もとニャリの日々コレゆるゆる

長州藩在住の猫野三毛左衛門もとニャリがゆるゆると参る

我が馬廻りの士へ 殿より

2014年02月23日 | 日記
 一筆啓上
 本年度の戦の戦果を確認いたした。
 近来まれに見る戦功をたてられた由、まことに祝着至極である。
 なにより、貴殿らがおのれの意志をつらぬき、厳しき日々を乗り越えて行かれたことが嬉しい。
 まずは、お疲れ様でござった。
 よしんば、おのれの望み通りにはならなんだとしても、我らの旅は夜の旅である。誰が正しい道をたどっているかは、夜が明けるまではわからぬもの。早々に腐るでないぞ。八百万の神は、それぞれにちゃんとふさわしい道を用意してくれておるものじゃ。人の浅知恵で決めつけ嘆くのは愚かというものである。
 さて、4月からは新しい生活が始まる者も多かろう。
 心と体の健康に気をつけて、良き仲間をつくりなされ。
 励まれよ。貴殿らは防長青年中の第一峰であると信じる。
 方々の健勝と健康を祈念しておる。
 さようならば、御免。

 
 
 

歴史三昧と「山口お宝展」

2014年02月16日 | イベント
 かたがた、花粉の飛ぶ春が近づいてきた。
 ワシは目の縁がかゆいわ。

 さて、本日は殿と散歩をかねて、山口県立博物館の「厚東(ことう)氏の興亡展」(150円)と、



山口菜香亭の「企画展 山口における高杉晋作」(100円)を見に行って参った。


 厚東氏は室町時代の長門国守護で建武の新政・南北朝の戦乱にかかわった豪族じゃな。現在の山口県宇部市の 霜降山に城を構えておった。霜降り山には黄金伝説があるでのう。
 ただし、そののち大内氏・毛利氏に防長の権力が移るにあたって史料が散逸し、詳しい功績がようわからんようになっちょったんじゃ。
 それを今年、山口県地方史学会が厚東氏関連の文書を集めた本を出したで、ちょこっと注目されはじめた。

 高杉晋作さんは、四ヶ月ほど山口市に住んでおったで、今回はそのときの足跡をパネル展示した企画じゃ。
 菜香亭(さいこうてい)は井上馨殿が名付けたもと料亭で、明治大正昭和の政治家のご用達しじゃったで、大広間には山県有朋・伊藤博文・木戸孝允・山田顕義から佐藤栄作・岸信介・安倍晋三まで、歴代の政治家の扁額がずらーっとかかっちょる。
 大正ロマン風の建物じゃで、着物でも召してゆかれたらよろしかろう。

 さて、3月1日から4月6日までは、「山口お宝展」じゃ。
 毎年、春に普段は見られん文化財が見られたり、イベントがあったり、公演があったり、寺や神社でコンサートがあったりする。このたびは、一の坂川沿いの地区がメインじゃ。つまり、大内殿の居住地跡周辺じゃな。現在の大殿・後河原・大手町・県庁(元山口政事堂)前の滝町あたりじゃ。

 以下のHPにもすこしばかりイベントのことがのっちょる。

 http://ojilobby.sblo.jp/category/1417758-1.html

 ちゃっちゃと、まとめサイトを作ればええのにのう。
 山口県民の宣伝下手じゃ。まったく。

 大内御膳もこの期間だけやっちょるで、湯田温泉の旅館で注文されるがえかろう。

 気候がようなったら、おいでなされませ。

 さようならば、御免。

鴻雪園の白玉あんみつじゃ

2014年02月09日 | グルメ
 かたがた…さぶい…。
 雪じゃ。
 積もっちょる。

 しかし、殿は「さぶい時こそ、アイスじゃろう」と、鴻雪園なるお茶の小売店にご出陣あそばして、抹茶ソフト入りの白玉あんみつを食しておられた。
 お元気なことじゃ。
 「さすが、お茶の専門店だけあって、茶の香りがいかいよろしかった」そうじゃ。
 わしは、温敷物(ほっとかーぺっと)の上から動きとうない。

 かたがたも、お風邪にはお気をつけなされよ。

 さようならば、御免。

ひぃさ、お会いせなんだ

2014年02月02日 | 日記
 かたがた、いかがおすごしか。
 なにやら春を思わせる、ぬくさであることよ。

 さて、ほこほこと散歩しちょったら、ひぃさお会いせなんだカズサノスケ殿にお会いいたした。
 少々丸うになられたかのう。
 お元気そうでよいことじゃ。
 相変わらず、正面の顔は撮らせてくださらなんだ。

 さようならば、御免。