経営コンサルタント・プロ経営者として多くの企業の成長や経営改革等を実践・サポートしてきた 皆木和義ブログ

成長戦略、株式上場、経営改革、企業再建、ガバナンス経営、コンプライアンス経営、リーダー育成、著作・講演・研修に多くの実績

青春の詩と経営と人生

2010-09-17 09:42:53 | 日記
先日、大学対抗戦のアメリカンフットボールの試合を観戦に行きました。
大学の応援団席の最前列で見ていたのですが、ほとばしる純粋な若いエネルギーの激突を感じました。
まさに青春そのものを全力で生きる彼ら、若さって素晴らしいですね!


気合がひしひしと伝わってくる激突直前の静けさ



さらに両者の気合が高まる



青春のエネルギーが激突!



スピード感に溢れる動きが展開。美しいですね。



試合を観戦しながら、サミュエル・ウルマンの「青春」の詩を何度も思い出しました。
富士山のよく見える研修所で、新入社員研修を受けた際に、研修の講師の先生から、はなむけの言葉として、
青春の詩のコピーを頂きましたが、爾来、私自身の重要な心の指針となりました。


2010年初秋の富士山



「青春」    サミュエル・ウルマン

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く
人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く驚異えの愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる
事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く
求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

  人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
  人は自信と共に若く 失望と共に老ゆる。
  希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして
偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ
人は全くに老いて神の憐れみを乞うる他はなくなる。



何度、読み返しても素晴らしい詩ですね。
読むたびに、30数年前に新入社員研修で受けた感動がいつも蘇ってきます。
パナソニック創業者の松下幸之助翁が感動されて、短くまとめられて自分自身の心の指針とされていたのもうなづけますね。

また、この詩で述べられている考え方や姿勢、心や言葉は、まさに経営者・リーダーに必須のものが凝縮されていますね。
何歳になっても、50歳だろうと、60歳だろうと、70歳、80歳だろと、いつも、「青春」の詩の心で、経営に人生に仕事に大いに
頑張りましょう!














     

  


  
  


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