雨が降るダービーといえばいつ以来だろうか。ジャングルポケットが勝ったときには降っていたような記憶が。重馬場は最近でもあるが。雨予報でまたいろいろと考えさせられてしまう。今年はどの馬に夢を託そうかと。
【東京10R:日本ダービー】
◎⑰フサイチジャンク
○⑩アドマイヤムーン
▲⑤トーホウアラン
△⑮ドリームパスポート
×②メイショウサムソン
×⑥アドマイヤメイン
×⑨サクラメガワンダー
1番人気がある程度人気して、それに応えることが続いたレース。こんなに混戦のダービーも久しぶり。土曜日の段階ではメイショウサムソンが1番人気。それは変わることはないだろうが、それでも5倍前後。地味な馬、騎手のコンビということも拍車をかけているか。
本命には皐月賞を見た段階で、ダービーなら逆転できると感じたフサイチジャンク。皐月賞は4角を外からよく追い上げたが、前半のペースがやや落ち着いてしまったために、前の馬を捕まえきれなかった。それでもメンバー最速の上がりを記録したように、見せ場はつくることができた。一線級との対戦がなかった中で不安視された部分もあったが、それも特に問題はなかった。前半ユッタリと流れるレース展開が続いたことも前走は少なからず影響したか。それ以上に流れが速くなりそうな今回は不安もある。ただ、いい脚を使えるだけに、展開は速くなったにこした事はない。若葉Sを稍重で勝ったように、道悪になっても大丈夫。美浦に入厩しての調整に関しては多少の不安もある。今週の調教を見る限りそんなことはないか。大外から一気に追い込んでくることに期待する。
対抗は皐月賞で本命に推したアドマイヤムーン。前走の皐月賞で初めて連対を外すことになったが、これもフサイチジャンク同様に展開に泣いた。フサイチより後ろにいたのだから差しきれなくても仕方がないが、内容的に多少不満が残ったのも事実。血統的にダービーよりは皐月賞での馬と思っていただけに、あの敗戦は痛かった。とはいえ、ダービーで全くのノーマークにできるわけではない。エンドスウィープ産駒ということで、長くいい脚というよりは一瞬の脚を活かす馬。共同通信杯のときのようなレースがベスト。ああいった競馬はできないだろうが、そこはダービー4勝の武豊J。なにか柵は考えているはず。道悪の経験はないが、新馬勝ちのときは良馬場でも大雨が降っていた中で行われていた。決してプラスではないがマイナスでもない。調教の動きは前走以上。
一発の穴ということならトーホウアランに魅力を感じる。デビューから2連勝したときには、関西の秘密兵器といわれた。スローペースでも問題にせず長くいい脚を使える馬。前走の京都新聞杯は馬体が戻ったことも大きかった。先行して究極の瞬発力勝負にも対応できたのがこの馬のレースセンスの良さともいえる。スプリングSで大きく馬体を減らしての惨敗。それだけに、当日の馬体重には要注意か。権利を取りたかった前走でもある程度仕上げたはずだが、目標はここというのは既定路線。調教の動きも絶好で、もしかしたらと。こういったときの藤田Jは怖い。
ドリームパスポートは皐月賞で本当に上手く乗った。高田Jということで不安視したが、本当に申し訳なかった。調教でいつも乗っており、この馬の癖は誰よりもわかっていた。内をついて伸びてきたあたりに、この馬の成長も感じた。ただ、ロスなく乗って負けたのだからもしかしたら逆転は難しいのかもしれない。堅実に走るこの馬には凄く魅力を感じる。全体の時計的には少し地味だが、動きそのものは決して悪くない。距離が延びることに関してはなんともいえないが、一瞬の脚を活かせる流れになれば前走のような結果を残せるかも。
皐月賞馬メイショウサムソンの評価は押さえ。前走同様に押さえの評価。皐月賞を勝ったことで、この馬の実力については再認識させられてしまった。どこか人気の盲点になっていたのも事実。今回は現在のところ1番人気。好枠をゲットして2冠達成の可能性も十分。ただし、不安な点を挙げれば唯一の着外が道悪で行われた萩S。ドリームパスポートやフサイチリシャールに先着を許している。極端に悪くなればすこしは厳しいのかも。もう一つはデビューから休みなく使われ続けていること。ここまで好調が長く続くこともないか。前走以上ということはないか。調教の動きでも前走のデキは維持できている。少しだけ危ないにおいもする。
アドマイヤメインは逃げに活路を見出して3連勝。前走の青葉賞も展開的にマイペースで進められ圧勝。青葉賞の勝ち時計も優秀。前走と同じ競馬ができればここでもチャンスはある。他に絡んで行きそうな馬もなく、ここは前走同様この馬にはおあつらえ向きの流れになるか。アドマイヤは2頭出し、フサイチも2頭出し。リシャールが先行を選べば苦しくなってしまうが、どうもそういった競馬はしない様子。あとは道悪馬場を克服できるかだけ。
サクラメガワンダーは距離延長を歓迎するクチ。前走も展開が向かず追い込みきれなかった。年明けからの2戦の内容がどちらも少し冴えないのが・・・。調教の動きはかなりよくなってきたし、ダービーで目一杯に仕上げてきたという感じ。道悪での勝鞍もあり、どこか不気味な感じがする。
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【東京10R:日本ダービー】
◎⑰フサイチジャンク
○⑩アドマイヤムーン
▲⑤トーホウアラン
△⑮ドリームパスポート
×②メイショウサムソン
×⑥アドマイヤメイン
×⑨サクラメガワンダー
1番人気がある程度人気して、それに応えることが続いたレース。こんなに混戦のダービーも久しぶり。土曜日の段階ではメイショウサムソンが1番人気。それは変わることはないだろうが、それでも5倍前後。地味な馬、騎手のコンビということも拍車をかけているか。
本命には皐月賞を見た段階で、ダービーなら逆転できると感じたフサイチジャンク。皐月賞は4角を外からよく追い上げたが、前半のペースがやや落ち着いてしまったために、前の馬を捕まえきれなかった。それでもメンバー最速の上がりを記録したように、見せ場はつくることができた。一線級との対戦がなかった中で不安視された部分もあったが、それも特に問題はなかった。前半ユッタリと流れるレース展開が続いたことも前走は少なからず影響したか。それ以上に流れが速くなりそうな今回は不安もある。ただ、いい脚を使えるだけに、展開は速くなったにこした事はない。若葉Sを稍重で勝ったように、道悪になっても大丈夫。美浦に入厩しての調整に関しては多少の不安もある。今週の調教を見る限りそんなことはないか。大外から一気に追い込んでくることに期待する。
対抗は皐月賞で本命に推したアドマイヤムーン。前走の皐月賞で初めて連対を外すことになったが、これもフサイチジャンク同様に展開に泣いた。フサイチより後ろにいたのだから差しきれなくても仕方がないが、内容的に多少不満が残ったのも事実。血統的にダービーよりは皐月賞での馬と思っていただけに、あの敗戦は痛かった。とはいえ、ダービーで全くのノーマークにできるわけではない。エンドスウィープ産駒ということで、長くいい脚というよりは一瞬の脚を活かす馬。共同通信杯のときのようなレースがベスト。ああいった競馬はできないだろうが、そこはダービー4勝の武豊J。なにか柵は考えているはず。道悪の経験はないが、新馬勝ちのときは良馬場でも大雨が降っていた中で行われていた。決してプラスではないがマイナスでもない。調教の動きは前走以上。
一発の穴ということならトーホウアランに魅力を感じる。デビューから2連勝したときには、関西の秘密兵器といわれた。スローペースでも問題にせず長くいい脚を使える馬。前走の京都新聞杯は馬体が戻ったことも大きかった。先行して究極の瞬発力勝負にも対応できたのがこの馬のレースセンスの良さともいえる。スプリングSで大きく馬体を減らしての惨敗。それだけに、当日の馬体重には要注意か。権利を取りたかった前走でもある程度仕上げたはずだが、目標はここというのは既定路線。調教の動きも絶好で、もしかしたらと。こういったときの藤田Jは怖い。
ドリームパスポートは皐月賞で本当に上手く乗った。高田Jということで不安視したが、本当に申し訳なかった。調教でいつも乗っており、この馬の癖は誰よりもわかっていた。内をついて伸びてきたあたりに、この馬の成長も感じた。ただ、ロスなく乗って負けたのだからもしかしたら逆転は難しいのかもしれない。堅実に走るこの馬には凄く魅力を感じる。全体の時計的には少し地味だが、動きそのものは決して悪くない。距離が延びることに関してはなんともいえないが、一瞬の脚を活かせる流れになれば前走のような結果を残せるかも。
皐月賞馬メイショウサムソンの評価は押さえ。前走同様に押さえの評価。皐月賞を勝ったことで、この馬の実力については再認識させられてしまった。どこか人気の盲点になっていたのも事実。今回は現在のところ1番人気。好枠をゲットして2冠達成の可能性も十分。ただし、不安な点を挙げれば唯一の着外が道悪で行われた萩S。ドリームパスポートやフサイチリシャールに先着を許している。極端に悪くなればすこしは厳しいのかも。もう一つはデビューから休みなく使われ続けていること。ここまで好調が長く続くこともないか。前走以上ということはないか。調教の動きでも前走のデキは維持できている。少しだけ危ないにおいもする。
アドマイヤメインは逃げに活路を見出して3連勝。前走の青葉賞も展開的にマイペースで進められ圧勝。青葉賞の勝ち時計も優秀。前走と同じ競馬ができればここでもチャンスはある。他に絡んで行きそうな馬もなく、ここは前走同様この馬にはおあつらえ向きの流れになるか。アドマイヤは2頭出し、フサイチも2頭出し。リシャールが先行を選べば苦しくなってしまうが、どうもそういった競馬はしない様子。あとは道悪馬場を克服できるかだけ。
サクラメガワンダーは距離延長を歓迎するクチ。前走も展開が向かず追い込みきれなかった。年明けからの2戦の内容がどちらも少し冴えないのが・・・。調教の動きはかなりよくなってきたし、ダービーで目一杯に仕上げてきたという感じ。道悪での勝鞍もあり、どこか不気味な感じがする。
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