使用されて
いるのかね?
      このように有線LANケーブルが信号と電力を
      供給しています。シンプルでいいのでは。
それの受け口を延長またはRCAプラグ等へ変換すると通常のパワード
スピーカーに接続できます。
ただし、前記の通り、おそらくフィルターで個性が引き出されるように
しているので、期待はあまりしないように・・・
スピーカーはこれくらいにして、レシーバー部に行ってみよう。
レシーバー部は裏蓋の4箇所のネジを外しますが、CDのメカがなかなか
外れません。ほんとにどうやって組み込んだのか?不明です。
ヨイショとメカ部とフロントパネルは一体型で外れるのですが、
小さなスプリングが2ケ転がっています? なにこれ?

     この機構部はナカミチ独自の板金で製作CDユニット側は
     当然プラチックだが、ここまでのオープン動作はすごい。
     大手メーカーでは採用しないでしょう。

     ディスクは良い角度ではめ込むだけである。
よく見ると、CDを取り付ける際にオープンボタンを押すのですが
メカ部の先端部分2箇所にそのスプリングを引っ掛けるところが存在します。
それらがメカ部を外す際にせって、外れてしまいます。
注意してください。もしかすると、フロントパネルを外すと簡単に外せる
可能性があります。やっていない。
      おしゃれね、こんな粋なデザインは国内では
      ほぼない。
中身は、低下価格のカーステレオの構成です。
それは良しとして、それをどう使いこなすか?がやっぱりナカミチさんです。
チューナーもIFフロントエンド(3連)があり、ほとんどコイル調整ですが、
小さなIFTがあり、音を聴きながら歪の小さな方へ合わせます。わずかね
コイルは大変なので、特にいじりません。
LA1833でFM(QR検波 PLLMPX復調)・AMは処理しています。
(意外にFMの音が良い方だが、ラジカセ?カーステレオ)
LC75384で音量、3バンドのイコライザー、バランスなどの処理を
行っている。(もろ、カーステレオです)
CXD2589Q CDの処理を行っている。1ビットDAC  その他信号処理
(低価格のCDコンポ用といえども、非常に良い音がします。)
メカ部はナカミチ製です。結構頑丈に作られております。
だから、スムーズなCDの取り出し、重厚感あるオープン動作します。
ピックアップは SF-DA23らしい。
となっております。
      電源強化に金色のコンデンサを近くに配置
      もちろん、ブチルゴムで貼り付けよ!!
確かに、安物のラジカセ(失礼)、カーステレオ構成ですが、
音のまとめ方がうまいのでしょうか?
嫌味のない高域と響きの雰囲気がきれいに聞こえる。
音楽を楽しむ実力はあります。
このコンポをもっと楽しみたいのであれば、置く場所に響きの良い板
などの上に置くともっと楽しく聞けるのものと思います。
良いデザインだわー ピンぼけしてるね

それでは、ご安全に・・・