笑う負け犬の生活

日常生活に関する超主観的な雑記

久しぶりの中華街

2005-08-29 | 日々アレコレ

半年ぶりくらいに中華街へ行ってきた。
いつもの事ながら、ここへ来ると香港あたりのゴチャゴチャっとした
街にいるような気分になり楽しい~♪
夏休み中のせいか、いつもより人通りが多い気がする。

歩いていると甘栗が手渡されるので、適当にそれをほおばりながら
まずは食事のお店を探しつつ、あえて横路へフラフラ入りながら歩く。
中華街へ行くと必ず買う、マーラーカオを買い、ついでに胡麻団子も。
食材屋さんを覗いて歩いていると、「うずらの卵のピータン」発見。
これはお初ですー。
うずらなら小さいからおひとりさまには丁度いいと思い購入。

韓国食材屋さんでこんなもの発見。

スポーツドリンク¥200だそうな。
めいっぱい胸をはだけたヨン様です。爽やかなんだか色気出したいのか?
男のシャツのボタンをはずすのは好きですが、あらかじめはだけているのは
どうもイマイチ好みではなく・・・(笑)
ま、ヨン様がはだけていようがどうだろうがどうでもいいのですが
面白かったので写真だけ撮らせていただきました。

関帝廟通り、天長門後ろあたりに中華博物館のような建物ができていた。
「横浜大世界」というらしい。
こういう場所はあまり興味がないので入らなかったけれど、演劇場もあり
20分程度で京劇などの演劇が見れるらしい。
京劇は1度見てみたいと思っていたので、次回は1人で出かけて見て来ようかなー

路地の小さなあまりキレイじゃないような店の方が美味しそう~なんて
初めてのお店へ入ってみたら、安くて早いけど味がイマイチで残念・・・
中華街へは食材購入目的で行く事がほとんどで、だいたい昼間1人で出かけ
軽く食事をしてさっさと帰ってくる事が多いけれど、昨日は連れがいたので
久々に夜の中華街でゆっくり食事をし、鮮やかなネオンの看板が
立ち並ぶ独特の雰囲気も楽しめた。たまにはこういうのもいいなー


空から見ると

2005-08-26 | 日々アレコレ
今週号のR-25に、Googleの地図検索サービス「Google Maps」
地図を衛星写真で見る事ができるという記事を発見。

なんだか面白そう~♪と思い、早速職場の住所を入力しサテライト表示
してみると上空から撮った写真が表示された。

なんだかものすごいゴミゴミした場所だー。
ビル密集地なので、大きなビルやその形状に特徴がないものはわかりづらいけど
自分がビルの密集地帯にいるんだという事がよくわかる。

面白いので続いて実家の住所を入れてみると、田舎のせいかその番地地帯の
写真は表示されなかったけれど、検索地域を少し広げみてると
ほぼ一面鮮やかな緑の山々!その中に街があるのがよくわかる。
絵で描かれた地図よりもとてもリアルで感激~!

ちなみに「Google Earth」というのもあり、こちらは世界の衛星画像などを
表示できるらしいので、これも見てみたかったのだけれど
専用ソフトをダウンロードしないと見れないようなのでまだ見てない。
そのうちダウンロードして体験してみたい。


これを見るに当たり、ネット検索してみたら6月発表の情報だったのね。
一応参考までに参照記事・・・
「Google Maps」
「Google Earth」







クールビズの次は・・・

2005-08-23 | それってどうよ・・・
昨夜ニュースを見ていたら、クールビズの次は「ウォームビズ」だと・・・
 
  「夏場の冷房並みに冬場の暖房にかかる電力は大きい。暖房に頼り過ぎず、
  働きやすく、暖かく、格好良いスタイルを定着させたい」と強調した。
  室温20度で快適に仕事ができる服装が対象で、ニット製品の重ね着や
  保温性の高い下着、帽子などを組み合わせたスタイルが考えられるという。

小池百合子環境相が「クールビズはすっかり定着した」とおっしゃったようですが
流行語にはなったと思うけれど定着と言ってよいのかどうか疑問。
環境について真摯に取り組まなくてはいけないのはわかるけれど
クールビズの次はウォームビズって発想がいかにもお役所っぽいというか
単純すぎるような気も。

確かに暖房にかかる電力は大きいだろうけど、ニット製品の重ね着や
保温性の高い下着、帽子で働きやすく暖かく格好良いスタイルといっても
ジャケット脱いだり、ネクタイはずせばいいクールビズと違い、重ね着の場合
スーツを着なくてはいけない男性や制服のある女性は難しいでしょう。

ニット製品重ね着の場合、シャツ+ニットをインにして着れるようなものもあるけど
普通のサラリーマンスーツでこれをするとちょっとね・・・
スーツってもともとシャツの上に着てちょうど良いサイズのはずだから
動きにくかったりジャケット着れなくなる人もいそう。
帽子もねー、スーツ着てニット帽かぶる訳にもいかないでしょうから
それに似あう帽子じゃないとねって、「室温20℃で寒いですから」と
かぶったまま仕事はできないでしょー(苦笑)
一番無難なのは保温性の高い下着を着るって事でしょーか。
ついでに腹巻なんかもすると内臓が温まって健康にも良いらしいし♪
この冬オフィスにひざかけは必需品って事になるのかなー?
そしてさらに寒がりさんは足元に湯たんぽ!カイロも必要?

環境庁がどんな「格好良い」コーディネートを提案するのかちょっと楽しみ(笑)

発想の転換

2005-08-22 | 日々アレコレ
先週はたった2日しか仕事をしていないというのにフルに働いたような
疲れ具合で、週末またしてもダラダラと過ごしてしまった。


休みが明けてから感じていた事。なんだか今の状況・・・出社拒否症?
仕事が楽しくて仕方のない人なんてモチロン少ないとは思いますが
出社すると体調が悪くなるって、マズイんじゃないのかしら?などとね。

元々、窓もなくやたら密閉度の高い室内で、時々強い閉塞感を感じるような
仕事場ではあるけれど、そういった環境に加え仕事の内容が変化し
ここ数ヶ月ストレス過多になっているような・・・
早い話、出社したくないという気持ちに加え身体にも影響が出始めている。

生きていくためには働かなきゃいけない。だから割り切らないとね。
仕事に楽しさや、やりがいを求めなきゃいいんだからー簡単な事でしょ!
そんな風に思うのだけど、割り切るって簡単に口に出すものの
実際はなかなか割り切れないよ。

夜中ベランダで気持ち良く風に当たり月を眺めつつぼんやり思うは逃避行(苦笑)
ま、思うだけで実行する度胸はありませぬ。
咲き誇るジャスミンの香りが哀しい~

そして昨日・・・
ウダウダとしている所へ近所友達Oちゃんから電話。
彼女も仕事の事でいろいろ悩んでいるようで、なんだか長電話になってしまった。
同じような悩みを抱えながら仕事しているんだなぁー
結論としては、やはり「割り切る」しかないでしょーという事になる。
それでも話をする事で少し気分転換。

夜、日TVの「Tokyo美人物語」を見た。
資生堂の新化粧品マキアージュの発売イベントっぽい番組だとは思ったけれど
大好きなバリ島映像も出るようなので、ちょっと楽しみだったのだ。

が、いろんな女性達へのインタビュー内容や「本当のキレイって何ですか?」
というテーマへの答えを聞いているうちに、なんとなく自分が忘れていた事を
思い出したような気持ちになった。

そして今朝・・・
いつものように「行きたくないなぁ~」で目覚める。
洗面所前にペタンと座り込みボーッと歯磨きしているうちにフッと思う。
嫌だなと思う事はいっぱいあるけど、考え様によっては今の仕事の
良い面もあるのよね・・・普通の職場より自由が利くもの。
もうちょっとズルくやればいいんじゃない?

生きがいにも、やりがいにもならない仕事だって最初から解ってた事。
なのにいつの間にかのめり込み・・・そこにそういうものを求めた方が悪い。
嫌な事はいっぱいある。でも契約先にそれを変えてくれというのは無理な話。
だったら、出社する楽しみを作っちゃえばいいじゃない。
要は気の持ちよう、考え方次第なのだよね。

とりあえず当面はこれで乗り切ろう。
またすぐに落ちたっていい。その時はその時。
そして・・・毎日笑顔は忘れずにいよう。

マキアージュのルージュ買って帰ろう~(笑)


ついていけない・・・

2005-08-19 | 日々アレコレ
先日、i-Pod Shuffulを買おうとしたらPCのOSが適合せず買えない~と
書きましたが、またまた同様の事態に!

旅行前にLOMO Fisheyeを購入し、旅行記にも写真を数点アップしましたが
実は自宅にスキャナーがなく職場でこっそりスキャンしていたのです。
が、旅行ですっかりFisheyeの面白さにはまってしまい
やっぱりスキャナー買おうかなーなどと思い始めた。
カメラ店で35mmフィルムをデジタル変換してくれるという情報もあったけれど
スキャナーはそんなに高くないし、あってもいいかーと
とりあえず電器店へチェックに。

最近のスキャナーってフィルムスキャン機能も付いて1万円台で買えちゃう!
Canonの最新機種なんて、すごーくスリムで使いやすそう。
これがいいなー♪
まてまて、スペックは・・・・・ガーン!またしてもOS適合せず!!

OSをバージョンアップするにはハードに無理がある。ソフトの問題もある。
やっぱりハードを買い替えないとダメって事か!?
10万超える買物なんてそう簡単にはできないってばー(ToT)
私のWin-PCは6年前位に買ったもの。i-Macは貰ったも同然なので不明だけど
どっちもまだちゃんと使えるのに・・・

だいたいOSのバージョンアップが早すぎるってばー!
OSバージョンアップするとソフトもバージョンアップしなくちゃいけない
そうなるとハードに入らなくなる、この堂堂巡りじゃないかー!
などと行き場のない怒りがフツフツと。
メーカーはそうしなきゃ困るだろうから仕方のない事なんだろうけど
お財布の中身がついていけませーん。

とりあえず、今のOSでも対応できる機種をもう1度探してみる事にしたけれど
やっぱり買い替え時なのかなぁ・・・
どっちを買い替えようかなぁ・・・
安いのはWinだけど今後の事を考えるとMac買い替えた方がいいよなぁ・・・

どこかから再び「使わないG4あるけどいる?」なんて話が来ないかしら?

深層心理

2005-08-18 | 日々アレコレ
最近時々見ている『くりぃむしちゅーのたりらリラ~ン』という深夜番組。
昨夜の「世界一抱かれたい授業」は、南海キャンディーズの山里氏による
恋愛メール講座(?)だったのですが・・・

女性のメールに隠された深層心理を読むという事で
「さむいよー」
「今日仕事忙しい?」
※もうひとつは忘れた
これをどう解釈するかという問いに対する男性回答者の答えにびっくり!
わざとはずしてる?としか思えない回答続出。
言葉通りに解釈するんですねぇー

山里先生の解説によると、女性はストレートに書けない言葉を
こうした表現で書くから裏を読めと(笑)
ちなみに
「さむいよー」⇒側にいて欲しい、抱きしめて欲しい
「今日仕事忙しい?」⇒会いたいな
山里先生のおっしゃる通りですー。
私はモチロン全問正解でしたし、女子アナも「解りますー」と言っていた。

これはある意味ショックでした。
男性の回答を聞く限り、こうした言葉の裏側に含まれた意味は
概ね伝わらないって事なのねー(苦笑)

直球投げないとダメって事か・・・勉強になりました。

ちょっと悔しい

2005-08-17 | 日々アレコレ
こっちに戻ってから暑さで朝まで熟睡できなくなってしまったせいか
なんだかやたら眠くてゴロゴロ・・・そんな日々を送っていました。


今回帰省する時に、包丁数本を持って帰った。
イマイチ切れ味が良くなかったので、デパートの家庭用品売り場へ
研ぎに出そうとしたら、なんと1丁3千円もかかるとか。
だったら家へ持って帰り、父に研いでもらいつつ
教えてもらおうと思ったのだけど、これが案外難しいー。

最初に歯の角度のつけ方などを教えてもらい、研ぎ方を見て
さていよいよ自分で始めて見たら、ちっとも研げない!
父がやっていると簡単そうに見えるのだけど、結構力がいる。
研げているんだかいないんだか・・・を繰り返していると

父が見かねて「研いであげるから帰省する度に持ってくればいい」
そう言ってくれたけど、いつまでもいると思うな親・・・ですから
「うーんでも、自分でできるようになりたいしー」と
一生懸命研いでいると、弟が通りかかり「何やってんの?」

「研ぎに出すと3千円もするから、研ぎ方教えて貰ってるのー。
あんたは研げるの?」「オレ?(笑)研げるよー。子供の頃
じいさんに教えて貰って、小刀とかナイフ自分で研いでたもん!」
えー、そうなの!?コイツは何でも器用にこなすんだよなぁ・・・。
「あのさー、100円ショップで包丁買い換えたら?(笑)」
それを聞き父も「そうだなー、この包丁だってそんなに高くないだろ」
確かに最近100円でステンレス包丁買えるのよねー

2人の言う通り、切れ味悪くなったら買い替えればいいのかもしれない。
でも研げばいいと思っていたし、包丁くらいちゃんと研げた方が
カッコイイじゃなーいなどと思っていたのよねぇ。
やっぱり貧乏性なのかしら私?

結局、父が仕上げてくれ包丁は全部切れ味良くなって持ち帰ったけど
弟に負けたような気がしてちょっと悔しかった(笑)
砥石買ってひそかに練習しようかな・・・
ま、いいや、これで父に研いで貰えなくなっても弟にやって貰おう~♪

が・・・・きっと「買い替えろよー」そう言われるに違いない。



子供から学ぶ

2005-08-15 | 日々アレコレ
早々に信州から引き揚げてまいりました。

三食+オヤツと、あの食欲がなく胃の重かった日々が嘘のような
食べっぷりで、イトコの病院開業祝いに胃カメラ飲みに行こうかと
いう話もどこへやら・・・(笑)たぶん1Kgくらいは戻ったかも。

弟夫婦の第2子と初めてご対面。抱っこしようとしたら
まだ首が据わっていないため、怖くて腕が硬直してしまい
まるでロボットみたいな動きに。
が、帰る頃にはなんとか泣いていたのが泣きやむまでに上達。
泣かれっぱなしの弟よりは上手いじゃーん!なんて
ヤツと張り合ってどうするんだって。

第2子はいいのだけど、きっとなつかないなだろうと思っていた
上の子(2歳9ヶ月)に、今回はなぜか気に入られてしまった。
5月に会った時に比べ、数倍まともに喋れるようになっていて驚く。
こちらの話している事は、知らない言葉であってもなんとなく
意味もわかっているようだし、真似して覚えるからヘタな事は言えない。

外を歩けば「これ何?」を連発。
誰かが出かけようとすると「どこ行く?」「いつ帰る?」
掃除機をかければ「やるー!」お風呂掃除も「何してるの?やるー!」
廊下のモップかけも、花の水やりも、何もかもやってみたくて仕方ない。
「何?」「どこ?」「何する?」好奇心の固まりだ。
そのクセ妙に横着な所があり「お外行って三輪車で遊ぼうか?」と誘うと
「暑いからいいよー」だ、誰に似たんだ!?
自分が子育て経験がないだけに、子供ってこんな風に成長していくんだと
何だか不思議な思いで毎日見ていた。

朝、小さな真っ白い歯を覗かせ満面の笑顔で「ねーね、起きてー!」
起こしに来る。寝起きが悪い私も、思わず笑いながら起きてしまう。
もっとも毎日これだとキツイかもしれないけど・・・(苦笑)
とにかく、よく笑う。大声で、飛び跳ねて、笑う。
そして何か気に入らないとプイッと自宅へ帰ってしまう。
弟の髪をひっぱり「謝れ!」と言われ「イヤーッ!」
謝るのがイヤで延々大泣きしていたのに10分もするとケロッとした顔。
「チチにちゃんと謝ったの?」と聞くと「あやまったよぉー♪」
リンゴをおいしそうに頬張り、反省の色ナシ・・・(笑)
図書館では帰りたくないとダダこねるから、隠れたら大泣き。
涙ポロポロ流し、迎えに来た母に走りより「ばーばと帰るぅ!」
私の顔は見ようともしない。昼寝しておきたら「ねーね遊ぼ♪」

子供って、自分の感情をとてもストレートに表現するんだなー
嬉しい、悲しい、怒り、泣く、こうして全て出していくから
ストレスなんてないし跡もひかないんだろうなー、などと思った。
彼を見ているうちに、自分ももっと自由にのびのびと感情を表現したい
そんな気持ちになった。
もっとも子供だから許される事も多々ある訳で、大人が同じように
怒ったり泣いたりはできないし、我儘勝手な振る舞いもできないけれど
それでもどこかで必要以上に感情を押し殺し、良い人であろうとしている
部分もある。そうした事が積もってストレスとなり自分を苦しめている。
心を少し開放しよう。

毎日一緒にいると、こちらも一緒に笑ったり怒ったり喜んだり。
日々一人で生活していると、こうした当たり前の感情の起伏があまりない。
全く言葉を発しない日もあるし、笑わない日もある。
子供と一緒に過ごしたおかげで久々にいっぱいお喋りし、いっぱい笑った。
ありがとうねー。

でも。。。オウマさんだけは勘弁してね。どうも屈辱的なのよねアレは。


帰省

2005-08-11 | 日々アレコレ
今日から夏休み。という事で昨夜帰省。
田舎は涼しい~
日中は暑いけど朝晩冷房もなく涼しく過ごせて快適。
食欲も増し、寝て起きて食べの繰返し。。。


のーんびり、でもある意味こういう生活が非日常に感じられる。


旅行後記-2

2005-08-10 | 旅行/'05.07 SiemReap


今回に限らず、日本人観光客の行動にオイオイと思ってしまう事がある。
もちろん、韓国や中国人がホテル内、大声で喋っていてうるさーい
なんて事もよくあるけれど、日本人の数が少ない場所だから気になるのかなー。
今回も何度か、オイオイ・・・という事があった。

カンボジアのホテルで朝日を見に行こうと、まだ暗いロビーに座っていた時
”ガン、ガン、ガン!”木製の階段をサンダルの音を高らかに鳴り響かせて
駆け上がって行った女性がいた。階段とロビーの距離はかなりあったけど
静かな時間のせいかホテル中に響き渡っている。なんだかなぁーと思う。
山中の遺跡へ行った時、小川を渡るのに幅10cm程度の板を渡る場所が。
なぜか前のカップルが止まっている。女性はヒラヒラのスカート。
うわー、ヘビもいるっていうのに街中歩くような格好で来る人いるんだなー
そう思って見ていると、ガイドさんが驚いた顔で女性の足元を指差す。
見ると7cm位の細いハイヒールサンダル!ゆえに足元がぐらつき
橋が渡れないのだ。私達の後ろも次第に人の列ができてしまい
ガイドさん達は呆れかえった表情。そんな状態でもカップルは平然としていた。
呆れたけれど、あの急斜面をどうやって登ったのか、ある意味凄い(笑)
遺跡で写真を撮ってもらおうとていしたら、前に割り込む女性2人組。
笑顔でポーズ!ってオイオイ・・・ワタシは視界に入ってないですか?(苦笑)

普段自分が日本人である事なんて意識した事もないのに
なぜかこういう時ばかりは「同じ日本人として恥かしい」などと思ってしまう。
旅行をしていると「日本人はお金持ち」と言われるけれど
「お金持ちで無作法」と言われないように気をつけようーと思うのだった。

もうひとつ感じた事は・・・
アンコールワットの参道を少しはずれた場所に井戸があった。
遺跡にはそぐわない原色の小さな屋根には日本の企業名が書かれている。
井戸の周りはカラカラに乾いており、使われている形跡が見当たらない。
どうしてあんな所に井戸があるんだろう?と気になった。

山中の遺跡へ行った時、通路となる山道を掃いている少年少女が数名いた。
皆ロゴの入りの上着を着ているので、どういう人なのかガイドさんに聞くと
「日本のNGOが運営しているんですよ」
木の葉はまた落ちてくる、そんな場所をなぜ掃き掃除しているんだろう?
彼等に働く先と収入を与えるため?
こんな所を掃くより、もっと何か技術が身に付くような仕事がないのかな?
そんな事を思った。

その後現地の人から援助の事について話を聞く機会があった。
遺跡の修復は各国が援助しており、だからこそ今のような状態で
見て歩く事ができるし、国際会議が行われるようなホテル近辺の道路も
やはり援助でキレイに舗装され、私達もスムーズな移動ができる。
でも、援助で井戸が作られ、壊れてもその部品が手に入らず放置されたり
修理できず使われていないものもめずらしい事ではなかったり
援助で学校が建てられても先生を雇うお金がないとか。
次はどこをどの国、団体に援助してもらうかを仕事にして利益を
得ているような人もいるという。

海外でボランティア活動をしていた友人から「お金や物資を送って貰っても
中間搾取なんて日常茶飯事。いくら技術指導をしても、その技術を生かす
職場や作ったものを売る事ができなければ、その人達はまた肉体労働などに
職を求めるしかなく意味のない事になってしまう。やはりその国が、人が
自立してやっていけるような形を作らなければ、お金を送ってもそれは
一時凌ぎにしかならない」という話を聞いた事もある。

少し話は違うけれど、カンボジアへ行くと物乞いが目につく。
前回も、遺跡の前などで物乞いをする大人や子供を何度も見た。
観光客が近付くと親が子供を抱えあげて見せ手を差し出してくる事も。
地雷の犠牲者が多い国ではある事は事実だけれど、お金を得る為に
身体を傷つけ物乞いする人もいるというような良くない話も聞く。
貧困な国で収入を得るため、そんな悲しい方法しかないのか・・・
でも、ここでお金をあげていいのだろうか?そう思ってしまう。
正直なところ、今回も渡航前そういう事を考え気が重くなった。
私はどうしたら良いかわからずお金をあげた事がない。

こういう問題はとても難しく、個々が考えていくしかないと思う。
こうした国で援助を受け、助かっている人も事も沢山あるはず。
援助イコール「お金を寄付」という行為に結びつきがちだけれど
必要とされている所へ必要とされている形で使われていない場合もある
という事実の一端を知り、今後自分がそういう事にどう関わっていくのか
あらためてそんな事を考えさせられた旅だった。


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