旅の想い出

旅の記録 & 忘備録として

晩秋・奈良の正暦寺

2017-12-03 | 奈良 散策

奈良の帰りに紅葉で有名な正暦寺に寄ってみました

今年の5月に新緑を見に寄った寺でその時の記事はこちら

山の中の小さな寺なのに観光バスでツアーの人たちも来ていました

秋の特別公開中で福寿院と本殿に入ってみました

 

庭は写真OKですが、仏様はNGです  

 ナンテンの木が多いですね

 

1180(治承4)年、平重衡の南都焼き討ちの際、その類焼を受け、全山全焼、寺領は没収され一時は廃墟と化します。

その後、1218(建保6)年、興福寺一乗院大乗院住職信円僧正(関白藤原忠通の子)が、法相宗の学問所として再興して、

昔に勝る隆盛を極めました。また、13世紀初め(建暦年間)の頃に、蓮光法師(法然上人の弟子)がこの地に草庵(本殿を

安養院・別殿を迎接院)を結び、浄土門の法灯を掲げたこともありました。江戸時代以降は衰退し、ほとんどの堂塔・伽藍は失われました。

現在では、福寿院客殿本堂・鐘楼を残すのみとなっています

本殿には薬師如来像などが今だけ公開されています 

本堂内では撮れませんが、外から

12月になってしまい、紅葉真っ盛りとはいきませんでしたが、今年は10月まで高温多雨の日が続き

我が地方も、京都も「鮮やかな紅葉」とはいかなかったような・・・

 

今年の秋も終わってしまいました

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