ミズヘンの腹ん中。

女3人、演劇創作ユニットmizhenのブログ。

備忘なのに忘れた。Sの唄はあしたから稽古や。

2017-06-06 18:16:44 | 藤原佳奈
昨日は疲れて寝てしまって、オープン稽古の備忘が書けなかった。

ネギをお父さんに見立ててエチュードをしたり、指で会話、足で会話、などをやった。

昨日はエチュードばっかりやっていたのだけど、
やりたいことのためには結局テキストがあった方がいいということが分かった。

次回からは簡単なテキストを用意しようと思う。

これを読まれている俳優のみなさん、
藤原は毎週月曜夜に稽古をしております。
http://www.mizhen.info/workshop

今後も、mizhenの公演の稽古がないかぎりは続けていくつもりなので、是非いらしてくださいませ。

さて。

飛び交うニュースはやっかいだし、

嫌なこともたくさんあるけれども、

それでも、年をとればとるほど、どんどん、生きるのは、楽になる。
と、思う。

考え方が、シンプルになる。


ビックコミックスピリッツ片手にセキセインコを頭に乗せて、ラブサイケデリコ聴きながら富士そばを食べる、

みたいなことはしなくなる。

したことないけど。

スピリッツを読むときはスピリッツを読めばいいし、
セキセインコはそっとしとおけばいい。
富士そばではちゃんと演歌を聞こう。


過去の書いたものを見返すと、今の私には分からない混沌がある。

だから、自分で書いたけど、少し距離がある。

少し距離のあるそいつは、ちょっと自分に似てもいる。
似ているところは自分の嫌なとこだったりするので、腹がたつ。
腹がたつけれども、否定するとそれは自分が傷つくので、よくわからない距離感を保とうとする。


北海道戯曲賞の優秀賞をいただきました、
『Sの唄』を再演します。

過去の本を再演する、というのは、

楽しみでもありますが、怖いです。
新作は、何かわからないけれども前へ前へのエネルギーで、図らずしも到達するところ、というのがあります。
再演は、そういった初演の勢いを思い出してやろうとしても、うまくいきません。
いかに、今しかできないことをやるか。
余計なことは忘れろー忘れるんだー。


過去の本を、

すこーし距離のある今のmizhenの地点から
佐藤蕗子と眺めつつ、初演とはまた違う面白さを発見できたらな、と思ってます。


さて、明日から稽古ざんす。


『Sの唄』
8/31-9/1
渋谷のライブハウスにて!
http://www.mizhen.info/next-stage-2


写真は気合い。これ人間ちゃいまんねんで。人形。