いよいよ今年もダービー。天気も回復して良馬場で行われそう。興味深いことが多い。今年こそはダービーは的中させたい。
【東京10R:日本ダービー】
◎⑮フサイチホウオー
○⑰ヴィクトリー
▲①タスカータソルテ
△④ゴールデンダリア
×⑨ヒラボクロイヤル
×⑦フィニステール
×⑧ドリームジャーニー
牝馬のウオッカの参戦。直前でのアドマイヤオーラからの武豊Jの降板など、話題に事欠かない今年のダービー。ただ、ここ最近は1番人気は連対を外していない。そう考えると今年も1番人気のフサイチホウオーが断然の存在か。確かにデビューしてから5戦4勝。前走の皐月賞で初めて土がついた。1番枠で後方から進んで馬群を捌くのに一苦労。そして4角では少しコーナリングのぎこちなさを見せ、他馬に迷惑をかけてしまった。それでも直線の脚は強烈で、ハナ+ハナ差の3着なら上々の内容。負けて強しの印象を受けた。上がり33秒9だからかなり弾けたが、前との差がつき過ぎていて捉えられなかった。もう少しあれば交わしていただけに、直線の長い広い東京コース向き。東京では3戦3勝とパーフェクトな成績。東京コースでの強さは父ジャングルポケットと同じ。皐月賞のときも書いたが、ジャングルポケットも皐月賞は1番枠から3着。ダービーで巻き返しての勝利を手にした。この馬も父と同じような運命をたどる可能性が大。東京ではコーナリングもスムーズだし、馬群もバラけるので捌きやすいし、大外を回ってくるだけに心配はいらない。ここ目標がうかがえるような調教の動きで、皐月賞のときよりも良く見えた。先週ダイワスカーレットが感冒でオークス出走を取りやめて、厩舎の勢いがそがれ、そして体調面での不安もと思うが、まあ大丈夫だろう。今年も1番人気の勝利に期待する。
皐月賞馬のヴィクトリーが対抗評価。皐月賞時は気性面での課題を挙げて無印にした。レースでは1角で少し折り合いを欠いて掛かりそうな面を見せたが、先頭に立ってしまうことで自分の競馬が出来たのが勝因。1000m通過は1分を切るよどみのない流れになり、逃げ馬には少し厳しかったが、他馬が牽制したことでこの馬にとっては絶好の展開になった。最後はハナ差だったとはいえ着差以上に強い内容だった。デビューしてから連対を外していないのだからかなり強い。対フサイチホウオーとは1勝1敗。3度目の今回こそ雌雄を決する場となった。中山コースだからああいった競馬でも克服できたが、スタンド前とはいえお客さんがビッシリの東京コースでは折り合いを欠く可能性も。それに長い東京の直線では粘れるかどうかも?フサイチホウオーの破壊力抜群の末脚には、今回は屈する可能性が大。ただ、皐月賞馬に敬意を評してこの評価。
岩田Jから乗り替わって武豊Jが騎乗することになったタスカータソルテ。どちらの騎手が乗ってもダービーの穴馬として狙っていた。ここまで勝つときは鮮やかだが、負けるときはあっけない。ただ、弥生賞のときは外枠が響いたし、毎日杯でもスムーズさを欠いた。広い京都コースに替わった前走の京都新聞杯では、この馬らしい末脚を駆使した。勝ったのは中京、京都と直線で平坦コースばかり。直線に坂のある、中山や阪神では止まってしまっている。それだけに、東京コースでは?がつくところもある。ただ、それを補えるだけの広いコースがある。そして左回りは中京でレコード勝ちしたようにぴったりなはず。最内枠をどうさばくかだが、土曜日の競馬ではらしさのある騎乗をした武豊J。アドマイヤ陣営との決別?などいろいろな事情があるようだが、今回はただ回ってくる競馬はしないはず。一発狙った競馬すればチャンスはある。
未知の魅力という意味ではゴールデンダリア。デビューから5戦。1走ごとに内容は良くなってきた。ここまで着外なし。3勝の内容はいずれも完勝といえるもの。前走のプリンシパルSは上がり33秒8で駆け抜けて、勝ち時計は2分を切った。2000mになってからダービーで好走馬を出していないプリンシパルSだが、今年のこの馬は違うかもしれない。一線級との対戦がないだけに実力のほどは未知数だが、青葉賞2着したトーセンマーチに未勝利戦で勝っていることから考えても、全く用がないといううことはない。広い東京コースの競馬の方がスムーズだけに、あとは距離さえ克服できれば大駆け要注意。
青葉賞の勝ち馬ヒラボクロイヤル。今年に入ってからは連対を外さない堅実な走り。2走前の毎日杯で上がり34秒1の脚を見せて2着。前走も同様に後方から強烈に追い込んで差しきった。2400mの距離を克服したことも大きかったし、内容的にも完勝でダービー戦線に浮上してきた。広いコースの方がこの馬の末脚を如何なく発揮するには合っている。かなり武幸Jが手ごたえを感じているよう。フサイチの切れ味とは違うタイプの末脚を持っているだけに、今回面白い存在になりそう。
フィニステールは1勝馬のみで青葉賞3着とキッチリと権利を獲得。ただ、直線でこれからというときに不利を受けてスピードののりが鈍ってのものだけに、あれさえなければヒラボクロイヤルにもっと迫っていたはず。藤原英厩舎は2頭出しでどちらにも自信を持っているよう。ここでも連対なら可能かも。
ドリームジャーニーは前走は出遅れて万事休す。切れる脚を活かすには1600mくらいの距離があっているのかもしれないが、破壊力があるだけに見限れない。調教は前走以上に強くやっている。これならもう一度だけ見直してみたいとも思う。
ウオッカに関してはやっぱり牝馬では厳しい。先週のオークスをローブデコルテが2分25秒3のレースレコードで勝ったようにレベルは高い。そのローブデコルテに大きく先着しているこの馬ならと思うが、同じ距離とはいえ違うレースをする。ダービーに牝馬が通用するとは今の時代は思えない。無謀な挑戦とはいわないが、ここは無印。
皐月賞で1番人気に推され、本命にもしたアドマイヤオーラ。今回は無印です。皐月賞は位置取りが後ろ過ぎ。確かに武豊Jの乗れてなさを象徴した一戦。ただ、あれだけで鞍上交代ですかと思ってしまう。他にもいろいろあってのことだが、騎手をここで変えるというのは…。岩田Jでシンザン記念を勝っているように全く初めてではない。ただ、陣営のコメントでシンザン記念がスムーズな競馬だったとあった。ということはベストレースは1600m。距離不安のある馬だけにあのコメントを読んで無印に気持ちが固まった。
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【東京10R:日本ダービー】
◎⑮フサイチホウオー
○⑰ヴィクトリー
▲①タスカータソルテ
△④ゴールデンダリア
×⑨ヒラボクロイヤル
×⑦フィニステール
×⑧ドリームジャーニー
牝馬のウオッカの参戦。直前でのアドマイヤオーラからの武豊Jの降板など、話題に事欠かない今年のダービー。ただ、ここ最近は1番人気は連対を外していない。そう考えると今年も1番人気のフサイチホウオーが断然の存在か。確かにデビューしてから5戦4勝。前走の皐月賞で初めて土がついた。1番枠で後方から進んで馬群を捌くのに一苦労。そして4角では少しコーナリングのぎこちなさを見せ、他馬に迷惑をかけてしまった。それでも直線の脚は強烈で、ハナ+ハナ差の3着なら上々の内容。負けて強しの印象を受けた。上がり33秒9だからかなり弾けたが、前との差がつき過ぎていて捉えられなかった。もう少しあれば交わしていただけに、直線の長い広い東京コース向き。東京では3戦3勝とパーフェクトな成績。東京コースでの強さは父ジャングルポケットと同じ。皐月賞のときも書いたが、ジャングルポケットも皐月賞は1番枠から3着。ダービーで巻き返しての勝利を手にした。この馬も父と同じような運命をたどる可能性が大。東京ではコーナリングもスムーズだし、馬群もバラけるので捌きやすいし、大外を回ってくるだけに心配はいらない。ここ目標がうかがえるような調教の動きで、皐月賞のときよりも良く見えた。先週ダイワスカーレットが感冒でオークス出走を取りやめて、厩舎の勢いがそがれ、そして体調面での不安もと思うが、まあ大丈夫だろう。今年も1番人気の勝利に期待する。
皐月賞馬のヴィクトリーが対抗評価。皐月賞時は気性面での課題を挙げて無印にした。レースでは1角で少し折り合いを欠いて掛かりそうな面を見せたが、先頭に立ってしまうことで自分の競馬が出来たのが勝因。1000m通過は1分を切るよどみのない流れになり、逃げ馬には少し厳しかったが、他馬が牽制したことでこの馬にとっては絶好の展開になった。最後はハナ差だったとはいえ着差以上に強い内容だった。デビューしてから連対を外していないのだからかなり強い。対フサイチホウオーとは1勝1敗。3度目の今回こそ雌雄を決する場となった。中山コースだからああいった競馬でも克服できたが、スタンド前とはいえお客さんがビッシリの東京コースでは折り合いを欠く可能性も。それに長い東京の直線では粘れるかどうかも?フサイチホウオーの破壊力抜群の末脚には、今回は屈する可能性が大。ただ、皐月賞馬に敬意を評してこの評価。
岩田Jから乗り替わって武豊Jが騎乗することになったタスカータソルテ。どちらの騎手が乗ってもダービーの穴馬として狙っていた。ここまで勝つときは鮮やかだが、負けるときはあっけない。ただ、弥生賞のときは外枠が響いたし、毎日杯でもスムーズさを欠いた。広い京都コースに替わった前走の京都新聞杯では、この馬らしい末脚を駆使した。勝ったのは中京、京都と直線で平坦コースばかり。直線に坂のある、中山や阪神では止まってしまっている。それだけに、東京コースでは?がつくところもある。ただ、それを補えるだけの広いコースがある。そして左回りは中京でレコード勝ちしたようにぴったりなはず。最内枠をどうさばくかだが、土曜日の競馬ではらしさのある騎乗をした武豊J。アドマイヤ陣営との決別?などいろいろな事情があるようだが、今回はただ回ってくる競馬はしないはず。一発狙った競馬すればチャンスはある。
未知の魅力という意味ではゴールデンダリア。デビューから5戦。1走ごとに内容は良くなってきた。ここまで着外なし。3勝の内容はいずれも完勝といえるもの。前走のプリンシパルSは上がり33秒8で駆け抜けて、勝ち時計は2分を切った。2000mになってからダービーで好走馬を出していないプリンシパルSだが、今年のこの馬は違うかもしれない。一線級との対戦がないだけに実力のほどは未知数だが、青葉賞2着したトーセンマーチに未勝利戦で勝っていることから考えても、全く用がないといううことはない。広い東京コースの競馬の方がスムーズだけに、あとは距離さえ克服できれば大駆け要注意。
青葉賞の勝ち馬ヒラボクロイヤル。今年に入ってからは連対を外さない堅実な走り。2走前の毎日杯で上がり34秒1の脚を見せて2着。前走も同様に後方から強烈に追い込んで差しきった。2400mの距離を克服したことも大きかったし、内容的にも完勝でダービー戦線に浮上してきた。広いコースの方がこの馬の末脚を如何なく発揮するには合っている。かなり武幸Jが手ごたえを感じているよう。フサイチの切れ味とは違うタイプの末脚を持っているだけに、今回面白い存在になりそう。
フィニステールは1勝馬のみで青葉賞3着とキッチリと権利を獲得。ただ、直線でこれからというときに不利を受けてスピードののりが鈍ってのものだけに、あれさえなければヒラボクロイヤルにもっと迫っていたはず。藤原英厩舎は2頭出しでどちらにも自信を持っているよう。ここでも連対なら可能かも。
ドリームジャーニーは前走は出遅れて万事休す。切れる脚を活かすには1600mくらいの距離があっているのかもしれないが、破壊力があるだけに見限れない。調教は前走以上に強くやっている。これならもう一度だけ見直してみたいとも思う。
ウオッカに関してはやっぱり牝馬では厳しい。先週のオークスをローブデコルテが2分25秒3のレースレコードで勝ったようにレベルは高い。そのローブデコルテに大きく先着しているこの馬ならと思うが、同じ距離とはいえ違うレースをする。ダービーに牝馬が通用するとは今の時代は思えない。無謀な挑戦とはいわないが、ここは無印。
皐月賞で1番人気に推され、本命にもしたアドマイヤオーラ。今回は無印です。皐月賞は位置取りが後ろ過ぎ。確かに武豊Jの乗れてなさを象徴した一戦。ただ、あれだけで鞍上交代ですかと思ってしまう。他にもいろいろあってのことだが、騎手をここで変えるというのは…。岩田Jでシンザン記念を勝っているように全く初めてではない。ただ、陣営のコメントでシンザン記念がスムーズな競馬だったとあった。ということはベストレースは1600m。距離不安のある馬だけにあのコメントを読んで無印に気持ちが固まった。
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