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英語教師のママが綴るDWEの英語育児日記
~ゆーくん&あやちゃんの成長記録とママの心に残った出来事を綴ります♪~

【DWE・歌詞分析 81-2】 The Hippopotamus : "Hip, hip, hooray!" に注目!!

2015-04-10 | DWE・歌詞分析 【ライム】
ゆーくん、3歳 0か月 19日
あやちゃん、生後 11か月 16日
DWE歴は、2年 5か月 5日になりました
   
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います

今回は、前回に引き続き、Sing Along! 7 のDVDに収録されている
"The Hippopotamus" について取り上げてみます

歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください 
   
この曲は、踊りや歌が大好きなカバが、
楽しそうに踊ったり歌ったりする様子を描いた歌です

前回も紹介しましたが、この曲で取り上げられている文法事項は、
  3人称単数現在形(3単現) : Oh, the hippopotamus loves to sing and loves to sing.   など
  不定詞 : Oh, the hippopotamus loves to dance and loves to sing.
  There is / are 構文 : There's nothing bigger than her bottom is.
  比較級 : There's nothing bigger than her bottom is.   など
  助動詞 should : You should see it swing!  です

今回は、"Hip, hip, hooray!" に注目したいと思います

DWEの教材に多く出てくる印象が強い "Hooray!"という言葉ですが、
DWEソングには、以下の曲目に登場します

   Let's Clap for Mickey (ブルー)
   If You Happy (ブルー)
   The Hippopotamus (ライム)
   The Lion Tamer (ライム)


同じ "Hooray!" という表現でも、
それぞれ違った場面で取り上げられているので、とても興味深いと思います
ちなみに、"Hooray!" は、"hurray" "hoorah" "hurrah" とも表記されることがあります

"Hooray!" は、古風な英語ということを知っていたので、
イギリス出身のALTに、現在でも使うのか聞いてみたことがあります
興味深い答えが返ってきたので、記録しておこうと思います

昔、イギリスの上流階級の人々は、宴会の席の乾杯時、
女王陛下の姿が描かれた絵に向かって、グラスを掲げ、
"Hooray for the Queen!" と言っていたそうです

そんな古い時代を彷彿とさせる "Hooray!" ですが、
古風な英語とはいえ、現在でも
宴会や試合などで、よく耳にする言葉だそうです

それから、彼女は、日本の宴会の「万歳三唱」を引き合いに出しました
日本人が、「万歳三唱」をする習慣があるように、
英語圏の飲み会やパーティーでも、しばしば「万歳三唱」が行われるそうです

飲み会やパーティーで、
誰かに感謝の意を表したい時に、皆で立ち上がって、
"Hip hip hooray!" と3回叫びます
この習慣は "three cheers" (万歳三唱)と呼ばれるそうです

日常会話で使うとしたら、以下のような形式をとります

 Three cheers for Mickey! (ミッキーに万歳三唱をしましょう!)
 Hip hip hooray! (万歳!)
 Hip hip hooray! (万歳!)
 Hip hip hooray! (万歳!) 

古い習慣ですが、 日本の「万歳三唱」と同様、
英語圏のパーティーでも、まだ浸透している文化のようです

"Hip, hip, hooray!" は、
何かに成功したときなどに祝うための「バンザイ!」 という掛け声である――
というのは前述の通りなのですが、
この曲の場合、もう一つ意味合いがあります

実は、この "hip" ですが、複数形の "hips" にすると、
日本語の「ヒップ」と似たような意味になります

ただ、日本語の「ヒップ」と異なるのが、
お尻(臀部)だけでなく、腰の左右に張り出した部分を指し、骨盤・大腿骨部分を含みます
日本語の「ヒップ」に最も近い英単語は、"buttock(s)" です

ということは――
この歌詞の場合、「バンザイ!」 の表現に、
カバの大きなお尻(hips)をかけて、洒落を言っている
ことが分かります

この曲は、メロディータッチが楽しいだけでなく、
英語の重要表現や洒落まで含まれた とても興味深い曲だと思います
本当に DWEの歌は、魅力的だなぁと思います






最後まで読んでくださり、ありがとうございました
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