なんぼら江東

「なんぼら江東」は江東区で慢性疾患や難病の方を応援する市民のボランティアグループです。

ハートプラスマークについて

2007-12-15 | 介護・生活
ハートプラスマークをご存知でしょうか?
内部障害・内臓疾患を知ってもらうためのマークですが、まだまだ知られていないようです。
 このマークは「NPOハートプラスの会」という会のホームページで詳しく知ることができます。ホームページはこちらです→http://www.normanet.ne.jp/~h-plus/
 難病には多くの病気がありますが、外からは病気や障害を持っていることが分かりにくいので、生活上困ったことが起こりますね。障害や病気を持ちながら生活している人には共通の悩みではないでしょうか。
 NPO法人ハートプラスの会、関東ブロックの事務局担当者は、根本昌子さんで江東区在住です。ご相談はメールでTokyo@heartplus.org(最初のTを小文字に変えてください。迷惑メール防止のため)
ハートプラスの会の設立趣意書からそのマークの目的をご紹介します。
・・・ハートプラスの会ホームページから・・・
 障害が見えないからこそ、それが分かるマークが欲しい。あたり前のことでした。
「身体障害者」には様々な種類があり、内部障害という区分があることを、どれだけの方が知っているでしょうか。外から見るだけでは障害を持っていることが分からない内部障害者は、優先席、障害者専用駐車スペース、障害者用トイレなど様々な場面で誤解を受けたり手助けを得られないことがあります。また、内臓に重大な疾患を抱えながら、身体障害者手帳の保護を受けることのできない内臓疾患者の存在も忘れることができません。
 障害者のマークとしては、車いすをモデルにした「国際シンボルマーク」が一般的であり、人々は「障害=目にみえるもの」と知らず知らずのうちに認識してしまっています。
 そこで、一般の人が抱いていた障害の認識を塗り替え、より内部障害・内臓疾患の理解を得られるように、身体内部に障害を持つ人を表す「ハート・プラスマーク」を作成し、多くの内部障害者・内臓疾患者が快適に暮らせる社会づくりを行っていきたいと思います。

難病に関するシンポジウムのご紹介

2007-12-11 | 介護・生活
難病に関するシンポジウムをご紹介します。

日本難病看護学会のホームページはhttp://square.umin.ac.jp/intrac/seminar_2007.htm
です。
一般の人も参加できます。医療的ケアの必要な障がい者の社会参加について考える機会になります。お申し込みは日本難病看護学会のホームページから申込書を印刷してください。

・・・以下日本難病看護学会のホームページから・・・
シンポジウム
「障がいを持つ仲間の就学期以降の自由で安全な社会参加の支援
-社会参加の実践例と課題-」
*日本難病看護学会/独立行政法人福祉医療機構「高齢者・障害者福祉基金」助成事業/神経研神経科学セミナー共催*

障害者自立支援法の施行により、障害者の自立や社会参加の支援が促進されている中、すべての人にとって、自由な社会参加を実現していく取り組みが求められていますが、とりわけ、学校教育の修了後の就労、余暇活動や生活について、希望通りに行えない場合があるといえます。特に、医療的ケアを要する場合には、生活支援だけでは対応できない場合があります。
本セミナーでは、さまざまな困難を乗り越え、自立して生活している方、就学期以降の方の生活支援の実際についてお話頂き、お集まりの皆様と自由で安全な社会参加について、討議していきたいと思います。多数の皆様のご参加をお待ちしております。

日時: 平成19年12月22日(土)13:30~16:00
場所: あんさんぶる荻窪 第1~第3会議室
(JR・地下鉄丸の内線 荻窪駅 徒歩3分)
東京都杉並区荻窪5-15-13(地図はこちら)
(※会場は、駅至近、車いすでの移動に十分配慮するとともに、
高齢者から乳幼児連れの利用できる「だれでもトイレ」を設置しています。)
対象: 難病療養者のケアに携わる保健・医療・福祉関係者・当事者・家族
養護学校・障害者施設関係者(※学会員でない方もご参加いただけます)
定員: 申し込み先着50名(入場無料・事前申し込み)
申込方法: 申し込み用紙にご記入の上、FAXにてお申し込みください。
申し込みをもって受講決定といたしますが、万一定員を超え受付できない場合は、当方よりご連絡いたします
申し込み先FAX:042-328-7311
申込期限: 平成19年12月17日(月)
お問い合わせ: 日本難病看護学会 中山(財団法人東京都医学研究機構 東京都神経科学総合研究所難病ケア看護研究部門)
FAX:042-328-7311 TEL:042-325-3881内線4407

突然家族が入院して食事に困ったときは?

2006-03-22 | 介護・生活

難病関係の病気は食事療法が必要なものが多いですが、内容はさまざまで突然食事を作っていた家族が入院したり、旅行に出る必要があるときには困ってしまいますね。
最近は家事援助を頼める会社や介護保険のヘルパーさんにお願いするということも考えられますが、困るのは治療食だということです。
一人一人の病気の状況で食事の内容が違うので、一般的な調理の仕方では食事をすることが出来ない方もいらっしゃるでしょう。
そんなときは仕方ないので、治療食の宅配サービスを一時しのぎに利用するのも方法ですね。

江東区で利用できる治療食を扱っている会社のリンクを下にご紹介します。
ご利用にあたってはそれぞれの会社の内容をご確認ください。(掲載順は順不同)

■宅配治療食
保温・チルド・冷凍・真空パックなど配達の形態はざまざまです。また腎臓病、糖尿病、高血圧、クローン病、など治療食の種類は会社によって違いますのでそれぞれのホームページを見てください。
・メディカルフードサービス http://www.medifoods.jp/?ad=003
・株式会社メフォス http://www.mefos.co.jp/
・株式会社ジョイント http://www.food-joint.com/index.html
・健康宅配 株式会社武蔵野フーズ http://www.ms-net.co.jp/kenko/
・ヨシケイ http://www.yoshikei-dvlp.co.jp/
・タイヘイ http://www.taiheig.co.jp/
・ゲルソン商会 http://www.gerson.co.jp/
・ジャパンメディカルフード http://www.japanmedicalfood.co.jp/index.html
・ファンデリー http://www.fundely.co.jp/index.html
・ライフクリスタル http://www.lifecrystal.co.jp/
・ヘルシーネットワーク http://www.healthynetwork.co.jp/
・有限会社美和コーポレーション http://www.kibikibi.jp/kigyo/s004miwa.html
・株式会社メディカルメイト http://www.hypermedia.or.jp/mm/kaisha.html
・株式会社愛和 http://www.aiwa-fukushi.com/
・株式会社JCCわだや http://jcc-okinawa.net/healthfood/index.php

■治療食品
・ドクターミール http://www.dr-meal.com/
・楽天治療食-ドクターミール http://www.rakuten.co.jp/dr-meal/766923/
・ケアーフーズプラザ アールエス http://www.a-ruesu.co.jp/
・ホリカフーズ株式会社 http://www.foricafoods.co.jp/okunos/
・エームサービス http://shop.aim-hsm.com/i-shop/top.pasp?to=tp
・株式会社クレスク 食の花束ひろば http://www.9039.co.jp/
・腎臓病腎不全の特殊食品の店ネフロン http://www.nephron.co.jp/index.htm
・日清サイエンス http://www.nisshin-chiryou.com/
・キッセイ薬品 http://healthcare.kissei.co.jp/dream/index.html
・キューピーアオハタネットショップ http://www.blueflag.co.jp/index.htm
・ニチレイフーズダイレクト http://wellness.nichirei.co.jp/cgi-bin/index.cgi
・ミールタイム http://www.mealtime.jp/mealtime_shop/
・ヘルシーネットワーク http://www.healthynetwork.co.jp/
・エイヨウショクヒン.コム http://www.eiyosyokuhin.com/index.html


介護を受けるときの医療行為について

2006-03-08 | 介護・生活

ALSを始めとする難病の方は、介護保険のヘルパーサービスを利用している人がいらっしゃいます。
ヘルパー活動中には一定の医療行為が禁止されていますが、医療行為なのかどうか判断が難しい時があります。
たとえば、介護度によっては、自分で爪を切るのも大変、また、ヘルパーさんの活動中に転んで擦りむいてしまったということがあります。そんなとき、爪を切ったり、傷を消毒して絆創膏を貼ってもらうのも医療行為なんだろうかと迷ってしまうことがあると思います。
一番困ってしまうのは、ALS患者さんなどの吸引行為でしょう。そこまでいかなくてもどうなんだろうと思ったとき、きちんと確認したいですね。
このことについて、平成17年7月26日に厚生労働省医政局長が各都道府県知事あてに出している文書があります。
このような資料は、探したいと思ったときにはなかなか探すのが大変なこともありますのでこのブログに残しておきます。もし必要になったら見てください。

※厚生労働省の通知です。 
http://www.geocities.jp/ajisai20060220/kaigoiryou.pdf
介護現場での医療行為について・・・・
1、体温計で体温を測る
2、自動血圧計で血圧を測る
3、呼吸器の病気の人の酸素濃度を計る器械をつける
4、簡単な切り傷ややけどの手当てをする
5、軟膏を塗る、シップを貼る、目薬をさす、内服薬を内服する、座薬を入れる、鼻に噴霧する薬をつかう
6、耳あかをとる、ストーマの排泄物を捨てる、浣腸をする
以上のような内容についてヘルパーさんに手伝ってもらうことができる時の条件と注意事項について説明されています。

※ALS以外の吸引についての文書
ALS以外の方の吸引については下の文書を確認してください。
平成17年3月10日 在宅及び養護学校における日常的な医療の医学的・法律的整理に関する研究会ー厚生労働省資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/03/s0310-4.html