(青龍寺の山門)
鈴鹿市白子本町、
白子駅北の踏切から東へ250m、
浄土真宗のお寺で「體用山青龍寺」です。
あまり知られていないようですが、
「お宝」が多数所蔵されているお寺です。
(青龍寺の本堂)
ひとつ目は
徳川吉宗作の「紅梅白梅図(掛け軸)」です。
白子が紀州藩領だったこともあり、
徳川吉宗とも縁があったようです。
ふたつ目は
「弘法大師の手形」です。
弘法大師(空海)が護摩(ごま)の修行で出た灰を
固めて作ったとされます。
青龍寺は、現在は浄土真宗ですが、
以前は、真言宗のお寺であったようです。
3つ目は、
第11次朝鮮通信使(1746年)の通訳官、朴徳源の肉筆による
「體用山(たいゆうざん)」の額です。
2003年に、本物であることが確認されました。
朝鮮通信使が書いた扁額は、全国的にも少ないので、
貴重な文化財です。
(墓地はお寺の裏にあります)
吉宗桜最中/田中観月堂(鈴鹿市江島本町)