美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

漂泊の詩人 伊良子清白の家(鳥羽市鳥羽1丁目)

2017-09-30 09:15:23 | 三重のこと


鳥羽市鳥羽1丁目、
「赤福」の鳥羽支店の隣にあります、
資料館「漂泊の詩人 伊良子清白の家」です。

伊良子清白は、医業の傍らに
明治から昭和初期まで詩人としても活躍、
晩年には、鳥羽で診療所を開設していました。

こちらは、清白の住宅兼診療所を
移築して保存しています。

漂泊の詩人 伊良子清白の家
鳥羽市鳥羽1丁目9-9
開館時間 10:00~16:00
定休日 火曜日(祝日の場合は開館)
休館日 年始
入館料 無料

赤福氷と冷やしぜんざい/赤福 鳥羽支店(鳥羽市鳥羽1丁目)


(道路右側の奥が赤福支店)

赤福の支店の前から歩いていくと、
柳の木の下に、黒い板塀があり、
板塀の入口を入ると、
移築された建物があります。



入館無料です。
常駐の管理人さんはおらず、
置いてあるパンフレットを読みながら、
セルフで内部を見学します。

玄関は普通の民家と大きな違いはありません。
診療所の客も玄関から入り、
先客がいれば、診察室の外で正座して待っていたようです。



診察室も大きなものではなく、
引出しの付いた机と、ベッドがあるだけです。
医学のレベルが現代と違うとは言え、
レントゲンもエコーも無い時代に
聴診器と触診だけで診察していた医師たちは、
職人技というべき技術だったのでしょうね。



2階は、客間および子ども部屋です。
南と東向きに窓が付いており、
窓から伊勢湾が見えます。

伊良子清白、
生まれは鳥取県ですが、
少年時代を津市で過ごしており、
旧制津中(現津高校)を卒業しています。
詩を書くようになったのは
京都医専(現京都府立医大)に入学してからなので
津市にいた頃の作品は無いらしく、
津高出身の詩人がいたことは
津市民にもほとんど知られていません。

消防団で鳥羽に行きました(その4・鳥羽駅の西で見つけたもの)

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