耳下腺腫瘍の発覚後・・・

耳下腺腫瘍が見つかりました。
この腫瘍と共に生活する日々~除去~除去後を綴っていきます。

オペ後1ヶ月

2008-03-04 | 退院後
オペをした日から1ヶ月。
早かったような遅いような・・・
あの日のことは、オペ中意外は全て記憶に残っている。

傷口のかさぶたは、耳の穴横の軟骨のところのみとなった。
ドレーンを刺していた所が一番遅いと思っていたけど、
先週テープを剥がした時に一緒に取れてしまった
これって「自然に取れた」のではないけど、大丈夫!?
ピンク色でちょっと光っていたから心配になった。。。

耳たぶの感覚は、まだ戻っていない。
相変わらず、ふさがれたような感じ。
外出すると凍傷になったような感じ。
頬の耳に近い部分がまだ感覚がない。
これらは、きっと『日にち薬』なんだろうけど・・・

耳の奥や、耳の穴横のかさぶたが取れた部分の傷口が
突然痛むのが気になる。
汗が流れ落ちるような感じもまだ時々ある。
ケロイド状になっているのはどうなるんだろう!?
先週金曜日は頬の違和感があり、少し腫れていたみたい・・・
こんなことってあるのかなぁ!?
あさっての検診で先生に聞いてみよう。

前回の検診から3週間もあくと、
色々と症状が変わって不安が募ってしまう
再発の恐れも気にしているからか・・・
ポジティブ思考の私がネガティブになってしまう。。。


オペ後3週間

2008-02-26 | 退院後
退院後は、試作をしたりパンを焼いたり・・・の~んびり
ブログUPものんびりしすぎて、やっと!リアルタイムに追いついた

先週はまた病院へ・・・
診察ではなく、保険の診断書を持って行くこととお世話になった看護師さんたちに
退院日にご挨拶できなかったので病棟へ行く為。
お菓子はきっとたくさん頂いていると思い、朝からパンを焼いて持って行った。
「傷は、その後どうですか?」と聞かれ、
「まだかさぶたもあるし首の傷は腫れているんだけど・・・」
「あ~ケロイド状になってるのねえ!」
「えっ!?ケロイド???」
ケロイドと言えば、火傷跡だけを言うものと思っていたのでこの時初めて知った。
別の病院では、薬を塗る先生もいたけど何もしない方がいいよと話してくれた。
他の看護師さんたちともご挨拶でき、師長さんもわざわざ出てきてくださった。

    
             感謝の気持ちをお届け~


22日は、偶然駅のホームで元同室だった耳下腺仲間さんを発見
声をかけるとびっくりされていた。
同じ電車に乗り、お互いその後の報告をしあい電話番号の交換
テープが貼りにくいという話になり「旦那さんに貼ってもらってるの?」と聞かれ
「いえ自分で貼っていますよ」と言うと「上手に貼ってるねぇー!」と褒められた
いつか会えるかなとは思っていたけど、こんなに早く再会できるとは・・・
ご縁を感じる。

そして昨日でオペ後3週間・・・
先週から大きな口をあけられるようになった。と気づいたのは大あくびをした時!
あれっ?痛くない~
食べる時の痛みもほぼなくなってきた。
耳の麻痺も真ん中から下の耳たぶまでになった。
でも傷口は痛くなかったのに、痛くなってきた。
外出した時に、寒いと耳が痛い
かさぶたは、耳横の軟骨あたりとドレーンの跡に残っている。
傷跡はケロイド状で周りが硬くなっている。
耳は相変わらず餃子耳・・・水が入っているかのように感じることも・・・
頬のしびれもある。
毎日自分でテープを貼りかえ、傷口を眺めるのが日課になった。。。


退院後の検診

2008-02-25 | 退院後
退院後

当然自分でテープを貼り替えないといけなくて・・・
おそるおそるテープをはがし、初めて傷口を見てしばらく言葉が出なかった
なんとなく想像はしていたけど、こんなに・・・
先生が一生懸命きれいに縫ってくれているはず。
「先生は摘出時間よりも縫うほうに時間を取っているんじゃないかなーと
思うくらい丁寧に縫っていますからね~」と看護師さんから聞いていた。
なのですごく安心していた。
このかさぶたが取れれば、本当にわからないくらい細~い線になるのかなぁー!?
先生の腕を信じているにもかかわらず不安がよぎった・・・
けどすぐに大丈夫!と気を取り直す。
夫にテープを貼ってもらったのは、退院翌日だけ。
自分でなんでもしなきゃー!! 拡大鏡の合わせ鏡を見ながら貼る。
なんだ意外と簡単 貼り替えはすぐに慣れた。


2月13日(水)

退院後初めての検診。
かさぶたをちょこっといらって消毒。
痛くないのに肩がすくむ。
しばらく無言で傷口を眺めている先生の様子は、まるで作品でも見ているかのよう・・・
「うん。キレイにつながった!」と自分の腕に誇りを持っているのか
「あぁ~ちょっとここ歪んでしまったなぁ~まっしょうがない!」
・・・なんて思っているはずない!?
先生の心の中をのぞきたいわ。。。

傷口の経過は良好とのこと。ホッ。。。
シビレはいつ頃まで続くか聞いてみると、
「一番早く直った人で1ヶ月、1年くらいかかる人もいるし個人差がありますね」
やっぱりそうなんだ~
まだしばらくこのシビレとお付き合い・・・

「先生、腫瘍の最終結果は?」
「やはり多形腺腫でしたね」
腫瘍を切り開いた写真も白黒でわかりにくかったけど見せていただいた。
結局、私は腫瘍を見ることが出来なかったので、自分の身体から取り出された
腫瘍を初めて見た。
家族はオペ後の先生の説明で見せてもらっている。「写真を撮って!」とカメラを渡して
お願いしておいたけどそんな余裕はなかったのね・・・

先生には大変お世話になり、感謝の気持ちを伝えたくて
前日お菓子を作り、サンキューカードにお礼の言葉を書き感謝の気持ちをこめて
お渡しした。

先生に感謝の気持ちが伝わりますように・・・ ありがとうございました。

オペ5日後=退院

2008-02-24 | 入院中
2月9日(土)

朝食は、パン1個とコーヒー
抗生物質+痛み止め+今日から点滴代わりの飲み薬

10:00すぎ、耳下部分も抜糸してもらう。
これで全ての抜糸完了。排出液も出ていないので退院許可をいただく。
ガーゼなしのテープのみになった。
「先生お世話になりました。ありがとうございました!」とお礼を言って
診察室をあとにした・・・
雪が降り続き、積もり始めた

売店にテープ(Micropore)を買いに行く。
明日から自分で張り替えないといけないと思うと、ちょっと不安・・・

荷物をまとめ退院の準備をしていると昼食が届いた。
「あれ?さっき先生に昼食はいらないですと言ったんですけどー」
間に合わなかったのねぇ~
最後の病院食をいただくことに・・・
・ごはん
・とんかつ
・ひじき
・きゅうりとわかめの酢の物←食べられないってば~

1:00前、夫が迎えに来てくれた。

結局、戻らなかった元の部屋に行き耳下腺仲間さんに
「ひと足先に退院します。お大事に・・・」とごあいさつ。

お世話になった看護師さんたちがみんないない~
ご挨拶したかったのに・・・また出直そう。
お菓子を渡して、看護師さんにさようなら~

外は珍しく雪景色。。。
6日ぶりに我が家へ帰る。
やっぱり家が一番

オペ4日後

2008-02-23 | 入院中
2月8日(金)

いつものように朝6時に起床の音楽が流れ検温

 8:00 朝食・・・今日から普通食
      パンが2つと牛乳・ブロッコリーとにんじんのソテー
      温かいロールパンを1つと持ってきたドリップ式コーヒーを飲む
      痛み止め
 9:00 点滴
11:00 診察室で先生に診てもらう
      耳横の抜糸
      ドレーンの傷痕から黄色い抽出液が出ていた 消毒 
      耳たぶ下のみ糸が残っているとのこと
      退院は?と聞くと
      「早くて11日に退院できます」
      「えっ?早くて!?」
      「もっと早い方がいい?明日診て抽出液の様子で決めましょう」とのこと・・・
12:00前 昼食
       母が来てくれた。
       噛むとまだ痛い
       すっぱいもの食べたり梅干など見ただけで痛くなるような所が
       痛む・・・耳奥も相変わらず痛い・・・
       「もしかして土曜日に退院できるかも!?」と話すと
       「えーっ大丈夫?」と心配そう。
15:00すぎ母を病院玄関まで送り自動ドアから入ってきた外の空気をちょっこと吸う。
       外の空気を大きく吸える日ももうすぐ!
       シャワーに入る。

17:00前 先生が病室に来て
       「明日か明後日退院したら、来週また外来で来ていただきたいんですけど
        いつがいいですか?」
       「来週は何も予定を入れていないので、いつでも」
       「では、水曜日か木曜日がいいんですが」と先生手帳を見ながら
       「先生のご都合に合わせます」
       「じゃー水曜日で時間は早い方がいいですか?遅い方がいいですか?」
       「それも先生のご都合に合わせます。先生明日お休みなんですか?」
       「いえ来ますよ。では明日時間を決めましょう」
       「母に退院の話をすると先生のおっしゃるとおりにしなさいと言うので、
        先生の言うこと聞きます!」
       「傷口もきれいにくっついているし大丈夫ですよ」
        ホッと安心  
        
18:00  夕食が運ばれてくる
       ごはん
       酢豚ならぬ酢鶏
       ほうれん草のお浸し
       フルーツ入りヨーグルト
       酢鶏は思ったほど酸っぱくなくお肉が柔らかで半分以上食べた。

20:00  最後の点滴
       
       やっと刺しっぱなしの点滴針からも開放!
       抜いてもらうと針が結構長い~~~

22:00 痛み止め飲む

      やっぱりなんか耳の中か傷痕から何か流れているような気が・・・
      ガーゼのすきまから見てみるとなんともない。
      耳がけっこうはれていることに気づく。
      耳のてっぺんだけが感覚がある。
      診察の時に先生が耳の上の方を触り
      「ここは感覚ありますよね?この部分の神経には触っていないからー」と・・・
      心の中で「すごい~!」先生なんだから当たり前なんだけど感心してしまう。

      明日退院する方がいいのかその後がちょっと心配でもある。。。
      病院近いし何とかなるかな?あっ!でも連休だった

オペ3日後

2008-02-22 | 入院中
2月7日(木)

朝の点滴後、看護師さんに洗髪してもらう。
洗髪用のベッドにあおむけになって・・・
もう今日からシャワーに入れるのに申し訳ないなぁ。。。
「看護師さんもいろんなことしないといけなくて、お仕事大変ですよねー」
洗ってもらいながらお話・・・
脱サラして看護師になったと聞き、びっくり
相当努力されたようで、ただ感心するばかり。

その後シャワーに入る。
左手首には点滴の管があるのでビニールを巻いてもらって、
傷口のガーゼがぬれないように気をつけながらシャワーをあびる。
すっきり気持ちよかった~

お昼前妹がお好み焼きを買って来てくれた。
相変わらずかむと痛いけど、ふんわり柔らかでこれなら食べられる~
お肉となす炒め煮は味付けもしっかり!物々交換

売店までお散歩・・・発見
  
妹はすぐに食べ、「うん。美味しい~」私はもう少し柔らかくしてから・・・
と、置いておくと
1:30診察室に呼ばれる。
耳の中がジュクジュクする感じと伝えて診てもらったけど
「きれいですよ」と先生。
前日にも、耳の前と後ろでなにかがタラーッと汗が流れるのと同じような
感じがするので「フライ症候群?」かとビクッとして聞いたけど、
傷口からは何も出ていない・・・
「それは食べ物を食べているときに汗が出てくるので違います」と・・・
確かに中で温かいのが上から下に流れている感じがするんだけどー
しびれているからかなぁ!?

ガーゼとテープを丁寧にはがしてもらい、ドレーンの傷あとを消毒。
そして抜糸。先生何も言わずに抜糸でびっくり!
下の部分を一部抜糸したみたい。
「早く抜糸した方が綺麗にひっつくから」と・・・
思わず「イタッ」 耳元で聞こえるはさみの音は恐怖だった。。。

妹が帰ったあと母が苺とお菓子をもって来てくれた。
苺はスライスしてお上品に?いただく
この調子なら予定より早く退院できるかも!?

5時過ぎ、出張先から夫がシュークリームとプリンを持ってきてくれた。
夕食は、おかゆ・うまき・鶏レバー・きゅうりもみ・りんご2切れ
おかゆとうまきしか食べられない。
きゅうりもみは酸っぱいからやっぱり痛くなる~
夫に食べてもらって、大きなシュークリームをいただきま~す

昨日個室から出ようとしたけど、他の部屋がいっぱいになっていたことを話すと
「絶対ここから出なくていいから!」と・・・
私はもう大丈夫だし、個室希望者がいるだろうし、
そして何よりお金がどんどんUPするから出たいのに。。。

面会時間はあっという間に過ぎる・・・

随分食べられるようになった私にみんな色々持ってきてくれてありがと~
でも太りそう・・・

オペ2日後

2008-02-21 | 入院中
2月6日(水)

食事はおかゆをごはんに変えてもらうこともできたけど
変更せずにおかゆをいただく。
(入院した日に朝食はパンかごはんか選ぶことができ、パンを選んでいた)

11:00頃、診察室に呼ばれオペ後初めてエレベーターに乗って降りる。
ポシェット式のドレーンをぶらさげて・・・
「きょうはこちらに来てもらいました。」と先生。
歩いた方がいいので良かったです

4cc程溜まったドレーンを抜いてもらった。
このドレーンが刺さっている所が一番痛かったので、これでスッキリ
あご付近の痛みを話すと、神経にさわっているから・・・とのこと。
右おでこ髪の生え際あたりにできたたんこぶに昨日気づき、ぶつけた覚えもないし
念の為聞いてみると、オペ中の硬い枕(ドーナツ型)にあたっていた為とのこと。
ビックリ~!!たまにいるらしい・・・

ドレーンの管を固定するテープを剥がした所が赤くかぶれてしまっていることに
病室に来てくれた看護師さんが気づき、塗り薬を塗ってくれた。
腕に4種類のテープを貼ってテストしてOKだったものの首だとダメ!?

朝晩の点滴は、先生が刺しっ放しの針にしてくれたので簡単に点滴。
針の抜き刺しで痛い思いをせずにすんだ。朝晩の点滴は8日まで続く・・・

耳の奥が時々痛い・・・
夕食も1/2量食べ、抗生物質と痛み止めを服用。

オペ翌日

2008-02-18 | 入院中
2月5日(火)

早朝5:30に採血 はやっ
起きていたからいいけど・・・

導尿管・モニター・フットポンプが外され、点滴とドレーンのみ
ちょっと身軽になった。
看護師さんに付き添ってもらって廊下を少し歩く。
寝たきりから開放

朝ごはんのおかゆをおそるおそる口に運ぶ。
やっぱりあまり口が開けられない・・・
しゃべる分には不自由はなかったけど
ゆっくりゆっくりと・・・おかゆ2/3程食べた。
人参と白菜の煮付けは柔らかい分だけを少し食べた。

妹が来てくれた。
前日と違って顔色悪いみたい。
そうそうみんなが帰ったあとに痛みと共に顔色も悪くなったよう・・・

11:00頃、先生が病室に来てくれて、ガーゼの張替えと
ドレーンにたまった血(少量)を捨てた。
相変わらずドレーンの管が刺さっている部分が痛い

妹が書いたメモより・・・
昼前、おしっこ 顔色良い
昼 おかゆ全部 ←かぼちゃの煮物をつぶしておかゆと食べた!魚の南蛮漬けは
         酸っぱいのでダメ~妹が食べた。あとキャベツとちくわの炒煮も!
1:10 寝る zzz ←そうそうウトウトしてしまってた~
2:00痛み止め

妹が帰った後、母が来てくれた。
おしゃべり&おやつタイム

看護師さんが点滴の針を右腕にさすが、失敗
「他の人を呼んできます」と言って、違う看護師さんが来て今度は左腕に・・・
でももれてる~
結局先生が来てくれて左腕をぶらーんとおろしてさすり、1度さしたがダメ・・・
手首にさしてやっとOK  
あまりよくないらしいけど固定針にしてもらった。

6:00頃には息子が来てくれた。
ちょうど夕食タイム
でもおかゆ&サラダををちょこっとしか食べられないので、
おでんと小松菜の煮浸しあげる~

みんな時間差で来てくれたお陰で退屈せずにすみましたありがとう

ドレーンのところと耳の奥が中耳炎の時のような痛みがあり
痛み止めの飲み薬は朝・昼・晩3回。

手術

2008-02-14 | 入院中
2月4日(月)

オペ当日
4時半頃からやっと眠れた。5時半にはみんな起き始めた。
カーテンを開けずに横になっていた。
7時に手術着とハイソックスを渡される。
「早くから手術着を着ると緊張するからハイソックスだけはいてください」と言われる。
ハイソックスのみをはく。
病室で浣腸。3~5分待たないといけなかったが、
うぅ~3分も待てない・・・

8時過ぎ息子と夫が到着。
その後両親、そして9時前に妹が「間に合った~!」と走ってきた。

朝9時からのオペ予定
Dr.が渋滞で少し遅れるとのこと・・・
9時10分看護師の案内で歩いて手術室へ向かう。後ろからみんなついてきて・・・
手術する実感がない。手術室の前で「頑張って!」と見送られ一人一人に握手。
「I’ll be back!」と私

手術室用のスリッパに履き替えいよいよ手術室へ・・・
麻酔科の先生たちやDr.Aが待っていた。
手術台に自分からあがる。ちょっと緊張していたけど、意外に落ち着いていた。
「麻酔科の○○です」の挨拶もあった。そういえば病室にもわざわざ挨拶にきてくれた。
酸素マスクをかぶせられ、右手に点滴の準備、心電図などみるみるうちに繋がれていく・・・
天井にはあのライト!ゆったりとしたBGMがかかっていた。
「音楽が流れてる~」と言うと、「何かお好きな音楽に変えましょうか?」
「でもすぐ麻酔にかかってしまうからいいですぅ~」
「これから点滴いれます」
「麻酔します・・・
「先生(主治医)はまだですか?」
と聞きながら意識を失ったような・・・
オペ前にちゃんと挨拶してお願いしたかったのになぁ。。。

「mimiettaさーん」と呼ばれて目を覚ます。
「あっ先生!(主治医)もう終わったんですか?」
「終わりましたよ」
「目閉じてみて開けてみて」
よかった~目も鼻も口もちゃんと動く~
と思わず笑顔
Dr.Aに「ほっぺた叩いて目を覚ましましたか?」
と聞くと「そんな野蛮なことはしていません!」って
あっそれは、夫に頼んでいたことだった
「麻酔から早く覚めたいからほっぺた叩いてでも起こして~」と・・・

ストレッチャーに乗せられて手術室から病室へ運ばれる。
「ご家族は先生の説明を聞かれています」と看護師。
まっすぐ病室に向かうのに曲がった~
病室は個室に変わっていた。夫が変えてもらうように頼んでいた。

しばらくして、息子両親・妹が部屋に来た。
「無事終わって良かったなぁ~
顔面麻痺がなかったこと痛みがないこと声もちゃんと出るのが嬉しくて、
酸素マスクはずしながらペチャクチャ喋った!!
みんなビックリしていた
いつまでたっても戻らない夫・・・
まだ先生の説明聞いてるの?ということは・・・・・
「ちょっと仕事にでないといけないから行ったよ。もうすぐ戻ってくるよ~」
あービックリした・・・

3時前からドレーンを刺しているあたりが激しく痛みだした。
痛み止めの点滴をしてもらったが、痛い~っ
「痛みがひどいようなら座薬入れますよ。水が飲めるようになれば痛み止めでも」と
Dr.に言われ、座薬は嫌なのでもう少し我慢することに・・・

熱も出てきた。37.5℃
床ずれ防止の為、痛みをこらえながら寝返り。
いろいろな装置につながれているのでそれもつらい・・・
心電図モニター・酸素マスク・点滴・尿道管・フットポンプ・指先・・・

術後6時間が過ぎ、やっと水分摂取可能に!
「まずおなかの音を確認しますね~」
それは大丈夫!!だって術後ペチャクチャおしゃべりしている頃から
既にお腹がグーグー

そして痛み止めを飲む。
長い長~い1日が終わった。

手術に関わって頂いた主治医の先生をはじめ、先生方看護師さん
やきもきしながら私の無事を願い続けて待ってくれていた家族に
心から感謝しています。

  

入院

2008-02-10 | 入院中
・・・昨日退院したばかりで話が前後するけど、
          入院中に書いたり書き加えたブログを少しずつUP・・・


2008年2月3日(日)

10時に入院予定だったが、「そんなに早くから行っても~!」と・・・
特に何もすることがない様子なので、13時入院に変更してもらう。
「よかった~これでちょっとは家のことができる~」と思ったけど、
あっという間に時間は過ぎるもの・・・
家を出発して近くの美味しいうどん屋さんで、うどんを食べて病院に向かった。

病室は5階の4人部屋。
私のベッドは、入ってすぐ右手。既に3人の女性が入院していた。
向かいの方は私と同じ耳下腺で30日に手術したそう。
中で腫瘍が破裂して膿んでいて4時間半の手術だったそう。
(えーそんなこともあるんだ。。。コワっ
やっと声が出るようになったらしく、ドレーンも昨日外れたばかり・・・
でも「先生上手だから大丈夫よ」と麻痺もオペした日だけ目が閉じにくかったり
したらしいけど、今は大丈夫とのこと。ちょっと安心。

斜め向かいの人は甲状腺で28日に手術したそう。
やはりやっと声が出せるようになったらしい。

隣の人は腎臓病で入院1ヶ月10日・・・この部屋のボス的存在!
「ここの耳鼻科の先生は上手よ~私は関係ないけど、他の人に言うてる。」と・・・

看護師さん㊚から院内の説明を受ける。
検温―たぶん少し熱いのでは?と感じた。
   36.4℃←平熱が36℃きっているので、熱く感じるはず!
血圧―平常

4時から入浴―バスタブはなくシャワー
その間夫は私のベッドで横になる。
でも隣の人のイビキが激しくて眠れなかったらしい・・・
今、私はそのイビキで眠れず夫に借りたMP3を耳栓代わりに聴きながら
これを書いている。只今1:30am。。。
9:30の消灯から少し眠ったが、3人が順番にイビキをかくので何度か目が覚めた。
不思議なもので、一人のイビキがフェイドアウトしていくとそれにかぶるように
次の人がイビキをかき始める!!!特に隣の人のイビキが大きすぎ~~~
明日のオペ後にこの部屋に戻るのは、かなりキツイと思う。。。


シャワーの後、院内説明をしてくれた看護師が4時半ごろ髪の毛を剃りに来た。
この辺まで・・・と指で押さえていた場所よりはるかに上!(に感じた)
「え~こんなに???」ショック・・・最初に鏡見ながら確認すべきだった~


節分の今日の夕飯は・・・
        
まるかじり~!?ちゃんと切ってあった。豆まきの豆までセットされていた。
オペすると大きな口あけられないだろうから、お口をあ~んぐりあけて食べたけど
あまりたくさんは食べられなかったわ・・・