![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/a4/1986b5f170b52bde7d00ca7a7c66a8dc.jpg)
鳥羽市鳥羽1丁目、
「赤福」の鳥羽支店の隣にあります、
資料館「漂泊の詩人 伊良子清白の家」です。
伊良子清白は、医業の傍らに
明治から昭和初期まで詩人としても活躍、
晩年には、鳥羽で診療所を開設していました。
こちらは、清白の住宅兼診療所を
移築して保存しています。
漂泊の詩人 伊良子清白の家
鳥羽市鳥羽1丁目9-9
開館時間 10:00~16:00
定休日 火曜日(祝日の場合は開館)
休館日 年始
入館料 無料
赤福氷と冷やしぜんざい/赤福 鳥羽支店(鳥羽市鳥羽1丁目)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/f7/0e752e61fe1a703fbe0dedbe83cd0f51.jpg)
(道路右側の奥が赤福支店)
赤福の支店の前から歩いていくと、
柳の木の下に、黒い板塀があり、
板塀の入口を入ると、
移築された建物があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/6e/4af820f589954a37363c31c9f65b9823.jpg)
入館無料です。
常駐の管理人さんはおらず、
置いてあるパンフレットを読みながら、
セルフで内部を見学します。
玄関は普通の民家と大きな違いはありません。
診療所の客も玄関から入り、
先客がいれば、診察室の外で正座して待っていたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/89/3edd28941806ad9101041a4ece8075bc.jpg)
診察室も大きなものではなく、
引出しの付いた机と、ベッドがあるだけです。
医学のレベルが現代と違うとは言え、
レントゲンもエコーも無い時代に
聴診器と触診だけで診察していた医師たちは、
職人技というべき技術だったのでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/d5/6d526e26644babf803b14acca5888062.jpg)
2階は、客間および子ども部屋です。
南と東向きに窓が付いており、
窓から伊勢湾が見えます。
伊良子清白、
生まれは鳥取県ですが、
少年時代を津市で過ごしており、
旧制津中(現津高校)を卒業しています。
詩を書くようになったのは
京都医専(現京都府立医大)に入学してからなので
津市にいた頃の作品は無いらしく、
津高出身の詩人がいたことは
津市民にもほとんど知られていません。
消防団で鳥羽に行きました(その4・鳥羽駅の西で見つけたもの)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます