新たな携帯電話に追いつけ追い越せ

私は携帯電話を使い始めて数年になりますが、やっと使い慣れてきた今では、その携帯電話は、「もう古いわよ、最近は高齢者向きの新しい携帯が出ているのよ、文字が大きく機能が簡単なのよ」と友人の言葉。

私は「それなら新しい携帯に買い変えよう」と、便利さを重視しました。携帯を使用することで、友好が深められる必需品と思っております。

幸いな事に、携帯に詳しい友人Ｔさんに相談、彼は気持ちよく承諾して下さり新規の携帯電話を購入。新たな作業としてメールやオンラインを覚える事は難儀ですが「楽しい事だ！」と、自分なりに納得です。

私には便利な機能を覚えるのは一苦労です。周りの若い人たちを見ていると、メールの打ち方ラインの繋など、指先一本でスイスイと自由に場面を変え、時間があればゲームに夢中になっている姿をよく見かけます。

私自身は、携帯電話を持つことで年齢に応じた「生活の便利さ」「脳の活性化とボケ防止」になると思っています。「ゆっくりでもいい、あの人は元気かしら」と、メールを打ち返事がくれば、お互いに「元気でよかった！お話が出来て嬉しいわね～」と喜びを伝え合える携帯電話に感謝です。

新規携帯の機能をやっと覚え、ビデオトークが出来る様になりました。しかし、直ぐには映像が出ずに、「あれ！何処をクリックするのかしら？」と慌てる事が度々です。
脳と指先が一致せず、「ううん～どうしよう？」と苦労しますが、出来る限り焦らず気長にと構えています。

解らない事は友人のＴさんに教えて頂き、楽しく覚えて活用していきたいと思っています。
昭和の一桁はもう古い者ですが、IＴ革命の現代に遭遇する私は、「私だってまだ覚えたい、楽しみたい」と言う欲望を持ち、自分の満足感に向かって励んでいます。

百歳は、いまや当たり前の人生です。加齢を気にせず『追い付け追い越せ』と、自分への励ましの楽しい挑戦です。メールやラインで友との対話の愉しさを味わっています。