VdS ドンルイス コロナ

⑰ VdS Don Luis Corona

着火と同時にクリーミーなナッツ系の濃い味。
渋み少々。ペルラと同じ始まり。


少し吸い進むと、早くも辛みの気配が。
旨辛＆旨渋。不快さとは無縁。それが渋辛ワールド。


甘みは脇役に回ってるけど確かにある。
ふと気づくと背後で漂ってる感じ。


渋辛が濃いな～
喉に溜まるな。まさに大人向け。ノンシュガーがいい人向け。


渋いニガいのに旨いとはこれいかに。
がっつり満足の90分間でした。

（癒しタイム　90分間）

ホセ L ピエドラ ナショナレス

⑯ Jose L. Piedra Nacionales

着火と同時に甘いナッツと酸味少々。旨いです。
ハバノスはこの味、みたいな、ブレない所ありますね。


吸い口がささくれて木材の匂いがした。
蜜のような甘い風味もある。


コク深い味。
ラッパーから甘い香りが漂う。


雑味が無く、旨みが安定していてホッとする。
（いろいろ起こり過ぎる葉巻が多いですから・・）


しだいにニガ旨の様相を呈してきたか。
薫り高い甘酸っぱさ、穀物的香ばしさなど安定している。


ラストはニガ旨で喫了。
ハバノスならではの奥深い味わいでした。

（癒しタイム　80分間）

TdF フロール デ フィリピナス コロナ

⑮ TdF Flor de Filipinas Coronas

着火前のラッパーは、少しの酸味と、鉛筆の芯みたいな匂いがして
独特のマニラワールドへようこそ・・そんなムード満点。

着火すると煙がクリーミーでウィンナーコーヒーを連想した。
甘いWoodyと酸味少々、渋み僅かでとても旨い。


程よいドローでストレスを感じない。
3時のおやつみたいな甘さと穀物の香ばしさ。
喉への刺激は極めてソフト。


鼻から抜くと上品なシガレットの風味で、トレジャラーやダビドフを思い出す。
灰が落ち、まろやかな甘みのまま中盤へ。


安定した燃焼で気持ちいい。
たばこ葉が（今、焼けている）という（焼け味）をリアルに感じた。
やわらかい酸味とEarthy、抑制された木質の旨み。


終盤で酸味とビターが土に刺激を加え旨みが持続した。
ラストまで雑味も無く喫了。

自称マニラシガー茨城代理店の私としてはとても興味があったVitolaなので
その1本が特別おいしくて大感激でした。
（癒しタイム　80分間）

ピューロス インディオス ロスチャイルド

⑭ Puros Indios Rothchild

着火前に吸い込んでみると甘～いフルーツ味がした。（パインみたいな南国フルーツ系）
着火するとナッツ系の甘みに少しのビターで煙がとても豊か。


少しずつビターが増していく。
鼻から抜くとスパイシー。


フローラルな風味とニガ旨。
ニガ味が旨いなんて人間っておもしろい。


Earthyと渋みが増す。
どこかアルコールの風味がある。
たばこ葉の熟成香と、酒樽の中で熟成するアルコールの風味と、何か繋がるものがあるのかも。


後半は少し単調で、ニガ旨から単純なニガ味になってしまったけど吸い応えは十分だった。
ホンジュラスものも独特な世界観があっていいですね。

（癒しタイム　100分間）

【追記】
（フィラー）ニカラグア・ドミニカ・ブラジル
（バインダー）ニカラグア
（ラッパー）エクアドリアンスマトラ　　・・はまきやさんから教えて頂きました。＾＾

H.アップマン レガリアス

⑬ H.Upmann Regalias

甘いナッツにピリッと酸味が利いて、どこかgrassyもある。
強く吸っても味が崩れない。
ドローの設定がいい。ちょい重めでコクが増す。


温まったラッパーからハバノスの香りが広がる。
ワインのようなアルコール風味と柑橘の爽やかな酸味。


中盤で徐々にスパイシーが盛り上がり、灰が落ちて表情が変わった。
WoodyとEarthyが強く前面に出る。
その中でコーヒーやキャラメルのコクも感じた。


終盤はクリーミーな甘さとスパイシーな辛さの饗宴。
ラストまで手応えある旨さで時を忘れて夢中になった。
ハバノスの底力、見せてもらいました。

（癒しタイム　80分間）