自然農あさゆふ通信

谷沿いの小さな集落に移り住んで14年。
山と川に囲まれた田畑や自給生活の様子など、自然農のある暮らしを綴ります。

川口由一さんの田植え 2016年6月18日(2)後編

2016年07月25日 | 川口由一さんの田畑

2016年6月18日(土)、奈良県の

川口由一さんの田植えレポート、後編です。

 

朝の5:00に集合して、休憩を挟みながら作業をしました。

12:00頃から、順番にお昼休憩に入り、

小屋でお弁当の後は、お昼寝をしました。

15:00頃から起きだして、また田んぼへ。

 

暑い夏には、朝早くと、夕方に作業をして、

一番暑いお昼の時間帯には、お昼寝をして体を休めるのだと、

川口さんは、いつも教えてくださっています。

 

独り立ちしたばかりの、お米の苗たち。

草の中に、一本一本まっすぐに立っている姿が、ご覧いただけますでしょうか?

 

今年、川口さんの田んぼで植え付けられた品種は、7種類です。

うるち米が、トヨサト(中生)、アケボノ(晩生)、トウカイアサヒ(晩生)、タイの香り米(中生)。

もち米が、赤米(早生)、黒米(早生)、緑米(晩生)。

 

今年、川口さんの田んぼでは、

苗と苗の間を、ゆったり広く植えました。

 

 条間(すじま)は、すべて50センチ。

株間(かぶま)は、早生種(赤米・黒米)は、40センチ。

中生種(トヨサト・タイの香り米)と、晩生種(アケボノ・トウカイアサヒ・緑米)は、50センチ。

 

※条間(すじま) : 作物を植え付ける時、その列を条(すじ)と呼ぶ。条間は条と条の間隔のこと。

※株間(かぶま) : 条の一株ごとの間隔を、株間と呼ぶ。

 

苗と苗の間隔が広いということは、

植える本数が少ないということで、

どんどん作業が進み・・・夕方早くに終了しました!

 

今年の田植えは、川口さんとお手伝いの方々、合わせて10人で行いました。

作業はとても楽しくて、本当に勉強になりました。

教えていただいたこと、体験したこと、

少しでも多くの方にお届けできたらと思います。

 

苗の量は、丁度だった品種もあり、

余った品種もあり・・・。

 

今年、植え付けた面積は、約6.5畝(せ)です。

1畝(せ) = 10分の1反 = 100平方メートル = 30坪 = 1アール

 

苗は、極々小さいものだけ、2本一緒に植え付けましたが、

ほとんどが1本植えです。

 

豊かな大地の恵みを受けいだき、

すくすくと、元気一杯に育ってくれますように・・・!



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