MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジの日記・・(地震発生から1ヶ月が過ぎました・・)

2011年04月16日 | 日記
あっという間に地震発生から1ヶ月が過ぎました。
いまだに行方不明の方々の数は1万人以上にも及び、いまだ被害規模の全容すらつかめていないというのが実態ではないかと思っている・・。
復興に向けて、動き出したというものも地震・津波災害に加え、なにより厄介な原発問題があり、先行きは厳しいものになるだろう・・。
世界中の人々が日本人の底力を信じ、復興を見守っている・・日本国民が一丸となってそれぞれの持ち場~で、出来ることを出来る範囲でやり、この未曾有の難局に立ち向かっていかねばならない・・

さてさて、今回の津波による福島原発崩壊で、原発による放射能汚染が取り返しのつかない大問題となっているのを見て、これまで原発問題を「対岸の火事」と安気にかまえていたお馬鹿な小生であるが、小生が住む中国地方の原発について考えてみた・・(小生は原発反対派でも肯定派でもありません・・)。
これまで、原発はCO2削減の為には必要不可欠なクリーンエネルギーと考え、それなりに容認していたのも事実であるが福島原発崩壊を目の当たりにして、チョット違うぞ・・と考え始めた・・。
これまで、原発推進者(電力会社と一部の国会議員など)はどんな事態に陥ろうとも原発は安全と主張してこられました・・。
反対派の方が原子炉が冷却できなくなり炉心溶融が起こり、放射能が拡散する危険性はないのか?と問いただしても・・二重三重の冷却用の電源供給が確保されているので、限りなくそのような事態に陥ることはあり得ないと主張してこられました(絶対無いとは言っていませんが・・)。
また原子力発電所建設は国(役所)の厳重な審査を受け、ほぼ安全であるというお墨付きを頂いて建設しているので、国民の皆さんが危惧しているような事態になることは限りなくゼロに近い・・と主張してこられました・・。
おそらく原発を受け入れた多くの地元住民の方は電力会社や国(役所)が言う、放射能漏れの危険は殆ど無いという言葉を信じてのことだったのだろう・・。
現在、小生の住む中国地方(中国電力管内)には島根県に一箇所(3機)あり、もう一箇所山口県上関町祝島に建設予定である。
今回の福島原発のような事態が島根原発で発生したら、小生が住む岡山県の一部も避難地域に入るし、小生の親、兄弟、親戚、友人が多く住む島根県、鳥取県はすべて被害を受けることになる。
原発を容認するには100%安全でなくてはならない・・が今回の福島原発で100%安全神話は崩れてしまった・・そうなれば今回の福島原発を教訓に少なくとも新たな原発建設は中止すべきであろうし、既存の原発は今回のような災害規模をも想定した対策を徹底的に再構築すべきではないであろうか・・。

この間TVを見ていたら、元「原子力安全委員会」の方であったと思うが、今回の地震・津波は誰も予想し得なかった千年に一度あるか・ないかという規模の大地震・津波であり、東京電力福島原発の災害対策に触れて、問題が無かったというような発言されていた・・。
その理由として、災害が発生する確率が限りなく小さい事態にまで対応し、費用をかけることは費用対効果を考えると、現実的ではないと発言されていました。
絶対に放射能漏れがあってはならない原発建設を指導すべき立場の方が費用対効果を発言されたことにはビックリしたというか少々呆れてしまいましたね。
こんな組織が容認する原子力発電は少々危険では・・と思うには原発反対派の方だけであろうか・・。

現在、山口県上関町で中国電力2箇所目の原発建設が進められようとしていますが、原発推進者(電力会社職員)と反対派地元住民との福島原発問題が起こる前のやり取りがYouTubeに投稿さていましたので紹介します。(この動画は削除される可能性が高いですね・・)



(電力会社幹部職員の方の発言は職務上仕方ないかな・・とは思いますが、誠意のないお役所的な発言で、第三者的に見ても如何なものかという印象は受けますね・・)

小生のブログにも時々立ち寄ってくださる「大屋地爵士さん」のブログで、
内部被曝を100回以上して、癌で1997年他界した平井憲夫さん(原発の現場で20年間技師をしていた方)のことが紹介さていましたが、この動画の中で反対派の方が電力会社職員との話の中で平井さんのことを持ち出して放射能の危険性を指摘する場面があります・・
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