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気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

GⅠ マイルチャンピオンシップ予想

2006-11-18 22:57:10 | 競馬
東京スポーツ杯2歳Sは期待していたフサイチホウオーが連勝を決めた。道中の走りはまだまだ若さを見せていた。それでいて最後までしっかりといい脚を使った。父親のジャングルポケット同様に東京コースがベストな感じ。次は暮れのラジオNIKKEI杯になりそうだが、そこでどういった走りができるかは試金石の一戦。フライングアップルは追ってからしっかり伸びてきた。現時点では完成度の高さで走っている感じ。3着のドリームジャーニーは道中で折り合いを欠いて下がってしまったのが痛かった。直線はまた盛り返していい末脚を披露した。父親同様に馬格がないだけに…。レースを覚えていけばまだまだ成長しそう。

【京都11R:マイルチャンピオンシップ】
◎⑰アグネスラズベリ
○⑦ダンスインザムード
▲①コートマスターピース
△⑩ダイワメジャー
×⑧ハットトリック
×⑮マルカシェンク
×⑪マイネルスケルツィ

今年はイギリスからの遠征馬も来て、迎え撃つ日本勢も天皇賞馬や昨年の覇者などGⅠ馬5頭も揃い豪華な顔ぶれ。昨年はハットトリックを本命にして、快心の予想だったが、今年はどうか。また、雨予報で馬場状態もかなり微妙。例年同様難しい一戦。
本命は穴っぽいところでアグネスラズベリにした。休み明けの前走は内枠で窮屈な競馬になってしまった。馬体重からも重め残りは確かで、惨敗しても不思議なかったが直線よく伸びて3着。京都コースでは本当に堅実。昨年末の500万条件から連勝してオープンまで登りつめてGⅠ挑戦したほどの馬。そのときのヴィクトリアマイルは5着と掲示板を確保した。それまでのローテーションがきつく、デキ落ちの段階で使ってしまったよう。それであの結果だから力はかなりあるということの証明。その後にCBC賞を使ったときは完全なガス欠状態だった。休んでリフレッシュした効果はあった。今回は牡馬相手のGⅠ。ベストは1400mということも確かで厳しいのは承知。それでもここから狙ってみたい。調教も動いて叩いた上積みは必至。先週のカワカミプリンセスで痛恨の降着に泣いた西浦厩舎。今週は先週の借りを返す絶好の機会だろう。
対抗はダンスインザムード。天皇賞は前々で競馬をしたが最後は伸び切れなかった。時計もこの馬にしては少し速かったし、牡馬相手の2000mで力勝負になっては少し苦しかった。桜花賞、ヴィクトリアマイル、そしてアメリカのキャッシュコールマイルと好成績を残しているのは1600m。今回はベストな条件に戻り巻き返しは必至。輸送に関しても以前ほど気にすることはなくなった。雨が降って道悪になるのはこの馬には好都合。春のヴィクトリアマイルも稍重だった。少し時計がかかれば逆転のチャンスまで。武豊Jにとってもこのレースの悲願の初勝利がかかっている。
3番手評価はイギリスのコートマスターピース。早くから来日の意思を示していて、わざわざ鞍上にはデットーリJを確保してきた。それだけ見てもこの馬のやる気がわかるし、遊び半分できているわけではないのは確か。昨年の香港マイルでハットトリックに負けはしたが、差もそれほどなかった日本馬と比較してもそう力量差はないはず。速い時計の決着にも対応できそうだが、雨が降って時計がかかればこの馬にとっては申し分ない。調教もニューマーケット式とかで、京都の3角の上りをフィニッシュに見立てて行った。動きもなかなか良かった。このレースは内枠の成績がさっぱりだけにそれだけが心配。
天皇賞馬ダイワメジャーもそう差はない。ここ2走で不得手な東京コースを克服できた。ノドの手術をしたことで成績が安定するようになった。昨年のこのレースもあと少しで勝つところをハットトリックに差しきられてしまった。その後のレースも大崩はない。先行して押し切る横綱競馬が出来るのは強み。前走を見ても前に言った組で残ったのはこの馬だけ。そう厳しい展開になることはない今回も逆転は十分。湿気のある空気はこの馬にはいいはず。調教の動きも絶好で連勝を伸ばすことまでありそう。
昨年の覇者のハットトリックは今年に入ってから成績がさっぱり。6走中2桁着順が4回。不振というほかない。昨年はこのレースを勝つ前の着順はそれほどではなかったが、レース内容は悪くなかった。ただ、今年はレース内容にも光明が見えてこない。調教の動きは少しは良くなってきているのは何よりか。京都の1600mは3戦3勝の得意コース。条件的には絶好。ここで変わらなければもう終わり。ただ雨は歓迎できない。
マルカシェンクは前走の菊花賞はやはり距離が長かったし、この馬の素質だけではどうにもならなかった。ここに向けてのローテーションも2週前のカシオペアSを使うかどうかまでいっていたように紆余曲折。1度狂った歯車はそう戻らない。1600mになるのはプラスだが、調教の動きはあまり良くなかった。2走前の毎日王冠で見せたようなレースが出来れば連対圏まではうかがえる。
穴ならマイネルスケルツィ。成績を見ても東京コースになると着順が悪くなる。右回りなら巻き返せる。京都コースもきさらぎ賞で3着した実績がある。あのときの上位2頭から考えると、マルカシェンクとここまで人気に差がつくほどではないと思う。動きもしっかりしており、一発ならこの馬。

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