ひとりごと

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11月 ひとりごと

2024-11-02 07:15:46 | ひとりごと
こんにちは、秋も終わりに近づき、冷え込む日が多く、お肌が乾燥する時期になってきました。「顔がカサカサするなあ、かゆいなあ…」と思った時、鏡を見て自分の顔を確かめると思いますが、皆さんは1日に何回くらい鏡を見るのでしょうか?年齢や性別によって違いはありますが、約半数の人は1日1~3回は鏡を見るそうです。主に女性はお化粧をするときは、必ず見ていることでしょう。性別関係なく、身だしなみのチェックに鏡は欠かせません。このように現代では日常にすっかり溶け込んでいる鏡ですが、昔は神聖なものだと考えられていました。確かに、1枚の板のようなものをはさんで奥に自分の姿などが広がる光景は、もう一つの世界が存在するようで、ちょっと不思議に感じるかもしれません。そんな神秘的とも言える鏡は、姿を映すだけでなく、魔よけとしても使われていました。邪気や悪いものを反射する、という意味合いからでしょう。こうした鏡は、実は、いつどこで誕生したのかについてはわかっていません。ただ、四大文明のあたりでは、すでに鏡は存在していたようで、日本には弥生時代に伝わってきました。当時は、とても貴重なもので、素材としては金属を磨いてできたもの。現在のような、硝酸銀溶液を使用したガラスの鏡を作る技術は、19世紀のドイツで確立されました。そのおかげで、今の私たちは、自分だけでは決して見ることのできない自分の姿を、鏡で見ることができています。鏡を見ているときの私たちは、人間の脳の働きで、2割増しに見ているという話もあります(笑)。11月11日は鏡の日。数字が左右対称になるのはもちろん、漢字の十一十一も縦に見れば左右対称なので、この日が鏡の日になりました。なお、11月30日も「11(いい)30(ミラー)」=“いい鏡”という語呂合わせで、鏡の日なのだそうです。11月に2回ある鏡の日、2割増しの鏡をじっくりとのぞきこむのもいいかもしれません。


露天風呂から甲府盆地が一望、やまなしフルーツ温泉ぷくぷく。10/13(日)

ぷくぷくの絶景テラス。この日は残念ながら富士山は雲の中。夜には甲府盆地の綺麗な夜景が楽しめます。
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10月 ひとりごと

2024-09-30 17:51:11 | ひとりごと
こんにちは、残暑もようやく過ぎて、心地よく過ごせる季節になりました。あちこちで文化行事が開催されるこの時期、絵や書や音楽、皆さんは鑑賞派でしょうか、それとも自分でチャレンジ派でしょうか。メインは鑑賞派だけど、自分でもちょっとやってみたい、という方もいらっしゃるかもしれませんね。習い事教室に行ってみるのもいいけれど、もっと気軽に始められることを探している方は、ここ数年、静かなブームになっている「文房具のコレクション」はいかがでしょうか。文房具と言っても色々ありますが、コレクションと言ったら、まずは万年筆をはじめとする筆記具がメインかと思います。万年筆は「持っていたらカッコイイ、憧れの高級アイテム」というイメージがあります。今はお小遣いで気軽に買えるような価格帯の、カジュアルな商品もたくさん出回っていますから、まずは万年筆というアイテムの、ボールペンとは違う書き味を試してみるのも良いかもしれません。万年筆に慣れてくると、次に凝りたくなるのがインク。昔は万年筆のインクと言えば群青か黒の二択だったように思いますが、今は水色や黄色など、様々な色のインクが販売されています。カラーインクの魅力は、発色の美しさ、容器のデザイン性の高さ、こだわりのネーミングでしょうか。全国各地の文具屋さんがご当地をモチーフとして作った、“ご当地インク”というものもあります。札幌の文具屋さんが作った「四季」というインクシリーズが始まりで、これは北海道の四季を4色で表現していて、春は「クローバー」、夏は「ラベンダー」、秋は「もみじ」、冬は「みかん」。旅先で見つけたらつい全色欲しくなってしまうような、素敵なネーミングです。“ご当地インク”の中には、オンラインショップで入手可能なものもたくさんありますので、色々と探してみるのも楽しそうです。こだわりのインクを使って、ペン習字やイラストなど、新しい趣味に挑戦するのもいいものです。では、今月も健やかにお過ごしください。  


松川町、嶺岳寺(れんがくじ) 境内に約5万株が咲く彼岸花の名所。蕾もまだありますが見頃です。9/30(月)
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9月 ひとりごと

2024-08-31 08:21:39 | ひとりごと
こんにちは、外に出るとまだ汗ばむ日も多いですが、日が落ちるのが少しずつ早くなってきました。9月の第3月曜日は、敬老の日で祝日です。16日ですが、土日を含めると三連休になるので、遠方の親戚が集まったり、家族で食事をする良い機会だと思います。祝日法で敬老の日は「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」とされていますが、いったい何歳から敬老の日をお祝いしたらいいのでしょう? 敬老の日の由来は諸説ありますが、1947年9月15日に、兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町八千代区)で村主催の「敬老会」を開催したのが始まりとされています。当時は55歳以上の方を対象に開催したそうですが、現在の55歳は老人と呼ぶにはまだまだ若く、敬老の日を祝うには早すぎるかもしれません。医療制度では65歳以上が高齢者ですし、道路交通法では70歳以上の免許更新者は高齢者講習を受ける必要があります。2023年に発表された日本人の平均寿命は世界第一位の84.3歳で、元気に働いている年齢も個人差が大きく、定年後のライフスタイルも多様化している印象があります。年齢で区切るのは難しそうなので、たとえば孫が生まれたり、仕事をリタイアしたなどをきっかけに、敬老の日にお祝いをするのもいいかもしれません。プレゼントを贈るなら、和菓子やお酒などの人気が根強いようです。普段は買わないようなちょっと高級な物やお取り寄せもぴったり。ほかにはお箸や湯呑みなどの食器は長く使えますし、名前を入れたもの、四つ葉やふくろうなど縁起の良い柄の物を選ぶのも楽しいと思います。また、お孫さんからのお祝いの場合は、小物入れやお守り、キーホルダーといった手作りの品が喜ばれるかもしれません。子どもが描いた似顔絵なども立派なプレゼントになりますし、目の前で絵を描いてあげれば、一緒に過ごす時間自体が贈り物にもなるでしょう。文字が書けない小さな子どもは、手形や足形のスタンプもかわいいですね。敬老の日は「いつもありがとう」「いつまでも元気で長生きしてほしい」という気持ちを、素直に表現できるいい機会かもしれません。


中川村真夏の一大イベント「中川どんちゃん祭り」が、今年も盛大に開催されました。村民グランド内で打ち上がる花火は間近で見れて迫力満点。火の粉による火傷に要注意です。8/3(土)
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8月 ひとりごと

2024-07-31 18:39:45 | ひとりごと
こんにちは、毎日、暑さが続いていますが、暑い暑いと言っていても始まらないので、少しでもこの暑い夏を楽しみましょう!さて、皆さんは、「夏の一番好きな光景」と言ったら、どんな場面を思い浮かべますか?長野県には海がありませんが、自分は夕陽が水平線の彼方に沈んでいくシーンが目に浮かびます。日中、ギラギラ灼けつくようだった太陽が、紅く染まって空にも海にも溶け込んでいく、そんなひと時に夏らしさを覚えます。ところで、日が沈む“日の入り”とは、どの瞬間を指すのでしょうか。国立天文台では「太陽の上辺が地平線(または水平線)に一致する時刻」を、日の出・日の入りの時刻と定義していて、日の入りは、「太陽が地平線に沈みきって見えなくなった瞬間」ということになります。また経度も1度変わると、日の入りの時間も4分ほど違うそうです。太陽が傾きはじめ沈み切るまでの時間は、一日の中でも特に美しく、刻々と色や光を変えていく空や海、山や街並みは、いつまでも見ていたい光景です。夕暮れ時の情景を表現するための言葉が数多くあるのも、古来の人々がこの美しい時間に心を奪われてきたからでしょう。「天が紅(あまがべに)」という言葉があります。これは、太陽が地平線に沈む際に、空が赤く染まる美しい情景のこと。雲も紅に染まって、まるで空全体が燃えているかのような、雄大でもあり荘厳さも感じるような光景です。「逢魔が時(おうまがとき)」は昼から夜に変わる、魔物が現れると信じられていた時間のこと。薄暗くなり、現実と幻想が妖しく入り乱れる神秘的な瞬間です。現代のように夜でも明るい時代と違い、闇には底知れない怖さと魅力があったのでしょう。「黄昏時(たそがれどき)」は、あたりが薄暗くなってくる頃で、わずかに夕焼けの赤色が残っている時間をさす言葉ですが、何となく寂しさも感じさせる言葉ですね。「夕映(ゆうば)え」は、夕陽の光を受けて、周囲が美しく輝いて見えることを表す言葉です。きっと明日もステキな一日になりそう!と明るい気持ちになるような、清々しさがあります。今日の夕暮れは、どんな景色になるのでしょうか。時にはゆっくりと、夕暮れ時の情景を味わってみたいものです。


ようやく梅雨も明けて、美ヶ原高原のトレッキング。山本小屋からアルプス展望コースを通り王ヶ鼻までのパノラマコース。北アルプス連峰をはじめ眼下に松本平を望み、市街地の向こうには先月紹介したファインビュー室山が微かに見えます。 ps 王ヶ頭ホテルの絶景ランチ、オリジナルカレーやシチュー美味しいです。7/21(日)

美ヶ原高原トレッキングマップ
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7月 ひとりごと

2024-06-30 19:27:46 | ひとりごと
こんにちは、梅雨明けはまだですが、この時期、日差しが日増しに強くなってくる頃ですね。海水浴や花火など夏ならではの楽しみもありますが、今年は7月26日から8月11日までパリオリンピックが開催されます。東京オリンピックからのバトンが渡った今大会では、新種目で注目されるブレイキン(ブレイクダンス)など、32競技329種目を実施。パリでオリンピックが開催されるのは三回目ですが、開会式はセーヌ川で開催されます。これは史上初の試みで、セーヌ川を船で進む聖火の様子はパリならで、競技もさることながら美しいパリの景観とスポーツの祭典の融合は見どころ満載になりそうです。さて、もし皆さんがパリ旅行をするなら、まずはどこへ行ってみたいですか? 真っ先に思い浮かぶのは、エッフェル塔ではないでしょうか。パリ万国博覧会に合わせて建設されたエッフェル塔は、1889年3月31日に落成式を開催。これを記念して3月31日は「エッフェル塔の日」です。フランス人技師ギュスターヴ・エッフェルの設計は、当時としては最先端の“炭素の含有量が少ない鉄”を使用し、革新的なデザインでコンテストを勝ち取りました。建設当初は高さが312.3mで、大きな鉄製の塔はパリの景観を損ねるという理由で反対の声もあり、20年後に取り壊される予定だったそうです。その後、科学用の観測所や実験室として利用されて、解体の話は無くなりました。1991年にはエッフェル塔を含むセーヌ川周辺が世界遺産として登録され、街のシンボルとして愛され続けています。現在は放送用アンテナが設置され、高さは324m。フロア別に3つの展望台があり、各階には様々な展示や、レストラン、ギフトショップも営業しています。エッフェル塔に登る時は地上から第一展望台と、その上の第二展望台へはエレベーターではなく階段で行くこともできます。階段でエッフェル塔を登るなんてとてもスリリングな気がしますが、鉄柱の中をぐるぐる登っていくため怖くはないようです。第二展望台から一番上の第三展望台までは、エレべ―ターで登ります。最長部に近いため狭くて風が強いそうですが、360度開けた視界からパリの街を見渡すのはさぞ爽快でしょう。では、今月も健やかにお過ごしください。 


高台に立つファインビュー室山からは松本平が一望。夜は松本市街地の夜景がとても綺麗でお勧めです。遠く向こうに、度々トレッキングに出かける美ヶ原高原の王ヶ鼻も見えます。6/16(日)
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