涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

京都市美術館:ワシントン・ナショナル・ギャラリー展

2011年10月18日 | 外出・旅行

京都の三条通り付近には古い建造物が沢山残っています。

みずほ銀行

中京郵便局

分銅屋足袋

その隣の民家。

さて、京都市営地下鉄烏丸御池から東西線で東山駅へ向かいます。
東西線の駅は立派で、ホームに転落しないようにちゃんとホームはドア式になっています。

東山線、自分が京都に居た時代は、京阪京津線だっけ、
京阪三条から路面電車のような状態で、蹴上や日ノ岡、御陵なんかを経て、山科へと続いていたっけ。
山科の高校生の家庭教師をしていたんだけど、
晴れの日は原付で、雨の日は京阪の東山三条から路面電車で行ったことを思い出します。

さて、東山駅から京都市美術館へ向かいます。

琵琶湖疏水を越えたところに大きな鳥居があって、その奥が平安神宮。

鳥居の左に近代美術館、右に京都市美術館があります。

京都市美術館では、二つの美術展が開かれています。
あわよくば、両方観ようと思っていたのですが…。

そのうちの一つは「フェルメールからのラブレター展」。

日曜でもあり、天候も良く、しかもこの日が最終日。
フェルメールの絵はたった三点しか展示されていないのに、
入館まで一時間…
あの行列はフェルメール展の方だったのか…

で、まず「ワシントン・ナショナル・ギャラりー展」に先に行き、
その後空いていたらフェルメールにしよう、ということに。

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展、実はすでに東京で開催されていたようですね。
なんとフライヤーが三種類。

 

一方こちらのフライヤーはとりあえず1枚だけ。

 

キャッチコピーは、
東京:これを見ずに、印象派は語れない。
京都:この「顔」初来日 印象派オールスター★夢の競演

待ち時間0ですぐに入館。
それでも美術館内部はそこそこの混雑具合。

洋画にはあまり詳しくないのですが、大学の教養部で選択した講義に、「芸術学」ってのがあって、
そこで印象派の講義がありまして。
印象派とは何か、とか、その技法の特徴を勉強しました。
もうすっかり忘れていますが・・・

記憶が正しければ、確か・・・
印象派の画家は、自然の光を如何にキャンバスに表すかを課題としていて、
その究極が「点描画法」。
色彩を科学的に解析し、色を点に分解。
キャンバスにその点を置き、人間の網膜上で色を混ぜ合わせる、という「網膜のパレット」の技法。
今回、「ポスト印象派以降」に2作品が展示されていた、ジョルジュ・スーラの作品
「オンフルールの灯台」「ノルマンディのポール・アン・ベッサンの海景」など、
まさにそれですね。

さて、フェルメールの具合は・・・と観に行くと、待ち時間30分。
相方は「もうやめとこう!」っていうもんだから、京都駅に向かうことにしました。

少し歩こうかということになって、琵琶湖疏水から分かれる白川沿いに歩き、
東大路通りのバス停「知恩院前」まで歩くことに。

白川の水はすっごく綺麗ですね。
あまり人はあるいていませんし、散策するのに絶好です。
二人で手を繋いで歩いても全く人目が気になりません。

所々に幅50cmほどの簡単な橋がかかっています。
試しに渡ったのですが、怖いです。

天気いいな~。飛行機雲が見える。

とちゅう路地にはいってみたところ、こんな民宿が。
民宿古梅川。

三条通りを超えたところに商店街の入り口があったので、そこに行ってみました。
活気があるかと思えば、日曜のためか、運動会でも行われているのか、
ほとんどの商店のシャッターが閉められていて、ほとんど人を見かけません。

知恩院前のバス停にたどり着くとすぐに206系統バスがやってきました。
学生時代によく利用したバスです。
そこそこ混んでいたのですが、きっと「祇園」でかなりの乗客が降りるはず、
と思っていたら、その通りになって二人で座ることができましたが、
逆に乗ってくる人も多く、途中からはバス停で誰も乗ることができないすし詰め状態に。

七条京阪前でそこそこ乗客が降り、京都駅へ。

さて、夕食どうする?京都で食べる?奈良に帰って食べる?
それとも何か買って帰る?

で、地下街ポルタへ。

6時だったので食い物の店はそこそこの列が。
その中ですぐに入れる店を見つけて入ってみました。
ラーメン屋です。

地上に上がると京都タワーが輝いていました。

お土産というものは何も買わなかったのですが、
帰りに買った「栗餅」。部屋に戻って緑茶を淹れていただきました。

万歩計、16800歩。
良く歩きました~。



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