昨日は韓国の正月でした。
韓国ではどういうふうにお正月を過ごしているかご存知ですか?
近い国ですが、日本とは結構違いますよ
まず、お正月の一週間前からお母さん達は忙しいです。
韓国のお正月料理떡국の餅作りから始まります。
基本的に떡집というお餅を専門にしてる店で作りますが、お米を運んだりと大変忙しいです。出来た棒状態の御餅をスライスする仕事までかなり手間がかかります。
後は제사상(차례상)という法事のための料理の準備に入ります。
写真で分るようにかなら種類がいっぱいあります。
なので三日くらい前から料理を作り始めます。買い物前入れると1週間は準備で使いますね。
지지미だけでも10種類くらい、떡국, 과일, 닭고기, 소고기, などなど、
제사상に並べるのも昔からの決まりがあります。
鶏の頭の向き、スルメの向き、果物の位置などなど全てが決まっています。
こういうのが分らないお嫁さんは韓国ではだめなお嫁さんです。
제사상の準備が終わったら本格的に法事に入ります。
昔、女性は제사상がある部屋にも入れなかったそうです。今は女性も法事に参加できるようになりましたけどね。しかし、儒教文化が強く残っている안동というところではいまだに女性は入れないんだそうです。
法事はお酒を注いで供えて、お線香に火をつけて、절というお辞儀をします。
終った後は음복っていって、供えたお酒をみんなでちょっとずつ飲みます。
これでお正月の제사は終ります。