撮れたて箕面ブログ-詳細版

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災害に備えて

2010年01月15日 | 詳細版
 箕面市は、1月15日(金曜日)、緊急時に備えて、コミュニティFM放送のタッキー816を利用して、市からの緊急割り込み放送の訓練を実施しました。

 市では、市民の生活に重大な影響を及ぼす災害が起こった場合には、市民へ正確な情報を迅速にお知らせするため、コミュニティFM放送のタッキー816が緊急放送を行いますが、深夜や早朝などでタッキーのスタジオに放送スタッフが不在のときに、市役所庁舎と消防庁舎に設置されている緊急割り込み放送の設備を使って、緊急割り込み放送が行われます。

 緊急割り込み放送の訓練は平成9年から行っていますが、昨年は、4月の北朝鮮の飛翔体発射時と10月の台風18号の避難所開設の2回、本番の緊急割り込み放送を行いました。

 1月15日(金曜日)午前10時から始まった番組の冒頭に、まず、タッキーのアナウンサーからの質問に応じるかたちで、市民安全政策課の職員が、緊急割り込み放送を実施する場合はどういう場合か、緊急割り込み放送の仕組みなどの説明を電話で行いました。

 次に、アナウンサーが「ただいまから割り込み放送のテスト放送を始めます」という紹介を行い、別の市民安全政策課の職員が、市役所別館6階図書室にある設備を使い、「こちらは箕面市役所です。ただいま、緊急割り込み放送の訓練を実施しています」との緊急割り込み放送を行いました。

 市民安全政策課の岡山静男次長は、今回の訓練について「地震などの災害時には、市民のみなさんに被害状況や避難情報などの重要な災害情報をいち早くお知らせする必要があります。そんな時には、携帯性などに優れていて情報を入手しやすいラジオの放送が一番のメディアだと考えています。今後も市民のみなさんへの防災啓発に努めます」と話しました。

 また、この日、市内のコミュニティセンター西南小会館では、箕面船場ライオンズクラブ(会長:伊原達也さん)から寄贈されたAED(自動体外式除細動器)を使った講習会が開催されました。

 昨年10月23日、創立30周年を迎えた箕面船場ライオンズクラブから、コミュニティセンターは地域住民の最も身近な公共施設として多くのかたが集まるので緊急時に活用してほしいと、AED12台が箕面市に寄贈されました。

 伊原会長は「市内でも高齢化が進んでおり、これからAEDを必要とする事態が増えるのではないかと思います。AEDを設置することで、1人でも多くの人を救えることができたらうれしいです」と話しました。
 市内では、今日の西南小会館を皮切りに、2月下旬までの約1カ月間、全コミュニティセンターで順次AEDを使った講習会が開催されます。
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