気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

9月10日メイン予想

2006-09-09 21:54:15 | 競馬
朝日チャレンジカップはトリリオンカットが激走を見せた。この馬も1600万条件の身。夏場に使っていたといえ、成績はそれほどぱっとせず。上手く流れに乗って、最後はコンゴウリキシオーとの叩き合いを制した。コンゴウも内容としては悪くなかった。スズカフェニックスはパドックで少しテンションが上がっていた。道中は抑えるためにか後方から進んだ。時計が速いとはいえ、ハイペースではないので、最後方からでは厳しかった。
日曜日は東西で重賞3連覇に挑む馬がそれぞれいる。中京では外国馬も参戦してきて興味深い一戦。

【中京11R:セントウルステークス】
◎⑭コスモフォーチュン
○⑪テイクオーバーターゲット
▲⑤ロードアルティマ
△⑱シーイズトウショウ
×⑧リミットレスビッド
×⑫ネイティヴハート
×②ゴールデンキャスト

今年からGⅡ戦となり、サマースプリントシリーズの最終戦。トップのビーナスラインは参戦しないが、ポイント上位の馬は勝たないといけない馬、上位着が欲しい馬など様々。秋競馬の開幕と重なり2週間後のスプリンターズSを目指しての馬もいる。かなり難解な一戦。ただ、北九州記念でおいしい思いをさせてもらったコスモフォーチュンにもう一度期待して本命を打つ。その北九州記念は何もかもが思い通りにいったレース。好スタートを切れて、揉まれることなく内を進んで、馬群が外に分かれる中、1頭だけ自分の競馬が出来た。52キロのハンデも恵まれたが、角田Jの好騎乗も光った。スプリントシリーズで逆転優勝するには3着が必要。前走に比べ、メンバーはかなり揃った。ましてや別定戦になり斤量差もなくなり、自身も55キロを背負う。有利な条件ではないが今の勢いなら克服できる。外枠の偶数枠ということで、ゲートでの出遅れる心配も減るはず。揉まれることなく進め走だけに、運も向いてきた。調教の動きも絶好で連勝の期待をして。
対抗は外国馬のテイクオーバーターゲット。オーストラリアの馬だが、この夏はイギリスに遠征して好結果を残しているように、輸送そのものは全く苦にしない。このレース、グローバルスプリントチャレンジにも組み込まれており、この馬がトップを走っているだけに全く軽視は出来ない。スピード競馬にも対応は出来そうで、平坦コースも向くはず。実際は次のスプリンターズSがこの遠征の大目標なはずだが、前哨戦とはいえ無様な競馬は出来ない。日本で乗りなれていない鞍上だけに、トリッキーな中京コースを克服できるか不安はある。
ロードアルティマは着外が1度だけと超堅実派。前走は展開を自分の思い通りに進められて完勝。昇級していきなり重賞に挑戦は厳しいが、この馬の素質なら克服は出来るはず。中京の1200mで勝った実績もあるだけに、コース、距離は問題にしない。ただ、最近は1400m~1600mを使っていて、殆どスローペースでのレースをしているだけに、1200mの速い流れに対応できるかが鍵を握りそう。武豊Jの手腕に期待。
シーイズトウショウは北海道での2戦していずれも2着。どちらのレースも本当に惜しい内容だった。サナースプリントシリーズで逆転優勝するには、ポイントを稼いでも勝っていないので、勝利が絶対条件。ただ、今回は札幌から中1週の厳しいローテーション。栗東に戻って調整して、中京への輸送。輸送に強くはないだけに心配はある。ただ、今週の調教の動きからは疲れもなさそうで、好勝負できそう。中京コースはCBC賞勝ちがあるなど相性はいい。大外枠も今年のCBC賞を勝ったときは16番枠。開幕週のレースだけに一概に言えないが、中京1200の大外は決して不利ではない。スプリンターズSは条件的に厳しいだけに、今回は勝負なのかも。
あと一押しがないリミットレスビッド。58キロを背負った前走でもそれなりには走っている。CBC賞でも内容的には悪くはなかった。ただ、開幕週のスピード勝負では分が悪いかも。岩田Jの一発は要警戒だが…。
ネイティヴハートは今年の高松宮記念で5着。一時は不振だったが、春先にオーシャンSを勝ってから復活した。その後も左回りのレースに照準を合わせて使われてきた。前走はメンバーも楽だったこともあるが、いい末脚で2着を確保。先行馬が揃っており、展開が向けば一発ある。
ゴールデンキャストは3連覇を目指す。小倉では雨が降った馬場でも勝ったように、毎年のように夏場に調子を上げ、馬も進化している。前走も58キロのハンデを背負っての2着は立派。本来なら有力だが、今年は良績のない左回りの中京。陣営はこの時期なら大丈夫といっているが、やはりコース巧者が幅を利かせるコースだけに厳しいか。ただ、押さえにはしたい。

【中山11R:京成杯オータムハンデ】
◎⑭マイネルスケルツィ
○⑪インセンティブガイ
▲⑧ステキシンスケクン
△⑬ペールギュント
×③フォーカルポイント
×①ローエングリン
×⑦ワディラム

毎年好時計での決着をするレース。馬場状態もいいだけに、ある程度先行できる脚質を備えていることが勝利への必須条件か。ただ、土曜日のメインレースのように、ハイペースなら後方一気も利く。ハンデ戦でフルゲートと難解な一戦だが、3歳馬マイネルスケルツィを本命にする。春はNHKマイルCで2番人気したように力はある馬。結果は出なかったが、悲観することもない。今回は3戦3勝の中山コースになるだけに有利。メンバー的にハイペースで進むことは明白だけに折り合いもつく。54キロのハンデも恵まれたと思う。調教の動きもいいだけに緒戦から期待していい。古馬撃破も可能。
インセンティブガイが対抗。安田記念で6着。京王杯SCはスタートで出遅れたが、後方からの追い込みを見せて2着。重賞でも戦えるメドは立った。中山の1600mは3勝と好相性。1月には好時計で勝った実績もあるように、ここを目標にしてきたフシもある。休み明けで勝ったこともあるように緒戦から狙える馬。多少ムラがあるだけに信頼は出来ないが、力を出し切れば逆転も可能。ただ57キロのハンデは少し見込まれた気も。
一発あるなら逃げ馬のステキシンスケクン。前走は1000mのスピード勝負にとまどった感じを受けた。ハナを切れないとまだ脆い面があるだけに、同型のストーミーカフェがいるのはなんとも目障り。行き過ぎてしまえば止まるのは目に見える。ただ、前走のようなレースを経験したことで、2番手からでも進められるようになっていればと。距離は1600mのほうがいいはず。
ペールギュントはノドの手術をしてからのレースは安定してきた。休み明け緒戦は度外視しても、その後の2戦はマズマズ。前走はメンバー最速の上がりをマークしたように使われて調子も上向いてきた。先行してそれなりの競馬を残したこともあるが、最近のレースから見るとやはり追い込みに賭けてというレース。末脚でどうにかできる部分もあるが、開幕週だけに展開の助けは必要。その条件に嵌りそうな気はする。
フォーカルポイントは昨年のこのレースではいいところがなかっただけに、中山コースはやはりイマイチ。東京のような広々としたコースのほうがいいはず。長期休養明けだが、調教の動きはかなりいい。展開も嵌りそうで今年は少し警戒したい。
ローエングリンは前走で追い込みの競馬を見せて、4着と久々に復活の走りを見せた。1度のレースで信用してはいけないと思うが、あれで馬が少しでも変わってくれればと思う。今回はどういった競馬をするか興味深い。59の前走から、58キロに変わる今回はチャンスはある。ワディラムは平坦巧者。坂のあるコースは成績が良くないが、良馬場ならチャンスがありそう。最近のレース内容もよく、今の調子なら連対圏まで突入あり。
3連覇を目指すマイネルモルゲンは、ここ2年の勢いはない。前走の末脚も見所はあったが、ここ2年に比べ今回はメンバーが揃った。3連覇は苦しい。今年は無印。

【札幌11R:UHB賞】
◎⑩タイセイアトム
○④セイウンドーバー
▲⑦ダブルタイトル
△⑨リガードシチー
×①フサイチバルドル
×②サクラプログレス
×⑤デアテンビー

本命候補のラストモアが取り消し。後方からの馬だけに展開的に影響はないはず。ただ、1200mのレースにしては逃げ馬がはっきりしない。このメンバーならタイセイアトムが逃げそうか。札幌とは好相性で、前走のレース内容も良かった。連闘になるがデキは維持できていそう。メンバー的にも恵まれてここはチャンス。
対抗は未知の魅力を持っているセイウンドーバー。ダートで連勝してきて今回が初芝。使いつつレース内容にも進境著しい面がある。戸惑わなければこの馬がハナを切る可能性もある。こちらも連闘だが問題はないか。
ダブルタイトルの前走はハイレベルの一戦。先行して上手く流れには乗れており、1200mのスピード競馬に対応できれば。時々嵌る馬だけに今回は不気味。リガードシチーは一時の不振から脱した調教の時計。スタート五分ならチャンスある。フサイチバルドル、サクラプログレス、デアテンビーまで押さえる。

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