こんにちは、秋も終わりに近づき、冷え込む日が多く、お肌が乾燥する時期になってきました。「顔がカサカサするなあ、かゆいなあ…」と思った時、鏡を見て自分の顔を確かめると思いますが、皆さんは1日に何回くらい鏡を見るのでしょうか?年齢や性別によって違いはありますが、約半数の人は1日1~3回は鏡を見るそうです。主に女性はお化粧をするときは、必ず見ていることでしょう。性別関係なく、身だしなみのチェックに鏡は欠かせません。このように現代では日常にすっかり溶け込んでいる鏡ですが、昔は神聖なものだと考えられていました。確かに、1枚の板のようなものをはさんで奥に自分の姿などが広がる光景は、もう一つの世界が存在するようで、ちょっと不思議に感じるかもしれません。そんな神秘的とも言える鏡は、姿を映すだけでなく、魔よけとしても使われていました。邪気や悪いものを反射する、という意味合いからでしょう。こうした鏡は、実は、いつどこで誕生したのかについてはわかっていません。ただ、四大文明のあたりでは、すでに鏡は存在していたようで、日本には弥生時代に伝わってきました。当時は、とても貴重なもので、素材としては金属を磨いてできたもの。現在のような、硝酸銀溶液を使用したガラスの鏡を作る技術は、19世紀のドイツで確立されました。そのおかげで、今の私たちは、自分だけでは決して見ることのできない自分の姿を、鏡で見ることができています。鏡を見ているときの私たちは、人間の脳の働きで、2割増しに見ているという話もあります(笑)。11月11日は鏡の日。数字が左右対称になるのはもちろん、漢字の十一十一も縦に見れば左右対称なので、この日が鏡の日になりました。なお、11月30日も「11(いい)30(ミラー)」=“いい鏡”という語呂合わせで、鏡の日なのだそうです。11月に2回ある鏡の日、2割増しの鏡をじっくりとのぞきこむのもいいかもしれません。
露天風呂から甲府盆地が一望、やまなしフルーツ温泉ぷくぷく。10/13(日)
ぷくぷくの絶景テラス。この日は残念ながら富士山は雲の中。夜には甲府盆地の綺麗な夜景が楽しめます。
露天風呂から甲府盆地が一望、やまなしフルーツ温泉ぷくぷく。10/13(日)
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