
滋賀県長浜市のJR長浜駅です。画像は西口(琵琶湖側)です。
JR北陸線を跨ぐように2階建ての駅舎が建っています。
こちらの駅舎は平成18年に完成しました。

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大きな庇(ひさし)です。
左側にエスカレーターの入口があります。

エスカレーターで2階へ登ります。
琵琶湖東岸は、古来より北国街道として北陸から京都方面へ人や物資が行き来していましたが、
一部に交通の難所があり、物資を船に乗せ替えて琵琶湖南部へ運んでいたことから、
日本でも早い時期に鉄道(JR北陸線)が整備され、琵琶湖東岸を走る鉄道の基地として、
JR長浜駅が発展しました。

2階に登ると、レンガの敷きつめられたテラスになっています。
このスペースは、乗車券を持たない人でも自由に出入りできます。
琵琶湖や長浜城のある駅西と、黒壁スクエアのある駅東がJR線で分断されていることから、
観光客が自由に行き来できるよう、この駅舎が線路を跨ぐ構造になっているのです。

テラスから線路(草津・京都方面)を見降ろせます。
鉄道好きな人には楽しいでしょうね。

駅舎2階は、レトロなデザインになっています。
これは明治時代の長浜駅の駅舎を模しているのです。
ですので、この項の4枚目の画像、2階テラスの風景は、
「明治時代の長浜駅の風景」を体験できるようになっているのです。

その「明治時代の長浜駅」の建物も現存していて、
長浜駅の南にある、長浜鉄道スクエア(博物館)に利用されています。
長浜編その5/長浜の曳山まつり
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