ただ、ひたすら地球のために。
藤宮博也が「ウルトラマンアグル」になった理由。
主役は「ウルトラマンガイア」高山我夢だが、「ガイア」の名に相応しい思考回路を持ったのは藤宮くんの方だった。
高山我夢の人間に対する考え方は、「ウルトラマンガイア」というシリーズそのもの。争いの解決は殺し合いでなくて科学の力(など)で。工夫するばなんとかなる。努力はギリギリまで。その考え方は嫌いではない、寧ろ好ましい。
だが藤宮くんは違う。もともと、地球をよくする科学的な研究をしていた。そして真実を見た。人間が地球を壊してしまうと。
その結論に反論の余地はないのだ。テレビを見ている方も彼の考えを真っ向から反論できない。だから自ずと孤独になる。
ギリギリまでがんばる我夢。
だか本当に地球を愛していれば、地球があげている悲鳴が聞こえないはずはない。現に、藤宮には聞こえている。
印象に残っているセリフがある。
「なぜオレたちを兵器として扱わないのか」
最終回近く、我夢とともに戦うようになった藤宮がコマンダーに吐くセリフ。ここには彼が見ていた現実がある。
本当のドラマを越えた現実まで彼は見ているのかと思った。
地球のために。
もちろん、コマンダーたちは兵器とは思っていない。
そんな人間達がすむ地球なら、藤宮もやっていけると思えたのだろう。
藤宮博也が「ウルトラマンアグル」になった理由。
主役は「ウルトラマンガイア」高山我夢だが、「ガイア」の名に相応しい思考回路を持ったのは藤宮くんの方だった。
高山我夢の人間に対する考え方は、「ウルトラマンガイア」というシリーズそのもの。争いの解決は殺し合いでなくて科学の力(など)で。工夫するばなんとかなる。努力はギリギリまで。その考え方は嫌いではない、寧ろ好ましい。
だが藤宮くんは違う。もともと、地球をよくする科学的な研究をしていた。そして真実を見た。人間が地球を壊してしまうと。
その結論に反論の余地はないのだ。テレビを見ている方も彼の考えを真っ向から反論できない。だから自ずと孤独になる。
ギリギリまでがんばる我夢。
だか本当に地球を愛していれば、地球があげている悲鳴が聞こえないはずはない。現に、藤宮には聞こえている。
印象に残っているセリフがある。
「なぜオレたちを兵器として扱わないのか」
最終回近く、我夢とともに戦うようになった藤宮がコマンダーに吐くセリフ。ここには彼が見ていた現実がある。
本当のドラマを越えた現実まで彼は見ているのかと思った。
地球のために。
もちろん、コマンダーたちは兵器とは思っていない。
そんな人間達がすむ地球なら、藤宮もやっていけると思えたのだろう。