美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

塩ようかん+抹茶セット/五十鈴勢語庵 (いすずせいごあん)伊勢市二見町

2017-12-21 21:15:57 | グルメ


伊勢二見浦の旅館街の中心にあります、
和菓子店「五十鈴勢語庵」です。

伊勢二見でも老舗の和菓子店で、
店舗は大正時代からの建物だそうです。

五十鈴勢語庵 (いすずせいごあん)
伊勢市二見町茶屋569-35
二見浦駅から628m
TEL 0596-42-1212
営業時間 8:00~20:00
定休日 不定休
席数 6席



名物「塩ようかん」を製造販売しているお店
として知られていますが、
「塩ようかん」の説明の前に、
この二見浦で生産されている
「岩戸の塩」について触れておきます。

1997年4月、明治以来92年間続いた「塩専売制度」が廃止され、
塩の製造・輸入・流通の自由化が図られました。
塩は人々が生きるために欠かせないものであったことから、
生産がストップしたり、買い占めによる品不足が生じないよう、
塩の生産は国が管理し、
許可を受けた業者のみが販売できるようになっていました。

それが自由化になったのを機会に、
古来から伊勢神宮へ献上する天然塩の生産が行われていた二見町では、
旅館が中心となって、
天然塩の生産設備を整備し、特産品化していくこととしました。
これが「岩戸の塩」です。

単に塩を販売するだけでなく、
塩を用いた商品開発はできないかということで、
声が掛かったのがこちらの和菓子店で、
誕生したのが「塩ようかん」なのです。



大正時代からの建物を手直ししながら使っているという店内は、
年代物の道具なども展示され、骨董品店に入ったかと錯覚するほどです。

イートイン用に、店内に6席、屋外にも4席あります。
塩ようかんが付いた「抹茶セット(500円)」をいただきました。

塩ようかん、と言っても、
まったく塩辛いことはなく、
天然塩を使うことによって
より甘味が引立っているようでした。

30歳くらいの女性の店員さんに、
上記の二見浦の塩の歴史を教えてもらったのですが
あまりによく知っているので
「ひょっとして、お嫁さんではなくて、
 こちらの娘さんですか」と聞いたところ、その通りで、
お父さんがまだ現役で菓子を作っていて、
彼女のご主人が、お父さんに付いて修行中なのだそうです。

和菓子・和カフェ(三重)過去記事リスト

>二見浦の和菓子屋さん



五十鈴勢語庵さんの向かいにある和菓子店、
「くうや勘助餅」で有名な鈴木翠松軒さんです。

鈴木翠松軒
伊勢市二見町茶屋537-18
TEL 0596-43-2067
営業時間 9:00~18:00
定休日 無休

くうや勘助餅~鈴木翠松軒(伊勢市二見町)



赤福 二見支店
伊勢市二見町茶屋204-1
二見浦駅から376m
TEL 0596-43-2128
営業時間 9:00~17:00
定休日 無休



御福餅 本家 (おふくもち)
伊勢市二見町茶屋197-1
二見浦駅から340m
TEL 0596-43-3500
営業時間 9:00~17:00
定休日 無休



旭家酒素饅頭製造本舗
伊勢市二見町茶屋107-6
二見浦駅から192m
TEL 0596-43-2226
営業時間
8:00~19:00(※完売次第終了)
定休日 不定休(月1回程度)


(二見浦の旅館街)

伊勢二見の旅館街でエイリアンを見た

夫婦岩横丁~夫婦岩すぐ近くのみやげ物店(伊勢市二見町)

扇屋(伊勢市二見町)~JR二見浦駅前の洋食屋さん

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