せんなり工房

さがしものはなんですか?

藤宮博也、地球のためのウルトラマン

2004-05-31 01:57:38 | ●pick up!キャラ
ただ、ひたすら地球のために。
藤宮博也が「ウルトラマンアグル」になった理由。
主役は「ウルトラマンガイア」高山我夢だが、「ガイア」の名に相応しい思考回路を持ったのは藤宮くんの方だった。

高山我夢の人間に対する考え方は、「ウルトラマンガイア」というシリーズそのもの。争いの解決は殺し合いでなくて科学の力(など)で。工夫するばなんとかなる。努力はギリギリまで。その考え方は嫌いではない、寧ろ好ましい。

だが藤宮くんは違う。もともと、地球をよくする科学的な研究をしていた。そして真実を見た。人間が地球を壊してしまうと。
その結論に反論の余地はないのだ。テレビを見ている方も彼の考えを真っ向から反論できない。だから自ずと孤独になる。

ギリギリまでがんばる我夢。
だか本当に地球を愛していれば、地球があげている悲鳴が聞こえないはずはない。現に、藤宮には聞こえている。

印象に残っているセリフがある。
「なぜオレたちを兵器として扱わないのか」
最終回近く、我夢とともに戦うようになった藤宮がコマンダーに吐くセリフ。ここには彼が見ていた現実がある。

本当のドラマを越えた現実まで彼は見ているのかと思った。
地球のために。

もちろん、コマンダーたちは兵器とは思っていない。
そんな人間達がすむ地球なら、藤宮もやっていけると思えたのだろう。

カチンカチンの『笑い飯』

2004-05-26 02:29:00 | ●笑う門への誘い
ああびっくりした。DoCoMoko 関西の情報誌で『笑い飯』のお二人がインタビューされてた。ダブルボケ、ダブルツッコミで今年の「M-1グランプリ」優勝候補と目される方。ありえない遺跡調査に、ありえない機関車トーマス、さぞかしありえない世界が渦巻いているのかと思いきや。

爆弾発言はありませんでした。有名になって何が変わったと聞かれ、西田幸治くんいわく哲夫くんは「サングラスをかけるようになったこと」逆に哲夫くんいわく「肌質が変わったこと」そんなもん。

けどきっとその先に『笑い飯』の世界があるのでしょう。
「サングラス」「肌質」から広がる『笑い飯』ワールド。もしかしたらインタビューはもっと長かったかもしれず、おもろくないとこだけ書かれたかも知れないです。

でも正直な話、有名になって欲しくないコンビかも。

必殺仕事人の収支決算

2004-05-24 00:52:56 | ●コダワリの感想文
必殺仕事人。中村主水がほとんどメインキャラクターと化した異質の時代劇。池波正太郎大先生の仕掛人シリーズが原点かと思われるが推測に過ぎないです。もう、そんなことはどうでもよくて、はやく本題に行く。

本題に入るまえに。
そう言えばは「ハングマン」ってあったよねー。林隆三、黒沢年男、名高達郎、でもって夏樹陽子!

やっと本題に入ります。
仕事人が仕事を請け負うシーンでは、鮎川いずみさんによってお金が分配されます。で、大体が一両小判。一人、一両。このお金の値打ちを現代に置きかえてみると、一万円、って話がある。だがどうだろう。お金の値打ちってのは、所得層によって感じ方が違う。当時の長屋とかに住んでいる人にとって一両小判って拝めるもんでもなかっただろう。そう、拝めない金額。そうなると一両は現代の百万円ではなかろうか、という気持ちになってくる。

するとどうだろう。
仕事人たちはあのペースで百万円もらってる。だったら今頃大金持ちなのである。仕事なんかしなくてもいいし、主水さんは家の女達に大きな顔ができるはずなのである。だが、彼らは仕事を辞めない。時に非常に少ないお金で仕事を請け負ったりする。

仕事とは。
好きでないと出来ないものと言えば説明がつく。だがそれよりも百万円単位の金を稼いだところで、彼らは使えないのである。使ったら。怪しまれるのではないか。一介の飾り職人がいきなり大金持ちっぽくいい着物着たりして。
「最近、秀さん、金回りいいみたい」
ってもし、彼が捕まってワイドショーのりに近所の証言がそないな感じだったらかなり笑える話である。

くるくる、怒濤のくるくるシアター

2004-05-17 00:50:14 | ●笑う門への誘い
ロリポップ♪ロリポップ♪ロリロリポップ♪。ワケのワカラン歌である。読売テレビ『怒濤のくるくるシアター』。この番組からから出た俳優さんと言えば田口浩正さん。趣味は社交ダンス、東京乾電池第1期研究生。んなことはおいといて。

『怒濤のくるくるシアター』である。
「死ね死ね団」である。桂小枝でございます~である。
でもって千原兄弟がぶっとんでる。山田花子が爆発する。古田新太、羽野晶記(はのぴゃー)トコロ狭しと関西小劇団パワー炸裂する。おもしろいもんはおもしろい。なめくぢ、登場。

関西の深夜放送には黄金時代がある。
甦れとも思う。だが、あのへんの笑いはおそらくライブが一番おもしろいのだろう。

声も歌も松本梨香さんで

2004-05-16 23:24:42 | ●声優つれづれ
松本梨香さん。露出も多い。なんせ、所属はサンミュージック。水木一郎さんとも一緒にお仕事。

松本梨香さん。なんせ「ポケモンゲットだぜ。」世界のポケモンだが、声だけは逆、吹き替えとなる、英語でポケモンゲットだぜ。

松本梨香さん。洋画吹き替えでは、この方は声質よりも歌えるってことがキーワードとなる。なんのことかっていうと、役柄でこの方の仕事かどうか検討がついてしまうのである。
例えば『リトル・ヴォイス』それから、「ダンサーインザダーク』、歌う役柄は一手に引き受けてるのか。

レニー・ゼルウィガー、リース・ウィザースプーン、ドリュー・バリモアの声が定番か。ドリューはまさしくはまり役である。

外画出演作品一覧・松本梨香

秘密にしてね、ときめきトゥナイト♪♪

2004-05-12 22:58:31 | ●オモシロイ漫画ダケ
江藤蘭世は、狼女のお母さんと吸血鬼のお父さんの混血。人間界では、ボクシングバカ、真壁俊に恋してる!

と月刊誌「りぼん」に連載された池野恋原作の漫画。たしかアニメにまでなったはず。圧倒的人気のランゼ編から発展して、主人公は市橋なるみ、ランゼの子供の真壁愛良と発展してゆく一大大河ドラマ。現在は「ときめきミッドナイト」なるものになっているとか。

なにわともあれこのお話、どんなに展開しても人気は江藤蘭世編にある。明るく元気で行動力はある。でも平凡な女の子、だがいざとなれば思わぬ強気の発言でみんなをぐいぐい引っ張ってゆく。

やっぱ、そういう女の子なんだよね。
共感できる範囲って。

しかも秘密がある。実は人間じゃない、なんて。
読者は人間だけど、読者の女の子は男の子に恋をしている。ランゼが真壁くんに恋したように。実は真壁くん、魔界の王子様だし。

少女漫画の王道!

母の如く、日暮かごめの推定年齢。

2004-05-11 20:59:35 | ●pick up!キャラ
アニメのキャラクターが年相応に見えないのはよくある話である。「テニスの王子様」しかり。どこが中学生やねん、とツッコミたくなる方も多いだろう。それと対応しているわけではないが、「犬夜叉」主人公日暮かごめも女子中学生である。

彼女の場合、見えないこともない。現代に戻ってきて友達と騒ぐ姿や、自分の部屋で「これでいいのかなあ」などと悶々とする姿などはまさに中学生のような気がする。見た目も、高橋留美子キャラなのでダイナマイトバディだが可愛らしく中学生という設定もどうにか合格点にある。

だがなんといっても彼女の性格。
あの強引なタイムスリップに順応したのはヒロインだから仕方ないとして、なんだかんだと戦国の仲間のために一人一人の好みを把握して食料やおやつを用意するところなんて、まさに子だくさんの母のようではないか。しかも、いざとなったときの判断力。全ての大きな買い物の主導権は、一家の主婦が握っているといっても過言がないのである。そのことを考えれば彼女の精神年齢はもう中学生の域を遥かに超えている。

あの犬夜叉の相手をしているのである。母のようなおおらかな心がなければとてもじゃないが勤まらない。

犬夜叉official web

心優しきはコックのサンジ

2004-05-10 23:06:46 | ●pick up!キャラ
料理は愛情である。
愛情がなければどんな美味な料理も味気ない。愛情があればチープな素材もデリシャスな料理に早変わりする。

何も「ワンピース」におけるエロコック、サンジは料理論をぶちかましたりはしていない。だが、この男はいつも限りなく優しい。

例えば番組におけるゲストキャラが歯を食いしばり我慢しているとする。ゾロやウソップは、なんで我慢しているのか検討もつかない、或いはイライラして怒りだすだろう。ルフィはそう、その本能で全てを悟り、道を探す。ナミさんは場合によっては理解するが彼女の範疇じゃなければ全然わからない。だが、サンジは違う。女だけかと思いきや、男性に対してもその思いを汲み取ったりする。ルフィのように、道を示したりはしないが、相手を理解しようとするのだ。

愛情は理解することが始まる。相手の好み、相手の状態。さじ加減は相手によって微妙に変える必要がある。どんな料理も、相手の口に合わなければ愉しんでもらえない。

サンジの料理は一級品だ。あっと言う間に料理は仕上がる。洗い物も厭わない。愛があるからできること。

大河ドラマ、未来の主役候補論

2004-05-09 21:52:52 | ●疑似プロデューサー
2004年は香取慎吾、2005年は滝沢秀明の大河ドラマ。市川新之助、和泉元彌で失敗して、今度は2年連続ジャニーズ勢が占める。ついでながら2006年はスペシャル大河ということで『坂の上の雲』が決定してるとのこと。脚本は野沢尚氏。『眠れる森』『波線のマリス』の方。原作は司馬遼太郎氏。

さてさて大河の主役だが、個人的にこれから大本命なのは江口洋介氏ではないかと思っている。何、本命過ぎる?まそれはいいとして、女性の本命は松島菜々氏だろうが、子育て真っ最中、なかなか難しいだろう。

おもしろいのは窪塚洋介氏。異色の大河に。安藤正信氏で本格的戦国ロマン。福山雅治氏で、昭和史。思い切って旬の内に妻夫木聡氏のご登場。青春ものをやれるうちに。
女性陣では山口智子氏を押したいが、この際、藤原紀香氏はどうだろう。彼女には男性俳優の相手役は似合わない。この際、松坂慶子氏なみの壮大な物語を期待したいものだ。しかしだな、大河ドラマ主役女優ってイマイチ不遇。何故だろう。

しかしながら各地で大河ドラマ誘致運動が盛り上がっているようだ。2007年の勝者はどの都道府県になるだろう?

胸をはって「スタートレック」!

2004-05-08 13:03:15 | ●コダワリの感想文
「スパイ大作戦」「宇宙大作戦」というセットになった邦題ネーミングがイケなかった。「スバイ」の方は「ミッション・インポッシブル」となりトム・クルーズがやってきて大メジャー街道をひた走ることになる。だが、「スタートレック」ときたら、せっかくの映画も最初からケチがついてしまっていた。

あの「スターウォーズ」第1作と同時公開。

しかもあの1作目は小難しいのだ。人間のことを炭素体を呼ぶことや「ビジャー」が「ボイジャー」だった話、なんとも緻密なしっかりとしたSFの要素たっぷりだが、似たような名前のアクション超大作SFを前にしたら、年老いたウィリアム・シャトナーさんがヒーローでは興行的に勝ち目は少ない。

勝ち目なんかなかってもいいじゃないか、とも思う。だが、日の目があたらないとどうも、悲しいことになる。それは何かっていいうと。

「スタトレ」スキ!って言いにくいのだ。
なにせ、私はイチ映画ファン。そりゃあ、あの映画を劇場で全部観ております。おもしろくないのもおもしろいのも含めて。ビデオで2回、テレビも含めたら複数回みたものだってあります。それでも、その程度なわけでして。

なんか愚痴になってしまいました。一応、自己紹介的にカークの時代もスキですが、時にスキなのはピカードもの、ジェインウェイものです。ペコ。(←一礼のつもり)