負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

自然法爾(じねんほうに) 4

2017-06-14 16:41:45 | 原発震災避難者





「自然法爾」という言葉は

自分や身近な人が病気になったときなど

・・・ つくづく感じます



私は

「闘病(とうびょう)」という言葉が

どうしても好きになれません


西洋医学の医師たちは

決まって ・・・ こういいます

「 結局 医者を信じて

絶対に病気に打ち勝つんだ

という強い気持ちを持つ患者さんのほうが

治るんですよ 」


たしかにそうかもしれません

とても病気には勝てない

これでおしまいだ

・・・ などと無気力なっていては

医師も治療の甲斐がないというものですね


                         (5につづく)







自然法爾(じねんほうに) 3

2017-06-14 12:19:49 | 原発震災避難者





「自然法爾」は

親鸞が晩年になって達した境地で

事実 ・・・

七十歳半ば過ぎてから

親鸞は大変な偉業をなしとげました


これまでの経験知や知識を捨て

魂の底からわきあがる知恵にまかせて

はじめて出来上がった思想でした


                     (4につづく)







自然法爾(じねんほうに) 2

2017-06-14 09:00:46 | 原発震災避難者





「法爾(ほうに)」とは

人に働きかける

・・・ 「見えない力」のことでしょうね



辞書を引くと


「自然法爾」の意味として

自力であくせく動くのではなく

ありのままの流れにまかせると

阿弥陀如来の絶対他力の中で

最良の結果がもたらされる


・・・ ということが書いてあります


                         (3につづく)







自然法爾(じねんほうに) 1

2017-06-14 05:35:37 | 原発震災避難者





親鸞が弟子にあてた手紙の中に

こんな一節があります



自然(じねん)というは


「自」は おのずからといふ

行者のはからひにあらず


「然」といふは

しからしむといふことばなり


しからしむといふは

行者のはからひにあらず

如来のちかひ(誓い)にてあるがゆゑに

法爾(ほうに)といふ


「法爾」といふは

この如来の御ちかひなるがゆゑに

しからしむるを法爾といふなり



・・・ と


                   (2につづく)