心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~野辺の彼岸花~

2017-09-21 | 粘土細工

     

  どこから やって来て
  いつ頃から 咲いているのか
  気がつけば いつもの散歩道には
  真っ赤な 彼岸花が揺れて
  
  誰を待っているのか
  誰に逢いたいのか

  シャキッと背筋を伸ばしたら
  繊細で素朴にも見えるけど 
  花火のような花びらが 
  怪しげな雰囲気を 醸し出してもいて
  不思議な感覚に襲われるのは
  何故だろう

  野辺の 同じ場所に
  同じように 今年も咲いて 
  多くの仲間と散らばりながら
  季節を伝えている花 

  咲いて 語って
  揺れて 詠い
  魅せる 
  
  鮮やか色で彩って 
  辺り一面を 染めたなら
  「訪れる人を引きつけたい」 
  そんな声が聴こえて来る 
  
  風を追いかけ
  風を待って 
  野道を歩いて行く
   
     


 
     

  

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4 コメント

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こんにちは~ (恵子)
2017-09-21 10:33:20
 彼岸花ってほんとに不思議な花。
あの複雑な花の造りを見るたびに、
これは神の業かと思ってしまうの。
うちの庭にも植えてあるけど、ちっ
とも咲いてくれません。

私も最近自分の老いを考えちゃうの。
物忘れとか体力の低下とか、根気の
なさとかね、気になってしまう。
くちなしの花さんみたいに、やりたい
事が沢山あるといいのだけど。

何年ぶりかで風邪を引きました。
気の緩みのせいかしら^^;
不思議な花 (漫歩)
2017-09-21 21:15:02
いきなり花茎が伸びて花が咲き、花が終わると暫く何の音沙汰もなく、やがて細長い葉が繁って花の跡を青々とうめる。
そして葉が朽ちると暫く地上には何も無い。
そして彼岸が近づくと~。

地上では葉と花が共に暮らすことがありません。

種を維持保存する活動は地下なのでしょうね。

正に不思議な植物です。

茎が有毒なので嫌う人もいるようですが、花と葉が同時に出ないことから 「葉は花を思い、花は葉を思う」 という意味で「相思華」と呼ばれて愛しまれることもあるようです。

私は「曼殊沙華」の呼び名がの方が好きです。

♪ 赤い花なら曼殊沙華 オランダ屋敷に雨が降る・・・
秋ですね (くちなしの花)
2017-09-22 08:38:19
  恵子さんへ

 最近どこを歩いても、彼岸花が咲いていますね。
 私の部屋からも何処から飛んできたのか、雑草に
 混ざって真っ赤なのが咲いてみえます。
 見る人によってどのようにも映りますよね、それが
 不思議な花で~

 体調は大丈夫ですか?
 私も少し調子が悪くて、
 やはり年も関係していると感じています。
 確実に老いはやって来ますよね。お互いに
 気をつけましょう(余計なお世話で)

 明日は古い友達に逢える日で、我が家に沢山
 きて楽しみます。ワイワイガヤガヤが月1回の
 ボケ防止でもう何年も続いています。
 もちろん家は持ち回りです。
 今後の事を考えると、大切にしたいことの
 ひとつです。
 
 秋を楽しみましょう!
 
秋色 (くちなしの花)
2017-09-22 08:55:07
  漫歩さんへ

 もうすっかり秋ですね。曼珠沙華の方が
 いいですかね、私は百恵さんの歌を、思い浮かべて
 ますけど(笑い)
 とても不思議な花で、色々教えて頂き有難う。
 今迄に、この花に関して詩を沢山書いていますが、
 その時の気持ちが表現を、複雑にしてきたような
 気がしています。
 しばらくは楽しめますが、朽ちれば土に帰るの
 ですね。そしてお彼岸の頃に、またの出会い~
 
 他の秋花も楽しみましょう。

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