南英世の 「くろねこ日記」

囲碁ライターとして

ボンド杯の記事を書いてほしいと依頼され、2日間で書き上げた。これまで教科書の執筆や生徒への論文指導などで文章修業をしてきたが、こういう形で役に立つとは望外の喜びでもある。以下、記事の一部を紹介する。
 

 第27回全日本こども囲碁大会全国大会が2024年3月23日(土)、24日(日)、京都で行われた。全国18の地区予選(参加者約2000名)を勝ち抜いた48名(小学生24名、中学生24名)が京都市左京区の聖護院御殿壮に集まり、2日間にわたって白熱した戦いを繰り広げた。小学生の部では東日本代表の小川蓮君(暁星小学校3年生)、中学生の部では同じく東日本代表の小林高誠君(さいたま市立植竹中学校2年)がそれぞれ優勝トロフィーを手にした。

 

全国の強豪集まる

 今回の参加者のレベルは非常に高く、昨年実施された第44回全国少年少女囲碁大会(決勝戦はNHKでも放送)に上位入賞を果たしたメンバーがずらりと並んだ。小学生の部では優勝した横手悠生君をはじめ、3位の森達輝君、ベスト8入りした野中優希さん、岩切知輝君、岡部有君、また中学生の部では2位の小林高誠(たかのぶ)君、3位の長尾想太君、ベスト8に入った小原悠詩(おばらゆうた)君、伊東信義君のほか、樫本直弥君も一昨年にベスト8入りしたメンバーである。

全国から強豪が集まるこの大会から、その後プロになった人も多い。第1回大会優勝 井山裕太(当時小学校3年生)、第7回大会優勝 安達利昌(当時中学校1年生)、第20回大会優勝 福岡航太朗(当時小学校5年)などはよく知られている。

試合は初日に2局、2日目に3局打ち、順位はスイス方式で決まる。持ち時間は一人30分で、使い切ると1手30秒の秒読みになる。今回地方予選を勝ち抜きながら、残念ながらインフルエンザのためやむなく欠場となった内田啓仁君(中学生の部関西地区代表)の代わりには、水崎弘太郎君(京都囲碁道場推薦)が出場した。大会審判には日本棋院吉岡薫9段と日本棋院中濱孝ノ輔2段があたった。

(大会の打ち合わせをする全国各地の幹事)
 
 

中学生の部決勝 黒番:小原悠詩 白番:小林高誠 白中押し勝ち

 

自分が書いた記事が活字になるというのはなんとも言えない充実感がある。記事は5月号の「碁楽室」という囲碁雑誌に掲載される。一仕事終えたので、これからは授業準備に向けて本格始動だ!
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