心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

近未来の我が国の針路を思う!--3

2015-09-13 22:52:12 | 政治哲学 地上の平和

 

 (4) 双務的軍事同盟へ

  向かうか否か?の試金石は

 

 ①地球の裏側まで今なぜ?

70年安保以降は

双務的安保志向の時代

入っていったということなのではないでしょうか。 

 

アメリカのよき協力者としての同盟関係を

今日、米国は求めていることです。

 

アフガンやイラク、シリアのようなところに

たとえ後方支援に限定したとしても

重武装して出ていくということでしょう。

しかし、

これが問題で第9条違反だということです。

アメリカにとっては、

アメリカの統制の枠が効く中では、

兵站活動以外に、

9条に違反していても、今後は必要とあれば

銃撃戦であろうと、駆けつけ警護であろうと

可能になるということです。

 

はずみで、

大規模な戦闘状態に陥る可能性も出てきます。

 

こうなれば、

明らかに憲法違反になります。

途中で撤退もありうると「政府答弁」

ではありましたが、戦闘中にそんなことが

できるはずがありません。

それこそ、敵前逃亡で軍法会議ものです。

現地の米軍の指揮官が許可するはずがありません。

 

 ところで、

今日考えるべきことは

これほど、核兵器保有国が増え、

通常兵器にしてもその破壊力はこれまでと比較して

くらべものにならないくらいになっている時代に

まともな戦争を考えることは

まったくの愚か者のすることだということでしょう。

 

 ② 周辺事態法による現実とは

本気で戦争をしようと思えば

自国を廃墟にし、

国民の大半を死に追いやる覚悟が求められます。

本気でどの国もその覚悟があるのでしょうか?

 

 ③ 経済関係における現実

国際的な経済関係から現実を見た場合も、

日中、米中に経済的しがらみは

もはや戦争に突入することを志向することは

気が狂っているとしか言いようがないほどの現状です。

いずれの場合も30%以上をお互いに負っているからです。

 

野田聖子の「南シナ海は日本に関係ない」発言は正しい!「中国からシーレーンを守れ」の煽りに騙されるな!

 cf.「米中が南シナ海で一触即発」は本当なのか?高野孟が読み解く

 

あえて

それでも雌雄を決するということは

自殺行為としか言いようがありません。

 

 

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