美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

飯福田寺(松阪市飯福田町)

2016-02-20 20:15:23 | 日記

(飯福田寺 仁王門)

松阪市飯福田町の飯福田寺にやってきました。

お寺の縁起によると
大宝年間701年に役小角(えんのおづめ)が
修験道の霊場として開基したと伝えられています。



仁王門の脇の駐車場から徒歩で川沿いに歩くと、
赤く塗られたコンクリート製の橋が現れます。

画像の左手の階段を上ると、薬師堂があり、
橋を渡ると飯福田寺の境内があります。



薬師堂の階段の上から撮影しました、
右手の奥がお寺の境内で、
左手の白い看板が、手打ちそばの「悠庵」さんです。

お寺で話を聞いたところ、
安土桃山時代に、蒲生氏郷が松坂城を築城するため
こちらの飯福田寺をバラバラに壊して、
木材・石材を持って行ってしまったのですが、
後に江戸時代になって、津にやってきた藤堂公が
荒れた飯福田寺を再建してくれた、のだそうです。

また、鐘楼の鐘は、
戦時中に金属供出で持っていかれたものが、
溶かされずに終戦となり、四日市で発見されて戻ってきたとのことで、
いろいろな不幸を乗り越えてきたお寺なんだそうです。



薬師堂です。
ここに立っただけでも、かなりのパワースポット感があります。

この薬師堂の脇から
修験道の山登り「伊勢山上」へのルートがあります。

伊勢山上 飯福田寺



これもお寺で教えてもらったのですが、
1か所だけ「伊勢山上」の岩屋本堂が見える場所があるとのことです。

教えられたとおりに、
薬師堂から100mほど歩いていくと、
確かに山の上の奇岩が見えましたが、
雨に煙ってよく見えません。

しばらく眺めていたら、岩の下にお堂があるのが肉眼で見えました。



薬師堂の横に、非常に古い年代の石階段があります。

これが津市のほうで有名な「七白山」のひとつ、
飯福田の白山神社の跡です。

白山ひめ神社(白山町川口)

現在は階段だけしか残っておらず、
「この階段は危険です、上には何もありませんので、登らないで」という
注意書きがされています。

実は、この階段を見たくて飯福田までやってきた、
というのが、今回の本来の目的で、見られて良かったです。

>松阪ICから飯福田までのルート
 ↓
松阪市飯福田町へドライブ

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