タイ・バンコクの庶民の生活に迫る!

~タイの庶民の生活とは? 一歩でも近づくために~

ノーンケムのごみ処分場を歩く

2006年09月18日 | 今日の出来事
東大大学院新創生領域研究科のKクンとノーンケムにある、ごみ分別処分場を歩く。
バンコク中のごみがここに集められる。
KクンのWeste Picker(ごみを収集することで生計を立てている人たち)の調査のお手伝いのためである。

このコミュニティーを支えているリーダーはここの住民代表ではない。
ここから10K以上離れているチキンファームの商人である。
こういうのは特異なケースで、住民代表を代行しているわけで、こういう外の人が住民の信用を得て、いろいろな交渉ごとを任せているのも面白いケースだ。
住民は約170世帯。
120世帯がお金を出し合って、現在住宅を建設中である。
住宅は政府系機関から融資を受けて、住民に貸し出され、2000B程度、15年ローンで一軒家の主となれるのである。
中にはここの住民で、都の道路清掃人となった人もいる。都の道路清掃人の給与は8000B/月。
以前(10年以上前)は、ゴミを集めて売るという仕事は相当いい収入で、1日500B以上になることもあったようである。
今現在は原料も余剰があったり、政府自身リサイクルを進めているおかげで、「いいゴミ」を得る事が難しくなったようだ。

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