こんばんわ。蕗子です。
突然ですが、色気って、なんなんだろう、と時々考えることがあります。色気って、なんなんだろう。これまではなんとなく、だらしなさ、なのかなと、思っていたのです。それならば私が時々色気があると言われる意味がわかるぞ、と。(以下、わたしに色気があるという前提で話を進めていくことをどうか許して欲しい・・)
そんなことをぼんやり考えていたら先日、知り合いのおじいちゃんが若き日の美輪明宏と当時の大スタア長谷川一夫との会話を突然話しだしました。
美輪明宏「長谷川さん、色気とは、なんなのでしょうか」
長谷川一夫「ひとつは、型。もうひとつは、わたしはあなたと寝てもいいと思っている、と相手に想像をさせること」
(会話の細かいところは多分そのおじいちゃんが考えたと思う)
ほほう。
わたしが感じていた「色気=だらしなさ」は、その気の抜けた気だるい感じが、寝てもいいと思ってそう、と感じさせている、ということかしら(?)
それにしても、最初はピンと来なかった「型」という言葉。でも、じわじわ納得。
わたしは女性らしさが全然ない(と自認している)ので、自分が女性だと思ってもらうためにはある種の「型」を学んで模倣するしかないと思っていた、だからつまりそれはちょっと、女型を演じているようなもので、なので、やっぱり、型、なのだ。じわじわ納得。
つまり、この型を極めれば、もっと色っぽくなれるということなのだ。誰でも。
中身が全然色っぽくないなか、時々そう評価して頂いた時の全身の困惑(と否定したい気持ちと申し訳なさ)、が、少し腑に落ちた。そして、どうせならもう少し、「型」、追求してみたい気持ちになった。