気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

12月17日メイン予想

2006-12-16 22:50:19 | 競馬
今日は中京競馬場で愛知杯を観戦してきました。本命に推したアドマイヤキッスが強い競馬を見せてくれました。スタートで躓いて一瞬不安になったが、ローズSと同じように内に進路をとっていった。3角までは逃げ馬が飛ばして先行したため、レース展開もローズSと同じ。4角では前を射程権にとらえ、危なげない勝ちっぷりだった。56キロのハンデも問題なかった。来年は大きなタイトルが欲しいところ。2着のコスモマーベラスは直線にかける競馬で距離を克服。この馬も安定して力を発揮できるようになった。
日曜日はJRAサンクスデーということで入場料が無料でプレゼントもあるとか。阪神では新設重賞が行われる。

【阪神11R:阪神カップ】
◎⑬マイネルスケルツィ
○⑥コートマスターピース
▲⑯シンボリグラン
△①ステキシンスケクン
×⑱オレハマッテルゼ
×⑩フサイチリシャール
×⑪アサクサデンエン

阪神牝馬S、CBC賞の施行時期変更を受けて新設された1400mの阪神カップ。GⅡにしては札幌記念と同様の7000万円の1着賞金で、定量戦。格の高いGⅡ戦になる。ここ最近の重賞で大活躍の3歳馬勢。ここも3歳馬のマイネルスケルツィを本命にする。最近は好走と凡走の繰り返しになるが、凡走したのは左回りの東京。右回りは本当に安定している。前走のマイルCSは全く人気がなかったが、道中3番手から直線一瞬見せ場を作っての4着。それだけの力はあるということ。1400mは今回初めてになるが、多少道中の折り合いに不安があるだけに歓迎のはず。愛知杯で重賞勝ちした武豊Jを鞍上に迎えたのも心強い。
マイルCSの後も日本に居残っているコートマスターピース。前走が勝負かと思っていたが、GⅡの賞金でも外国勢には魅力ということか。前走は間隔が開いていたこともあったが、スタートで出遅れたのが響いた。ただ、日本の時計の速い馬場をこなせたことは収穫。阪神競馬場での調整も順調そう。雨が降って多少時計がかかればこの馬には嬉しい限り。
シンボリグランはこの秋は好走続きで、昨年の冬の好調さを取り戻した。前走も少し長い1600mのGIマイルCSで好走。やっと素質開花した感じ。以前はスタートに不安を抱えていたが、秋2走はスタートもまともに出ている。今回もその保証はないが、調子がいい今なら気になくていいはず。パワータイプだけに阪神コースは合いそう。
最内枠を引いたステキシンスケクンはここは行くしかない。他にこれといって逃げたい馬もいないよう。先行有利の今の阪神の馬場状態はこの馬には絶好。行くだけ行ってつぶれれば仕方がないが、逃げ残りの可能性もある。坂のある阪神、中山での重賞勝ち。今週の調教の動きも良く侮れない。
春に高松宮記念を勝ったオレハマッテルゼは得意の寒い季節がやってきた。スプリンターズSで減った馬体も徐々に戻ってきた。マイルCSをパスしてここに向かってきただけに、GⅠからの転戦組よりは疲労はないはず。前走は59キロで5着。復調してきた今回は57キロ。他馬との斤量差もない定量戦。阪神コースは勝ち鞍はないが着外もない。大外枠さえ克服できれば。雨はこの馬も歓迎材料というくらい鬼。
フサイチリシャールはダートでも結果を出せず。今度は距離短縮して初めての1400m。これで結果が出なければこの馬も終わりか。この馬も雨はかなり降ってほしい。
アサクサデンエンは1400mも得意。距離短縮で巻き返しは必至。まだまだ力の衰えはない。あとは展開の助けが少し欲しいところ。

【中山11R:フェアリーステークス】
◎⑮クーヴェルチュール
○④シベリアンクラシカ
▲⑦カノヤザクラ
△⑨コスモチーキー
×⑭サンタフェソレイユ
×⑫マルターズクラシカ
×③ニシノマオ

阪神JFで惨敗した馬の巻き返しも多いが、今年はメジロアダーラのみ。殿負けからでは厳しいか。今年はメンバー的にはやや小粒な印象。それならこのメンバーで実績が抜けている3勝馬のクーヴェルチュールを本命にする。福島2歳Sはハナ差の辛勝だが、2走前は降着になったとはいえ強い競馬内容。1200mは3勝と得意の距離。一介の逃げ馬ではなく、控えても好走できている。調教の動きも抜群で絶好のデキで迎えられそう。中山の坂も克服可能なはず。
対抗は連闘してきたシベリアンクラシカ。前走は雨の影響もあったが勝ち時計は遅かった。中山1200mの実績は豊富だが、1分9秒台しかないだけにさてどうかと思うが、今年のメンバーなら9秒台の決着もありえる。前走も出遅れなければもっときわどかった。発馬五分で一発の可能性は十分。
カノヤザクラは前走はペースに泣いた印象。それでも外からの伸び脚はなかなか良かった。2走前にはレコード勝ちしたようにスピード競馬に対応できる。牝馬にしては雄大な馬体をしているだけに、輸送の心配もない。デビュー戦で1200mを勝っており、距離短縮はプラスなはず。
コスモチーキーの鞍上の大西Jはこのレースが引退戦。馬の力以上に、ジョッキーの気迫で来てしまう可能性も。これまでのレースを見れば時計勝負に一抹の不安が残る。前走はハイペースの展開でいい脚で追い込んできて3着。追い込みが効けば一発あるかも。
サンタフェソレイユは1200mが向くとは思えないが、2走前のサフラン賞が強い競馬。スタートで出遅れて、スローの展開を直線だけで追い込んできた。中山コースは未勝利勝ちの舞台。坂で前が止まればだが、あくまで展開待ち。
マルターズクラシカはデビュー戦の勝ち内容が良かった。その後はもう一つ結果が出てこないが、牝馬限定戦で1勝馬も多いだけにチャンスはありそう。デビュー勝ちの舞台で巻き返しに注意。
ニシノマオは小倉2歳Sでアストンマーチャンの2着。1200mなら力上位存在といえる。前走は少し間隔が開いた影響もあったはず。それとスタートで出負けしたのも痛かった。ここは同型をどう捌くかだけ。1ハロンの距離短縮は絶対にプラス。ただ、坂のある中山は?がつく気がして…。

【中京11R:天竜川特別】
◎③バブルサウンド
○①タニノディキディキ
▲⑬トーセンレーサー
△⑨テイエムサッカー
×⑦パープルファルコン
×⑧イーグルドライバー
×⑪レディインブラック

どの馬も一長一短のメンバー。どこからでも入れそうだが、ようやく復調してきたバトルサウンドで勝負。中京は芝、ダートともに勝ち鞍をあげているように得意なコース。右回りの中山でいい脚を長く使って3着。メンバーもやや手薄。55キロのハンデならチャンス。
タニノディキディキは昇級戦になるが、前走の勝ち内容が良かった。勢いにのった3歳馬なら古馬相手でも十分勝負になる。2走前は4角で不利を受けての3着。そのときの時計、内容から長距離ならかなり走りそうな印象を受けた。トーセンレーサーはようやく単騎逃げが見込めるメンバー。逃げればしぶとい馬。Cコースで逃げ馬には不利だが、マイペースなら逃げ残りには要注意。
テイエムサッカーは中京コースは得意。得意の条件なら勝ち負けできる。前走よりメンバーは楽になって、ハンデは56キロ。逆転までありえる。パープルファルコンは昇級戦でも、中京2500mで勝った前走の内容は良かった。イーグルドラーバーは50キロのハンデだったとはいえ、重賞で4着。自己条件に戻って楽に勝てるとはその前の成績からはいえないが、キッカケは掴めたはず。牝馬でもレディインブラックは長距離でも走れる。ここ2走の内容がマズマズで穴ならば。

人気blogランキングへ ←ぜひクリックを


コメントを投稿